外食事業130億、冷凍餃子市場シェア3割超え両輪事業の軌跡と逆境に強い組織づくりの秘訣を明かす
株式会社イートアンドホールディングスのプレスリリース
■書籍情報
著者:
文野直樹(株式会社イートアンドホールディングス 代表取締役会長CEO)
陶山計介(一般社団法人ブランド戦略経営研究所 理事長)
出版社:幻冬舎
発売日:2024年3月4日
形態:単行本(ソフトカバー)・174ページ、
寸法:17.3 x 11 x 1 cm。電子書籍も販売
その他詳細:以下リンク先にてご確認いただけます。
当社は1969年に餃子専門店「大阪王将」を創業。その後、外食と食品の「両輪事業」を展開し、今年55周年を迎えます。本書の執筆は、この節目の年に、従業員に対し当社の歩みや経営戦略への理解を深めてもらおうとスタートした企画でしたが、一般の方々にも役立てていただける内容ではないかと考え、出版に至りました。
わずか5坪の町の中華屋にはじまり、現在では世界に450店舗以上を展開し、ラーメン専門店やベーカリーカフェなど新業態も含めた外食事業の売上高は130億円近くになりました。1993年には食品事業に参入し、主力の冷凍餃子は現在、冷凍餃子市場シェアの3割強を獲得しています。本書では両輪事業により、リーマンショックやコロナ禍、昨今の原材料高など、幾多の困難を乗り越えてきた軌跡、そして逆境に強い組織づくりの秘訣が明かされています。
経営者や管理職、起業を目指す方々、そして幅広い読者の皆様の一助になれば幸いです。
■著者紹介
文野直樹(ふみの なおき)/株式会社イートアンドホールディングス 代表取締役会長CEO
高校1年のときから店長代理として大阪王将の現場で働く。1985年、25歳で父の跡を継ぎ社長に就任。以降、大阪王将を全国チェーンに発展させただけでなく、冷凍食品事業へ参入。食品と外食の両輪を活かしたビジネスモデルで、ヒット商品を創出し続ける「食のライフプランニングカンパニー」を目指す。
株式会社イートアンドホールディングスHP:https://www.eat-and.jp/
陶山計介(すやま けいすけ)/一般社団法人ブランド戦略経営研究所 理事長、関西大学名誉教授
日本におけるブランド研究のパイオニアであり、第一人者。京都大学博士(経済学)。日本商業学会元会長。専門はブランド・マーケティング論。主著に『マーケティング戦略と需給斉合』(中央経済社)、『インターナルブランディング』(共著、中央経済社)など。
■目次
[序 章] 開業数は多いが倒産数はさらに多い 飲食業界の厳しい現実
[第1章] 町の中華屋から一大チェーンへ 地域を「超える」経営
[第2章] 〝ガリバー〟が君臨する冷凍食品業界への参入 事業領域を「超える」経営
[第3章] 後発だからこそ生み出せたヒット商品の数々と新たな業態 既成概念を「超える」経営
[第4章] 危機に直面しても乗り越えていく 逆境を「超える」経営
[第5章] 競争から抜け出し唯一無二のポジションへ これまでの大阪王将を「超える」経営
[第6章] 「超え続ける」ことで100年企業への道が見えてくる
■本書の特長
当社はブランディング研究の第一人者である陶山計介氏から、約20年にわたってブランド戦略に関するアドバイスをいただいており、今回の出版にあたり、著者に加わっていただきました。執筆協力の伊藤佳代氏(社会保険労務士法人ソーケム代表社員)と共に、経営戦略論、ブランド戦略論、マーケティング戦略論、人材戦略論の観点から、「超える」経営コラムも執筆いただきました。起業した事業が継続し成長するための多くのヒントが含まれたビジネス書です。
「超える」経営コラム1 ファミリービジネスを「超える」フランチャイズ・システムによる事業展開
「超える」経営コラム2 「両利きの経営」を先行して実践していた「両輪経営」
「超える」経営コラム3 後発企業として「消費者の『不』」にフォーカスした製品開発
「超える」経営コラム4 地域密着とものづくりに支えられたブランドポートフォリオで危機を「超える」
「超える」経営コラム5 「+&」の理念を徹底してイノベーション創出へ
「超える」経営コラム6 サステナビリティ社会に向けたインターナルブランディング