2024年5月8日から販売開始 販売場所:浜松市浜名区三ヶ日町の三ヶ日製菓
海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
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浜松市浜名区に伝わる民話をもとにしたアニメ「奥浜名湖の鵺伝説」とは?
今回制作されたアニメは、浜松市浜名区三ヶ日町にある4つの地名が、平家物語に登場する「鵺退治」の伝説に由来して、今でも地元に残されているという物語です。約860年ほど前の平安時代、京都御所の二条天皇が病にかかられました。頭が猿、胴体が狸、手足が虎、尾が蛇という「鵺」という怪鳥が気味の悪い声で鳴くとき、さらに病が重くなるといいます。そこで弓の名手である源頼政が鵺を退治しようと、空飛ぶ鵺に向かって矢を放ちます。さらに、家来で地元出身の猪の早太が刀で斬りつけてとどめを刺し、二条天皇の病が快復しました。斬られた鵺の体は4つに飛び散り、頭が落ちた場所が三ヶ日町の「鵺代(ぬえしろ)」、胴体が「胴崎(どうさき)」、尾が「尾奈(おな)」、羽が「羽平(はねひら)」と言い伝えられていて、今でも三ヶ日町の歴史ある地名となっています。
<奥浜名湖の鵺伝説>
浜松市浜名湖の海ノ民話アニメーション「奥浜名湖の鵺伝説」や民話のまちの観光情報は、こちらからご覧いただけます。
https://uminominwa.jp/animation/56/
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食べ方にこだわったコラボまんじゅうが完成しました。
<鵺伝説のストーリーが体験できる!鵺まんじゅうの食べ方>
①弓を使って、鵺を4ツに斬ります。
伝説では、弓の名手・源頼政が鵺を退治しようとに空中に弓を射ますが、鵺はしぶとくてまだ生きています。浜松市浜名区三ヶ日町には、弓を作る伝統工芸職人がいます。弦に使用している材料は弓の製作過程で余ったものを再利用しています。
②刀のつまようじを使って完全に4ツに斬って、おいしく食べます。
伝説では、源頼政の家来である、三ヶ日出身・猪の早太が、鵺にとどめを刺します。4つバラバラになった鵺の体は奥浜名湖に落下して、三ヶ日町内に鵺代、尾奈、胴崎、羽平という地名が今でも残っています。
<三ヶ日製菓(鵺まんじゅうの開発店舗)>
昭和17年、戦時中の物資不足に負けずに頑張ろうと、三ヶ日の製菓店8人が力を合わせてお店を作りました。当時砂糖や甘いものなど物資が不足していましたので、地域のためにと寄り集まって出来たお菓子屋さんが始まりです。地元に伝わる歴史を大切にして、三ヶ日ならではの食材を活用して、気軽に味わえるお菓子を作り続けている店舗です。
三ヶ日製菓公式サイト https://mikkabi-seika.com
<販売について>
日時 |
2024年5月8日~ |
販売場所 |
三ヶ日製菓 TEL:053-524-0018 定休日:月曜日(祝日の場合は営業) |
問い合わせ |
三ヶ日町観光協会 事務局長 田中規雄 TEL:053-524-1124 |
日本昔ばなし協会公式サイト https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCi0_5K6G1yYKYgBL9AFjeGQ
Twitter https://twitter.com/uminominwa
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 日本昔ばなし協会
URL:https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。