株式会社ASTINAのプレスリリース
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NEXs Tokyo -連携事業創出プログラム-について
NEXs Tokyo(Nexus Ecosystem Xs Tokyo)は、東京都が主催するスタートアップ支援プロジェクトです。地域や業界の垣根を越えた連携を促進し、更なる成長を目指すスタートアップに対して総合的なサポートを提供しています。
本プロジェクトでは、オンラインと物理的な拠点施設を活用し、新たな事業展開にチャレンジするスタートアップと支援パートナーとの出会いの場を創出。多様な交流機会の提供やマッチング支援を通じて、連携の幅を広げ、関係性を深めるコミュニティの構築を目指しています。
さらに、ベンチャーキャピタルやメディア、大企業といった事業拡大に欠かせないプレーヤーに加え、地方自治体や支援機関、大学、金融機関など、通常の事業環境では出会いにくい多様な組織との連携も進めています。
◆「JUMP」企業としてASTINAが採択
画像引用元:連携事業創出プログラム「NEXs Tokyo」
引用元URL:https://www.nexstokyo.metro.tokyo.lg.jp/program/collaborative
NEXs Tokyoでは、都内に拠点を置き、全国への事業展開を目指す「JUMP」企業と、都外に拠点を置き、首都圏での事業加速を目指す「DIVE」企業の2種類のスタートアップ会員を支援。成長・連携の場となる「コミュニティ」、全国での事業連携を生み出す「連携事業創出プログラム」、海外展開に関する知識やノウハウを提供する「海外展開支援プログラム」などが用意されています。
この度、都内に拠点を置くASTINAは、JUMP企業として採択となりました。今後は、さまざまな地域の企業や各種キープレイヤー企業との連携を図り、事業拡大することを狙いとしています。
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OKIKAE検査ボックス事業について
製品名:OKIKAE(オキカエ)検査ボックス
当製品は、生産ラインの検品作業を省人化する全自動式の異物除去装置です。AI技術によって異物を認識し、自動で除去を行います。これまで作業員の目視確認でないと捕捉できなかった同色異物にも対応。設置することで、作業効率の向上や人件費削減の効果が期待できます。
<水産物の検査>
<農産物の検査>
【検査対象】
◆水産物の例:煮干し/ちりめん/田作り/乾燥小エビ など
◆農産物の例:フリーズドライ類/スパイス類/豆類/カット野菜/きのこ類/冷食系 など
※お客様の現場によって、ハードウェアカスタムが必要な場合がございます。
◆プロダクトの開発背景
日本の食品製造業界は今、深刻な人手不足に直面しています。特に、生産ラインの検品作業は、高度な集中力と熟練の技能を要する工程ですが、ベテランの検査員の引退が相次ぎ、若年層の雇用も困難な状況です。
このままでは、食品の品質と安全性の維持が困難になり、国内の食品製造業界の衰退が危惧されます。私たちの食生活を支える大切な産業基盤が、崩壊の危機に瀕しています。
ASTINAは、この危機的状況を打開すべく、AI・ロボット技術を駆使した異物除去装置を開発しました。当装置は、AIによる高精度な異物検知と、ロボティクス技術を用いた迅速な異物除去により、従来は人の手で行っていた検品工程を省人化します。
当装置の導入により、食品製造工場は深刻な人手不足の問題を解消し、安定した生産体制を構築することが可能となります。ASTINAは、当装置の普及を通じて、日本の食品製造業界の発展に貢献してまいります。
<OKIKAE検査ボックスの製品ページはこちら>
https://www.astina.co/products/okikae-kensa-box
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NEXs Tokyoへの参加における事業戦略と今後の展望
画像引用元:連携事業創出プログラム「NEXs Tokyo」
引用元URL:https://www.nexstokyo.metro.tokyo.lg.jp/program/collaborative
当該プロダクトは、販売初年度で1億円以上の売上を創出し、以降も需要は着実に伸びています。対象の地場産業においても口コミ経由での導入実績もあり、地域経済に波及効果をもたらしています。しかしながら、こういったローカル企業との接点を創出するのは容易ではありません。
そこで今回、当社はNEXs Tokyoの「JUMPコース」に参加し、その名の通り東京から各地域に「飛び出し」、事業展開をする狙いとしています。NEXs Tokyoでは、ベンチャーキャピタル(VC)、メディア、大企業、地方自治体、支援機関、大学、金融機関との密な連携が可能です。
当ネットワークを活用した地場産業へのアクセス性向上や、業界トップ企業との実証実験よるプロダクトの信頼性向上および対応品目の拡大を図ります。これらの取り組みにより、食品という大きな市場に影響を与え、日本の食品産業の発展に貢献してまいります。
◆新規事業創出や業務提携に関するご相談
当社では、今回の食品向けプロダクト以外にも、IoT、AI、ロボットを活用した幅広いDX支援を行っています。製造現場のDXをはじめ、新製品開発や商業施設のDX推進などプロジェクトは多岐に渡ります。ソフトウェアとハードウェアの両面から事業開発をサポートできる点が強みとしてございます。
直近では、インバウンドでのお問い合わせや展示会などを通じて、様々な領域から当社の事業に対する高いニーズを伺っています。国内ではDXに対する課題が山積みである一方、大きなポテンシャルを有する市場となっております。
ASTINAでは、資本業務提携を通じた新規事業の開発支援や共同開発事業なども積極的に行っております。投資家の皆様や共同研究にご興味のある企業様からのご相談を幅広く受け付けております。当社は、皆様との協働を通じて、日本のDX推進と産業の明るい発展を望んでおります。
<お問い合わせフォーム>
https://www.astina.co/contact/
※営業目的のご連絡につきましてはご容赦ください。
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会社概要
社名:株式会社ASTINA
事業内容:
・産業DX分野のコンサルティング
・IoT製品の提供、デザイン、設計開発、試作、量産、運用
・AIソフトウェア/ロボット装置の開発・導入
所在地:〒130-0021 東京都墨田区緑3丁目17-8高島ビル
代表取締役:儀間 匠
Webサイト:https://www.astina.co
◆代表プロフィール
新日本製鐵株式会社にて生産設備の改良設計業務に従事後、IoT/ロボットのスタートアップのハードウェアチームリーダーとして活躍。2017年にロボット/AI/IoTデバイスの開発・製造に特化した企業・ASTINAを創業。IoTデバイスやAIを用いた自動化装置の開発・量産業務を請け負う。
◆OKIKAE検査ボックスに関わる過去リリース
・FOOMA JAPAN2024に食品のAI異物除去装置を出展いたします-農産物向け新AIモデルを初公開-
https://www.astina.co/news/9566/
・有限会社籠長本店様へのOKIKAE検査ボックスの導入が食料新聞で取り上げられました
https://www.astina.co/news/9247/
・当社製品「OKIKAE検査ボックス」が、水産経済新聞に取り上げられました
https://www.astina.co/news/7142/
・当社製品「OKIKAE検査ボックス」が、みなと新聞に取り上げられました
https://www.astina.co/news/5835/
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採用に関するお知らせ
近年はDX領域における開発の需要が高く、多方面からご相談をいただいております。
最先端テクノロジーを活用したチャレンジをしたい方や、産業を盛り上げていきたいという方は、お気軽にご連絡ください。ASTINAでは、共に働く仲間を積極的に募集しております。
◆採用ページ
https://www.astina.co/recruit
◆採用Techブログ
https://www.astina.co/lab
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広報対応に関するお問い合わせ先
本件の取り組みに関する取材については、以下にご連絡ください。
株式会社ASTINA 広報担当:大澤
電話:03-5846-9916 メールアドレス:info@astina.co
※本件に関するお問い合わせ以外の営業目的のご連絡につきましてはご容赦ください。