お中元にも最適、涼感たっぷりな果実を楽しむ水菓子
こたろう和のプレスリリース
▼キュベとは?
質の良いフルーツ果汁を贅沢に使い、特別なおいしさを味わえるきゅーぶ型のお菓子という特徴を持つことから
・立方体(cube)
・フランス語で特別を意味する(Cuvée)
・ワイン醸造のぶどうの搾汁を意味する(Cuvée)
この3つを元にキュベと名付けました。
▼常時10種類以上のラインナップ
こたろう和は四季や旬を大切にしています。春は苺や桜、夏はレモンや桃、秋にはいちじくやなにわの伝統野菜勝間南瓜(こつまなんきん)、冬には和栗やりんごなど、ラインナップを変えて常時10種類以上のキュベを展開。開業から約2年6ヶ月で100種以上のレシピを生み出してきました。
しかしながら着色料や香料などの添加物を使わずに、果実を楽しむ羊羹を作るのは容易なことではありません。果実に熱を加えると多くの場合、味や香りが消えたり色が黒く変化してしまうだけでなく、果実に含まれる酸により寒天の凝固作用が失われて固まらなくなるなど、実は多くの難題があるのです。今店頭に並んでいるキュベは、それらを一つ一つ解決していき、やっとの思いで完成した作品たちばかりです。
果実の魅力を引き出したもの、きゅんとする酸味のあるもの、ほっくり落ち着くもの、まるで洋菓子のように華やかなもの‥‥様々なテイストの作品をご用意しています。お店に来ていただく度にあなたのお好みに合うキュベがきっと見つかるはず。
▼夏の手土産やお中元におすすめのキュベ
▫メロンキュベ 税込650円
1年半の歳月をかけてようやく完成した作品です。というのも、製造工程に「加熱」が入ることでメロンの香りや味が消滅し、キュウリ味になってしまったことで長い間お蔵入りになっていました。ですが、試行錯誤の結果赤肉メロンの甘い香りと味わいが口の中に広がるのはもちろん、みずみずしくとろける食感までも再現。まさに《メロンよりメロンなキュベ》
▫オレンジキュベ 税込580円
なんと1個のキュベにオレンジ約半玉分もの果汁を使っています。1口食べれば、ほとばしるオレンジの果汁。自家製の白こしあんは何度も丁寧に裏ごしてなめらかにし、舌に乗せると体温でサッとほどける口当たりに仕上げました。熱を加えるとオレンジの香りが飛んでしまうので、いかにオレンジの水分をキュベに閉じ込めるかに苦労した作品です。
▫完熟キウイキュベ 税込600円
まるでやわらかく食べごろになった完熟キウイフルーツのあまい部分だけを食べているかのような、お菓子とは思えないほどのキウイ感。グリーンキウイは酸味が強く、寒天と非常に相性が悪いため固まりづらいのですがその壁を乗り越えたのも職人としての見せ所。種はあえて取り除かないことでよりキウイらしさを演出しました。
▫ギフトセット 税込3,300円~
季節によって種類は異なります
ネットショップでもお取り寄せ可能
▼こたろう和について
2021年9月 父と娘で営む「寿司と羊羹の専門店」として開店
2022年11月 髙島屋大阪店味百選にてお寿司販売が始まる
2023年2月 髙島屋大阪店銘菓百選にて羊羹販売が始まる
所在地 大阪府大阪市阿倍野区万代1-6-2
電話番号 070-8553-4503
代表者 野間 龍寛
羊羹製造担当 野間 のどか
メール sushi.dining.kotaro@gmail.com
Instagram https://www.instagram.com/kotaronodoka
ネットショップ https://kotaronodoka.stores.jp/
定休 月・火
▼私とようかんの出会い
2歳の時に福井のおばあちゃんの家で初めて食べた水ようかんに感動し、幼いながらに水ようかんの虜に。それを見ていた両親が当時小学生だった私の誕生日に、ケーキではなくバケツ水ようかん作ってくれたこともありました。
父が寿司職人として働く姿を見て、自然と自分も大好きな和菓子を作る人になりたいとう夢を持つようになりました。小学校の卒業文集で「将来は和菓子職人になります」と宣言し、既に和菓子の道に進む決心を固めていました。
高校卒業後は製菓学校で洋菓子・和菓子・製パンについて学び、いつかは自分の店を開きたいという新たな夢を抱くようになりました。そして22歳の時にその夢が現実になるチャンスが訪れます。
夢の和菓子屋を開くことになりましたが、祖父や父からの教えで、人と同じことをするなという教えを幼い頃から受けていたこともあり、誰も手をつけていない菓子を作りたいと当初から構想していました。
考えていく中で思い浮かんだのが、自分の原体験にもなっているようかん。
ただ、私はようかんが好きなのに世間ではあまり受け入れられていないことに気づきました。
多くの人がようかんと聞いてイメージするのは、ぼてっとして甘いだけの古いお菓子というイメージ。
そんなようかんをもっと軽やかなものにしたい。
誰もそこに手をつけていないなら自分がやろうと決意しました。
しかし、生クリームをつけたり、フルーツで飾ったり見た目で逃げるというのではなく、あくまでようかんの中に落とし込むことにこだわりたかったのです。
そこで果実をようかんに融合させることで、ようかんのイメージを軽やかなものに変えられるのではないかと考えました。それが結実したのが「キュベ」なのです。