【中国人留学生のお困りごと】DYDワーカーさんへのアンケート調査

この度、株式会社DYD(東京都千代田区/代表:太田富也)は、留学生スタッフィングサービス「DYDワークス」の中国人ワーカーさんに「日本でアルバイトする際に困ること」のアンケート調査を実施いたしました。

株式会社DYDのプレスリリース

日本で働く外国人材イメージ

【調査概要】

・調査期間:2024年2月28日〜4月3日

・回答者数:105名

 

Q.日本でアルバイトをする際に困ること(困ったこと)

※複数回答

日本でアルバイトをする際に困ること(困ったこと)
グラフ

上位3つは、

①日本語でのコミュニケーションが難しい(52.38%)

②学業とのバランスを取りにくい(33.33%)

③就労時間制限(19.05%)

となりました。

 

①はワーカーさん側の課題であり、かつ日本社会の課題ともいえます。欧米諸国のようなはっきりとした移民の流入がないため言語が異なる労働者を受け入れる前提の整えがなく、労働者側のみに日本語力の向上を期待するという状況になっています。

マニュアル等の整備・翻訳、動画などでのノンバーバル(非言語)なコミュニケーション、現場で活用ができる翻訳デバイスの開発・活用が期待されるところです。

 

②③は少し矛盾した回答結果となっています。

②はかつてのような出稼ぎ目的の留学ではなく日本での学位取得・キャリア形成を視野に入れた留学生の増加が伺える回答となっています。
一方③はもっと働く時間を増やしたいという要望です。

資格外活動許可が定める週あたり28時間で7時間×4日、5時間×5日などは就労可能なのですが、さらに多くのお金を稼ぎたい、稼ぐ必要があるという状況が一部の留学生にはあるようです。

 

④日本社会のルールに馴染みにくい(17.14%)

⑤外国人であることを理由に特別な対応を受ける(14.29%)

⑨年配者からの差別(4.76%)

日本社会への参加にはまだ少し難しさを感じる留学生がいる一方で、かつてのようなあからさまな差別は大幅に減少していることが読み解ける回答結果となりました。

 

日本の労働人口が大幅に減少していくなか、すでに日本にいる外国人材(在留外国人材)をいかに活用していくか、また日本社会の長期的な成長もしくは維持をしていくためには多くの外国人の方々に日本を好きになってもらう、親日家を増やしていくことが必要で、「仕事」というのは人と人とがしっかりと関われるとても良い機会だと考えます。

 

DYDは今後とも働きたい全ての人に、スタートラインを。そしてキャリアップへのステップを提供して参ります。

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