日本発・真空特許技術の世界展開を強化
株式会社インターホールディングスのプレスリリース
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資金調達の目的
今回の資金調達により、真空特許技術のライセンス及び製品販売を行うshin-ku事業では、これまで実証実験を重ねてきたプロダクトの社会実装化に向け、人材採用を強化し、事業成長スピードを加速させます。また、これまで注力してきた食領域のみならず、美容領域などさまざまシーンでの真空活用を見据え、多業種との連携を進めます。さらに、“世界唯一の真空特許技術”を活用した“新プロダクト”のグローバル展開に向けて、海外展開への投資(インドでの生産拠点の拡大、世界で認知を広めるイベント出展など)をしていきます。
今後も、日本発のクライメートテック※スタートアップ企業として、あらゆるサプライチェーンが抱えるフードロス・GHG(温室効果ガス)・コスト削減などの課題解決支援を通じ、循環型社会の発展に寄与することを目指します。
※クライメートテック:世界界的な気候変動の問題解決のために、CO2排出量の削減・地球温暖化の影響への対策などを講じるための革新的なテクノロジー
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引受先
・Value Chain Innovation Fund投資事業有限責任組合(運営者:Spiral Innovation Partners株式会社)
・株式会社iSGS インベストメントワークス
・FIRST DOMINO株式会社
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各投資家からのコメント
Value Chain Innovation Fund投資事業有限責任組合
Spiral Innovation Partners株式会社 General Partner 岡 洋(おか ひろし)氏
この度インターホールディングス社にご出資させて頂くことになり、大変嬉しく思っております。真空技術のスタートアップだと初めて知った方は、もしかしたら既に円熟味を帯びた技術なのではと思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん産業界や様々な生活シーンで見かけることも少なくないのですが、インターホールディングス社の真空技術は、容易に超高真空状態を実現する独自技術により、従来技術では及ばなかった新しい領域でも利用できる点が特徴になっています。しかもそれがフードロス削減、物流における積載率向上、容器の軽量化に伴うGHG排出量削減など、インパクトの大きい社会課題の解決に利用可能な優れた真空技術だということが、ご出資の決め手となりました。また、成井さんには女性のエンパワーメントを体現する起業家として、次世代の女性起業家の道しるべとなるようなご活躍を期待したいと思っていますし、われわれもご支援をさせて頂きます。フード領域を中心としたクライメートテックスタートアップとして躍進していくべく、日々精進して参りますので、是非ともインターホールディングス社を応援して頂けると嬉しいです。
株式会社iSGSインベストメントワークス
代表取締役 代表パートナー 佐藤 真希子(さとう まきこ)氏
この度、日本が世界に誇れる技術で、社会課題を解決で世界を変えることができる可能性を持ったインターホールディングスに出資をさせて頂きました。我々と成井さんとの出会いは1号ファンドから彼女が立ち上げた、創業まもない会社に出資をさせて頂いたことにはじまります。短期間で上場会社へ会社を売却されたのち、子会社社長として経営経験を積まれたあと、2回目の挑戦で選んだ事業が「真空」という技術ドリブンな点にはとても驚きましたが、色々な事業アイディアがある中で、真空の可能性をイキイキと語られていた姿を今でも強烈に覚えております。そして何よりも2回目の挑戦にも、我々を最初に選んでいただいたことが何よりも嬉しいです。人間は酸素があるから生きられるわけですが、酸素があることで酸化し様々な弊害が生まれてきています。インターホールディングスの技術であれば、食品や液体などを空気に触れないまま、味や香り、色や風味を損ねずに今まで以上の長期間保存を実現できます。一見、真空技術は地道な技術に見えるかもしれません。しかし、真空にしたら世界が変わるものって世の中には沢山あるのです。技術がすごいのはもちろんですが、ビジネスを新しく生み出すクリエイティブ能力や創造力を期待しています。我々のファンドは、未来世代のために持続可能な社会課題の解決を、技術(テクノロジー)とITで実現していけば、課題先進国である日本がこの領域で世界をリードできると考えています。そういう意味でもグローバルで課題解決に挑戦するインターホールディングスを日本一丸となって応援いただけたら嬉しいです。
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代表メッセージ
この度の資金調達で多くの投資家様からご支援を頂き、本当に感謝しております。私たちのテクノロジーが世界を変えると信じ、様々な知見を持った投資家様からアドバイスをいただける環境でビジネスができることにやりがいを感じております。我々インターホールディングスの使命は、環境価値と経済価値が両立する、持続可能な世界を創ることです。どんなに革新的なテクノロジーでも、世界に実装されるかはビジネスのアイデア次第です。私たちはそれを仕掛ける存在でありたいと挑戦を続けています。
私たちは、まず自分たちが持続可能な世界を創る具体的な第一歩として、独自の真空特許技術で、食べ物の賞味期限を大幅に伸ばすことで、世界のフードロス問題を解決しています。輸出用の大型真空コンテナ、小売店用の真空サーバーと量り売り機、家庭用の真空パックの開発を通じて、日々コストとオペレーションの課題と向き合いながらも、サプライチェーン全体に新しい革新を起こしています。私たちの取り組みが多くの共感を呼び、現在たくさんの協力者が増えていることに日々感謝しています。
私はこの5月に出産し、母になりました。自分の子供たちの未来が、私たちが経験した緑の匂いや気持ちの良い風など今の環境で生き続けられるために私たち大人は何ができるのか日々考えています。私たちの小さな意思決定が、明日の未来を変えると信じてこれからも進み続けます。
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インターホールディングスについて
【新たなビジョンミッション】
以下の通り、ビション・ミッションを改訂しました。私たちは、環境価値と経済価値が両立する“Design Green Economy”を掲げ、あらゆる産業のSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)およびGX(グリーン・トランスフォーメーション)を推進すべく、shin-ku(真空)事業とSXパートナー事業の2領域で事業を展開しています。
・VISION
Design Green Economy(環境価値と経済価値が両立する社会を創る)
・MISSION
Empower sustainable future(持続可能な未来を共創する)
【事業内容】
①shin-ku事業
真空率99.5%を可能にする“超高真空特許技術”を活用した真空サプライチェーン事業です。特別な機器を必要とせず、簡単に超高真空状態を保てるため、一次生産から消費者の手に渡るまで、あらゆる場面で、フードロス・GHG(温室効果ガス)の課題解決を可能にします。また、当技術を活用することで食品の賞味期限を大幅に伸ばすことができ、お米は6カ月後も新米の状態を保つことが可能です。現在は日本酒の一升瓶に代わる代替容器として販売を拡大しております。また包装メーカーにライセンスを提供することで、酸化を防ぐ新容器の開発・販売もおこなっております。
②SXパートナー事業
サステナビリティ領域の新規事業開発支援から環境特化の専門部署立ち上げ支援、グリーン関連のPR/マーケティング、社員向けのGX基礎教育や制度構築まで幅広くサポートしています。
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インターホールディングス 会社概要
社名 : 株式会社インターホールディングス
URL : https://www.inter-hs.com/
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿3丁目42-13 1F
代表者 : 代表取締役社長CEO 成井 五久実(なるい・いくみ)
設立 : 2019年3月
資本金 : 1億6570万1380円(資本準備金除く)
事業内容: SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)パートナー事業
世界唯一の“真空特許技術”を活用するshin-ku事業