ほやほや学会(一般社団法人ピースボートセンターいしのまき)のプレスリリース
ブースでは「ほやの刺身」「ほやの天ぷら」そして未利用・未活用食材であるほやの殻を出汁として使った「ほや出汁」の試食を提供予定です。そのほか各社からほや商品を提案します。
様々なほやメニュー
【6社合同での「ほや」ブース出展の背景】
東日本大震災前には宮城県が全国生産量の約7割を占め、復興・振興の要となるはずだったほや。しかし、震災前にその約7割の消費を占めていた韓国が2013年より東北・関東8県からの水産物輸入を全面禁止。輸入禁止措置は現在まで続いています。売り先の約7割を失ったほやの新たな販路開拓が必要となっています。ほやは刺身での楽しみ方ももちろん、てんぷらやしゃぶしゃぶなど火を通すことによって広がる味の奥深さなど、食べた人が驚くポテンシャルを秘めています。
東北以外では認知度が低く、鮮度の落ちたほやを食べたことで悪いイメージを持つ方も少なくないほやの認知度を向上し、販路を広げていきたい。強い力を持つ食材であること、取扱い方、手軽に活用できる加工品の魅力、優れた栄養価を持つほやを実力ある新たな食材としてフードサービス、流通、商社のバイヤーの皆様にご提案します。
【出展のポイント】
1. ほや加工品の魅力
ほやは水揚げ後、殻つきのまま時間が経ってしまうと臭いのある成分を体内で作り出すとともに糞の臭いが身に移ってしまい、すぐに独特の風味がきつくなってしまいます。そのようなイメージが強いほやですが、水揚げ後出来るだけ早く内臓と糞を処理すると、水揚げ直後に近いさわやかな味が楽しめることはあまり知られていません。ほやほや学会事務局で実施した「20-30代女性100名」を対象に行った調査では、8割の方が「美味しかった。また食べたい」と回答。FOODEX JAPAN 2019でも、水揚げ後すぐに浜のそばの加工会社で加工したほやの加工品の試食を提供し、ほやの魅力を伝えます。
2. ほやのすぐれた栄養価など、知られざるほやの実力を発信
認知症予防に役立つ成分として最近注目を集めるプラズマローゲン。皮膚や骨、髪の毛などをつくる材料として必要な亜鉛。タウリンやグリコーゲン、脂肪の代謝に関与するビタミンB12など豊富な栄養を含むほや。知られざるほやの実力を伝えます。
3. 未活用・未利用素材である殻からとった出汁を提供
宮城県の一部地域では古くから、殻ごとぶつ切りにしたほやを出汁に使ったお雑煮が食べられています。今回はほやの殻で取った出汁を提供。ラーメン、ビスク、茶わん蒸しなどありとあらゆる食材のうま味出汁としてほや殻をご提案します。
殻つきほや
ほやの刺身
養殖のほや
■FOODEX JAPAN 2019概要
日時 : 2019年3月5日(火)~8日(金)
受付開始 : 10:00
会場 : 幕張メッセ 全館
ほやほや学会ブース「9ホール 9E84」
詳細および申し込み方法: 以下、プレス登録フォームにご登録ください
https://www.jma.or.jp/foodex/etc/press.html
【共同出展のほや加工会社と展示内容】
株式会社鮮冷 :鮮冷ほや刺身(CAS凍結加工)
有限会社マルセ秋山商店 :ほやの塩辛(冷凍)、出汁用ほや殻(冷凍)
株式会社ヤマナカ :辛子明太ほや(冷凍)、味付ほや(しそ風味)(冷凍)
株式会社三陸オーシャン :ほやむき身(冷凍)、三陸殻付ボイルほや
気仙沼水産資源活用研究会:海かおるホイスターソース(常温)、
気仙沼ホヤ醤油(常温)
本田水産株式会社 :美活ホヤ(殻つきほや)、ホヤの塩麹漬け
それぞれの加工会社の方が日替わりでブースに立ちます。
■団体概要
ほや販路拡大プロジェクトチーム
事務局: 一般社団法人ピースボートセンターいしのまき「ほやほや学会」
代表者: 代表理事 山元 崇央
所在地: 〒986-0822 宮城県石巻市中央2-5-7
設立 : 2016年3月1日
URL :・ほやほや学会
http://hoya-hoya.com/
・ピースボートセンターいしのまき
http://pbi.or.jp/
■ほやほや学会
ほやによる東北の振興をミッションに掲げ、漁師、加工会社、飲食店、研究者、ほやファンなどとともにほやの認知度向上と、消費拡大を目指すネットワークです。
【お問い合わせ先】
一般社団法人ピースボートセンターいしのまき「ほやほや学会」事務局
TEL:0225-25-5602