サッポロホールディングス株式会社のプレスリリース
「カートカン」という選択が拡大中!気軽に飲んでエコ活動
「ソーシャルプロダクツ・アワード」はエコやオーガニック、フェアトレードなど人や地球にやさしい商品・サービスを社会性と商品性の両面を評価する日本ではじめての表彰制度です。自由テーマ※1で受賞した「Green Pack Water」は、紙容器カートカンを採用した水で、国内の森林保全につながる間伐材由来の紙素材を使用している点が評価され受賞に至りました。
カートカンは、当社の前身であるポッカコーポレーションが業界に先駆けて1996年より採用している紙製の飲料容器で、間伐材を含む国産材を30%以上使用しています。商品を通じて日本の森林育成を応援できるほか、売上の一部が森林の整備にあてられており、飲むことで気軽にエコ活動ができます。
近年、海洋プラスチックごみの問題など地球環境への課題意識の高まりから、自治体や企業をはじめ多くのお客様がカートカン商品に関心を持たれ、当社お客様相談室への問い合わせ件数が2021年から2023年で約2倍となるなど、環境に配慮した商品を選びたい方は増加しています。
紙容器カートカンを採用した水の商品化は、紙特有の風味が移りやすい等の技術的な課題がありましたが、「Green Pack Water」は水のおいしさを損なわないよう検証を重ねて2022年3月に発売に至りました。さらに品質維持の確認が取れたことから、2023年5月22日より賞味期間を従来の12ヶ月から25ヶ月に延長し、食品ロス削減への取組を評価いただいたことで販売数量は前年比3桁増と好調に推移しています。※2
当社はこれからもカートカンの普及を推進することで、持続可能な社会の実現に向けて、環境保全活動に貢献していきます。
※1…年度テーマと自由テーマの2テーマがあります。
自由テーマは、生活者が「持続可能な社会」づくりに参加できるソーシャルプロダクツが対象です。
※2…当社実績より( 2023年累計実績/2022年累計実績比<函数ベース>)
<審査員コメント(一部編集抜粋)>
生活者にとって身近で必要性の高い飲料プロダクトの中でも、脱プラスチックに向けた行動の一歩につながっていく商品。
プラスチックや缶をただ紙に変更するだけではなく、国内の森林保全につながる間伐材由来のものを採用している点が優れている。
ペットボトル飲料以外の選択肢がまだ少ない中で、このような選択肢が増えていくことはとても重要なことである。
<授賞式>
当社 経営企画部 担当部長(サステナビリティ推進) 眞島
▼紙製飲料容器「カートカン」については以下をご参照ください。
https://www.pokkasapporo-fb.jp/cartocan/
<カートカン ラインナップ>
【左から】「Green Pack Water」「旨みまろやか緑茶」「レモネードはちみつ入り」
<ご参考>
▼サッポログループ容器包装ビジョン
https://www.sapporoholdings.jp/sustainability/environment/recycling/packaging/
▼当社も参加している「森を育む紙製飲料容器普及協議会」(通称:もりかみ協議会)の活動紹介