酒蔵から海外へ日本酒を直接出荷する！海外小口空輸配送支援サービス

• 地域産品のブランディングには小口配送が必要

同社はブランディング支援事業者として2008年に創業。地域産品のストーリーづくりや海外での商談会に参加するなど、海外販路開拓活動の支援を行ってきました。2018年に酒販免許を取得し、地域産品の代表格である日本産酒類事業に参画し、日本産酒類の取扱量を増やし世界のアルコールブランドとして醸成させるために必要なことを課題化するため、酒蔵、商社、バイヤー、インポーター、飲食店などに徹底してヒヤリングを実施してきました。

購入事業者は小口でテスト販売したい。酒蔵は小口でもいいから新しい市場を開拓したい。しかし、配送事業者は小口配送に対応していないことが多い。同社はこのギャップに注目し小口空輸配送サービスを開始しました。

• 自社開発の小口空輸配送専用の梱包箱

日本産酒類はガラス容器のため破損リスクがあります。そこで資材メーカーと協議を重ね、試作品を作り、テスト配送を行う中で、段ボールを利用した小口空輸配送専用の梱包箱を開発しました。2019年より利用を開始し、これまで世界50カ国への日本酒配送を行ってきましたが、常温配送において1本も破損は発生していません。

• 世界50カ国への日本酒の配送条件を調査

空輸配送には、日本郵便配送サービスやクーリエと呼ばれる国際宅配便を利用します。アルコール商品の配送には配送事業者ごとの利用規約があり、仕向国ごとに異なる制度があります。例えば、ある国に日本酒を配送する場合、EMSは不可ですが小包は可能だったり、容量や本数によって通関での取り扱いが違ったり、同じ仕向国であってもある国際宅配便は不可ですが他は可能であったりします。

同社は該当商品を「日本酒」に絞り、日本酒を配送するにあたっての条件を調査してきました。その数は50カ国になります。

• 国税庁 / JETRO / サケコンペションへの小口空輸配送実績

小口空輸配送専用の梱包箱や小口空輸配送ノウハウは、同社が運営する日本産酒類ECサイトの商品配送に利用するだけでなく、Japanpage:Deliveryとして国税庁やJETROが主催する海外商談会や海外で開催されるサケ・コンペティション、海外現地レストラン関係者やソムリエを招待したペアリングイベント、海外現地レストランへの納品などで小口空輸配送を行ってきました。

• 酒蔵から直接出荷を支援する新サービス

海外市場での日本酒需要の高まりから増加傾向にあるサンプル輸送、海外レストランやインポーターへのテスト販売用の小ロット配送、船便のスケジュールでは間に合わないため緊急性のある小口空輸配送、酒蔵見学に訪れる訪日外国人が購入するお土産の海外配送など、「小口空輸配送」が必要とされるシーンが増えてきました。

従来の方法では、酒蔵から当社指定住所に配送し出荷となります。この場合、当社への配送費用は必要経費になり購入者の負担になります。そこで小口空輸配送専用の梱包箱や小口空輸配送ノウハウを提供し、酒蔵から直接出荷することで購入者の負担を軽減することを目指す海外小口空輸配送支援サービスを開始します。

この海外小口空輸配送支援サービスは会員サービスとして以下の内容を提供します。

1. 当社が開発した小口空輸配送専用の梱包箱（12本用 / 3本用）や専用のプチプチを販売します。

2. 小口空輸配送の個別質問に回答します。

3. クーリエ配送を要する業務の裏方としてサポートします。

※料金は税込です。

※内容や料金は変更する可能性があります。ご了承ください。

※「12本用 / 3本用キット」は「ケース」「天底パット」「仕切り板」から構成されます。12本用の箱サイズ：45 / 50 / 55 cm、3本用の箱サイズ：45 / 50 / 20 cmです。

※プチプチはオーダーメイドの平袋仕様で、口幅 30 / 深さ 60 cmです。

※個別質問への回答は可能な範囲となります。

本サービスの詳細や申し込みは同社のフォームからお問い合わせください。

https://x.gd/2QDRo

• 手荷物で現地に持参する梱包箱として利用

海外で開催されるイベントにおいてサンプル商品を要し日本から担当者が現地イベントに参加する場合、同社では小口空輸配送専用の梱包箱を預け入れ手荷物として利用する提案をしています。12本入箱（3辺150cm以下）に720mlを12本入れた場合、総重量は約20kgのため、預け入れ手荷物としてチェックインが可能なサイズと重量です。

この梱包箱を利用することで「サンプル商品を詰めた後、空港で受け取り預け入れ手荷物としてチェックインで預ける。海外現地ではタクシーで運搬でき、イベント会場まで持ち運びできる」ため、新たな運搬方法として期待されます。すでにアメリカへの実証は行っておりスムーズに運搬できました。

• 3月14日、21日、28日にオンライン説明会&質問会を開催

本サービスのオンライン説明会を以下のスケジュールで開催します。また説明会後は小口空輸配送全般の質問会も開催します。

スケジュール&申し込み方法：

3月14日（木）15:00 – 15:30 説明会、15:30 – 15:45 質問会

https://x.gd/yNtMy

3月21日（木）15:00 – 15:30 説明会、15:30 – 15:45 質問会

https://x.gd/5D5Vf

3月28日（木）15:00 – 15:30 説明会、15:30 – 15:45 質問会

https://x.gd/tgSKG

参加枠：1回あたり40名　

*参加枠を超えた場合は受付終了になります。

参加対象：酒蔵、酒類企画事業者、行政関係者、メディア関係者等

【企業データ】

会社名：アイディーテンジャパン株式会社（https://id10.jp/）

住所：東京都目黒区上目黒1-5-10 中目黒マンション405

設立：2008年10月

代表：澤田且成

事業内容：1) 小容量アルミ缶日本酒商品化事業、2) 日本産酒類販売促進事業、3) 日本産酒類小口空輸配送支援事業、4) タイアップ / コラボレーション事業、等