5月30日は「ゴミゼロの日」。株式会社ソムリエ×女子美術大学「ワインボトルをアートの力でリサイクル」

~捨てられるはずだったワインボトルをアートの力で生まれ変わらせる。若き芸術家たちのサステナビリティへの挑戦~

株式会社ソムリエのプレスリリース

ワインと食の総合ビジネスを営む〈株式会社ソムリエ〉は〈女子美術大学〉の学生とコラボし、普段は処分されてしまうワインボトルを作品として生まれ変わらせる『ワインボトルリサイクルプロジェクト』をスタートする運びとなりました。
株式会社ソムリエの直営の飲食店をはじめ、東京近辺の飲食店で出た廃棄予定の空瓶を使い、女子美術大学の学生たちが各々の作品に仕上げ、商品として展示・販売までを目指します。

ワインボトルリサイクルプロジェクトのスタートとして、作品作りに挑戦する女子美術大学芸術学部デザイン・工芸学科⼯芸専攻ガラス分野の学生12名に株式会社ソムリエ取締役古澤と江畑が「サステナビリティへの取り組み」についてと今回のワインボトルリサイクルプロジェクトへの思い、ワインについての基礎知識やワイングラスやコルクの豆知識など、普段あまり学生に馴染みのないワインを知ってもらう為の特別講義を実施いたしました。

まだワインについてよく知らない飲んだことがない、という学生が大半でしたが、特別講義を受けワインへの興味を深めながら、これからスタートする各々の創作へ繋げていく機会となりました。

講義の後は工房にて、学生たちが個々に選んだボトルの素材を実験した結果を発表。

ワインボトルを様々な部分でカットしたり、750度や900度で熱を加えた場合や粉々に砕いた場合など、加える熱の温度の違いや技法の違いで全く異なる物体に変化している実験結果を見て、ここからどんな作品になっていくのか、無限の可能性への期待と、廃棄するはずのボトルが生まれ変わる喜びが感じられました。

これから2ヵ月間、学生たちはリサイクルボトルで創作活動を行い、一人一人の作品に仕上げます。食器やインテリアなどの実用的なもの・アートピースなどの空間を彩るものなど展示を目的としたもの、大きさや模様など、用途もデザインも自由に考えていきます。完成した作品は、展示会での発表と一般の方々への販売を予定。収益は学生たちへの還元、NPO法人を通して障害者団体への寄付を予定しています。

【株式会社ソムリエ サステナビリティへの取り組み】

株式会社ソムリエでは、ワインの販売とサステナビリティを繋げる活動を行っています。

通常廃棄されてしまうコルク・ボトルのリサイクルや教育の場での活用など社会への貢献を目指し取り組んでいます。

◆コルクリサイクルプロジェクト◆

廃棄されるワインのコルクの再利用を推進しています。 使用済みのコルクは、お客様からのお持ち込みや店内で提供されたものを、回収させていただき、集まったコルクを様々な製品にアップサイクルし、リユースし、社会貢献活動に提供することも検討しています。

◆株式会社ソムリエと女子美術大学のコラボレーションについて◆

日本・アルゼンチン外交関係樹立「125周年記念ワイン」ラベルコンテスト

2023年の「日本とアルゼンチンの外交樹立125周年」を記念し、産学官連携プロジェクトとして、駐日アルゼンチン共和国大使館協賛のもと、女子美術大学・女子美術大学短期大学部(東京都杉並区、神奈川県相模原市 以下、女子美術大学)、アルゼンチンを代表するアートワイナリー「CLAROSCURO Bodega de Arte(クラロスクーロ ボデガ・デ・アルテ)」と協力し、外交樹立125周年記念ワインの開発と販売を開始する運びとなりました。同ワインのラベルを女子美術大学の在校生・卒業生により、 “No Border” をテーマとしたデザインコンテストを行い、最優秀作品は記念ワインのラベルに採用されることとなりました。

【ご協力】

学校法人女子美術大学
女子美術大学は、「女子美」の名で知られ、女性に対して高等教育機関における美術教育への門戸が開かれていなかった明治33年(1900年)に、「芸術による女性の自立」、「女性の社会的地位の向上」、「専門の技術家・美術教師の養成」を目指して、美術教育をおこなう学校として創立しました。以来、数多くの女性美術家、デザイナーやクリエイター等を輩出しています。

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