「コカ・コーラ ボトラーズジャパン 水源の森えびの」が環境省「自然共生サイト」に認定

森林整備を通じた生物多様性保全を推進し、「30by30目標」達成に貢献

コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社のプレスリリース

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 最高経営責任者:カリン・ドラガン、以下 当社)は、本日2024年3月18日、当社えびの工場の水源域で森林保全契約を締結している「コカ・コーラ ボトラーズジャパン 水源の森えびの」が「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として環境省により令和5年度後期の「自然共生サイト」に正式認定されましたのでお知らせします。

当社は、全17工場の周辺流域において、自治体・森林組合などと協定を締結し、各工場の水源域となる森林を「コカ・コーラボトラーズジャパン水源の森」と名付け水資源保全活動を推進しています。このたび「自然共生サイト」として認定された
「コカ・コーラボトラーズジャパン水源の森 えびの」は、当社えびの工場(宮崎県)の水源域に位置する約203ヘクタールの里山で、2014年に当社と宮崎県、麓共有林、西諸地区森林組合の4者で森林保全協定を締結し、水源涵養(※)活動を行っています。203ヘクタールの里山には、サワガニ、ヌマガエル等の両生類や、トビ、アオバト、イトトンボなどの生息が確認されており、当社は水源涵養地の山林としての保全を通じて、こうした多様性に富んだ生物の保全に貢献しています。 
※森林保全などを通じて、製品に使用した水量を自然に還元する取り組み。

環境省は、2030年までの生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」の実現に向けて陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする「30by30目標」を掲げています。「ネイチャーポジティブ」の実現に向けた取り組みの一つとして、環境省は令和5年度より、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定する取り組みを開始しました。「自然共生サイト」に認定された区域(保護地域との重複を除く)は、今後、「OECM」(注1)として国際データベースに登録される予定です。

当社は、「30by30目標」達成に向けた取り組みを推進する有志の企業・自治体・団体により発足した「生物多様性のための30by30アライアンス」に2023年より参画しています。森林整備を通じた生物多様性の保全により、「30by30」達成への貢献してまいります。

「コカ・コーラボトラーズジャパン水源の森 えびの」について
山頂標高612メートルから、標高313メートルの山麓までの標高差をもち、サイトの面積は、203.23ヘクタールを有する里山山林。
コカ・コーラ ボトラーズジャパン えびの工場の水源域のひとつでもあることから、2014年より保全協定を締結し、年間を通じた保全活動への支援を行うことで、水源涵養林として高い機能を持つ森林に育つとともに、竹林整備や獣害被害防止対策を施すことで、市の特産品であるタケノコの収穫を地元民が継続できる環境を保っています。春には、地域住民や企業の社員・家族が参加し、タケノコ収穫体験や森の散策など、里山を体験できる取り組みも継続しています。

コカ・コーラ ボトラーズジャパン 水源の森えびの(東側上空より)

(注1)OECM
Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域

※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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