大人の手は借りず、子どもたちだけで行う農業体験、加東市もち麦活用協議会が主催
株式会社マルヤナギ小倉屋のプレスリリース
蒸し豆・煮豆・佃煮メーカーの株式会社マルヤナギ小倉屋(神戸市東灘区:代表取締役社長 柳本勇治)が、兵庫県加東市(市長:岩根正)、JA みのり(加東市:代表理事組合長 神澤友重)、兵庫県北播磨県民局(加東市:局長 成田 徹一)、および加東市内のもち麦生産者と組織する「加東市もち麦活用協議会」は、協働で栽培しているもち麦の収穫期に合わせ、小学生を対象にもち麦の収穫、脱穀ともち麦おにぎり作りを子どもたちだけで行う農業体験教室「もち麦体験教室」を2024年5月18日に開催致します。
加東市では、約100haでもち麦を栽培しており、この時期には収穫間近の黄金色のもち麦畑が広がります。このイベントは、地域の特産品を実際に収穫し、食べることで、子どもたちに地域産品を身近に感じてもらいたいとの思いから実施しているものです。
● 「もち麦体験教室」開催概要
イベント名称:もち麦体験教室(主催:加東市もち麦活用協議会、共催:みのりJA女性会)
開催日時 :2024年5月18日(土)9時半~13時半 ※雨天時、収穫体験は中止
体験内容 :もち麦勉強会、もち麦畑でのもち麦収穫、もち麦の脱穀、もち麦おにぎり作り(試食)
集合場所 :JAみのり滝野支店(加東市上滝野2426)
参加費 :500円 ※当日徴収
募集人数 :25人(小学校または義務教育学校1~6年生)
※子供のみの参加に限る ※応募者多数の場合は抽選
募集締切 :2024年4月19日(金)必着
申込方法 :参加申込書に内容をご記入のうえ、加東市もち麦活用協議会事務局(加東市役所農政課)まで、持参、郵送、FAX、メールのいずれかにてお申込みください。
【参加申込書、申し込み方法URL】
● 加東市で栽培しているもち麦・キラリモチについて
キラリモチはもち性大麦の品種名で、もっちりプチプチした食感と、従来のうるち性大麦と比較し食物繊維を多く含むことが特長です。また、炊飯後褐変しないことから、従来品種より見た目が大幅に改善され、麦特有のにおいも少なく食味に優れています。
加東市をはじめとする北播磨で栽培されたキラリモチ」は、2023年8月、「北播磨のもち麦キラリモチ」として兵庫県が認める「ひょうご農畜水産物ブランド戦略策定品目」に追加され、もち麦の品質向上とブランド認知拡大に取り組んでいます。
● 加東市でのもち麦を通じた取り組み
・JAみのりと加東市でのもち麦栽培について
加東市に本拠を置くJA みのりの協力を得て 、2017 年秋からもち麦栽培が始まりました。 2020年には、加東市内の作付け面積は約100haに増え、2021年には西脇市、多可町に栽培地を拡大。現在では、全体で約160haでのもち麦栽培を行っています。元々水稲の栽培が主な土地でしたが、コメの裏作としてシロガネコムギを作っているところがありました。しかしシロガネコムギを裏作で作る際のデメリットは、収穫時期と田植え時期が重なることであったため、収穫がシロガネコムギより2週間早いもち麦の栽培は生産者の大きなメリットとなり、もち麦の栽培が一気に拡がりました。また、水稲と二毛作ができることから、収入がプラスオンになることも、生産者のメリットとなっています。
・加東市とマルヤナギの連携協定締結(2019年7月22日)
JAみのりとの協働による加東市内でのもち麦栽培の進展を受け、マルヤナギは加東市産もち麦の特産品化、もち麦を活用した町づくりの推進等への協力を加東市へ申し入れ、加東市もそれを歓迎するかたちで「SDGsを踏まえた地域活性・市民の健康増進・農業振興等の連携協定」を締結する運びとなりました。
さらに加東市、JAみのり、兵庫県北播磨県民局、マルヤナギ、生産者で「加東市もち麦活用協議会」を立ち上げ、もち麦栽培の振興と特産品化、商品化、市民の健康づくりサポートなど、様々な形で地域を盛り上げています。
【マルヤナギもち麦スペシャルサイト】https://www.maruyanagi.co.jp/mochimugi/
● 株式会社マルヤナギ小倉屋について
「伝統食材の素晴らしさを次の世代へ」をメインテーマに、長年取り扱ってきた昆布、豆、もち麦などの穀類、野菜などの伝統食材が持っている健康価値やおいしさを生かした新しい食の提案に取り組み、次の世代にしっかりと伝えてゆきたいと考えています。
【会社概要】
社名:株式会社マルヤナギ小倉屋
本社所在地:神戸市東灘区御影塚町4丁目9番21号
代表取締役社長:柳本 勇治
事業内容: 蒸し豆・佃煮・煮豆の製造・販売
創業: 1951年12月26日