NPO法人聖母と、上智大学の公認学生団体Green Sophia、そして中央大学フェアトレード委員会(FACT)は、マラウイ産のコーヒーで、エシカル、フェアトレードのワークショップを開催しました。
特定非営利活動法人聖母のプレスリリース
今回のイベントを通して、10代、20代の学生が特に意識を高く、消費文化や行動に向き合い、国際理解に対して積極的であることも分かり、今後のイベントの展開も期待しています。
●機会実施の経緯
今回の企画は、NPO法人聖母代表の山田が上智大学出身で、学内の紀伊国屋書店でもコーヒーを取り扱っているなど様々な繋がりがあり、今回のコラボ企画にいたりました。
Green Sophiaとしては、エシカルやオーガニックへの認知度を上げ、まずは知ってもらうための第1歩に、そして次にコーヒーを買うときの参考になれば良いという思いがありました。
●第一回を終えて
Green Sophiaのメンバーによるプレゼンで、エシカルについての簡単なレクチャーをしました。そもそもエシカルとは何か、エシカル消費の具体的な行動例、認証マークの紹介などエシカルの基本的な知識をお伝えしました。
FACTのメンバーからはフェアトレードの説明を、せいぼじゃぱんのボランティアからはクイズの出題を行い、楽しみながら学ぶことができました。
ディスカッションタイムでは、普段飲むコーヒーやおすすめを紹介しあいながら、フェアトレードをどう広めていくかなどのテーマで盛り上がりました。
イベントの最後に、今後実践したいアクションを付箋に書いてもらいました。「商品を買う前に生産者のことに意識を向ける」「もっと調べたい」「フェアトレードを広めたい」などの意見が寄せられました。イベントに対するGreen Sophiaとしての思いを実現できたのではないかと感じています。
●今後の方針
テーマを少し変えて第2回、3回を企画しています。次回は、コーヒーのおいしい味わい方とチャリティへの関わり方といったアプローチで実施したいと検討しています。
また今回のマラウイコーヒーに限らず、ハイビスカスティーを活用したコラボの機会も設けたいと考えています。
●参加者の声
公平な貿易を行うフェアトレードによって調達されたコーヒーや、環境への負荷が少ない方法で育てられた エシカルなコーヒーを選ぶことは、社会問題の解決の一歩につながると改めてわかった。
また、今回、色々な活動団体の人とコミュニケーションを取れてとても楽しかった。
私もエシカルな商品を選んでいきたいと思った。例えば廃棄される予定の穀物でできたアクセサリーなどユニークなエシカル商品もあり、そのようなものを友人にプレゼントするなど、前向きな楽しむ気持ちも大切にしたい。
●NPO法人せいぼの大学、およびその他の学校との連帯の具体例
https://www.charity-coffee.jp/school
●上智大学公認学生団体、Green Sophia
https://www.instagram.com/greensophia_insta?igsh=aTE4bDdqcTdibWln&utm_source=qr
●中央大学フェアトレード委員会FACT
https://www.instagram.com/fact_fairtradechuo?igsh=dmd0NGFtdDJoN2ds&utm_source=qr
●その他 お問い合わせフォーム
https://www.seibojapan.or.jp/contact/
NPO法人せいぼ
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せいぼは、日本を拠点として給食支援プロジェクトを国際的に実施するNPOです。
私達は、世界中の貧困を改善するための架け橋になることを活動目的とし、学校給食プロジェクトを対象となっている現地の共同体と協力して実施しています。
学校給食は、教育、健康、男女平等の促進、食糧保障そして貧困削減など、多方面の利点があります。