株式会社シンクロ・フードのプレスリリース
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本調査について
■調査概要
調査対象:飲食店ドットコム会員(飲食店経営者・運営者)
回答数:433
調査期間:2024年6月5日~2024年6月12日
調査方法:インターネット調査
■回答者について
本調査にご協力いただいた回答者のうち71.1%が1店舗のみを運営しております。また、回答者のうち東京にある飲食店の割合は49.9%(首都圏の飲食店の割合は65.3%)となっており、こうした背景が結果に影響していると推測されます。
また、回答者の業態及び店舗の立地は下記の通りです。
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調査結果について
■飲食店の86%が運営にあたり「天気予報」を意識
まず、飲食店運営にあたり「天気予報」を意識しているかについて聞いたところ、「とても意識している」(38.6%)、「やや意識している」(46.9%)と飲食店の85.6%が意識している結果となりました。
▼飲食店運営にあたり「天気予報」を意識しますか?(N=433)
次に、天気予報をどのくらい先の予報までチェックしているか聞いたところ、最も多かったのが「2-3日先まで」(39.3%)、続いて「1週間先まで」(36.3%)、「明日まで」(14.1%)、「当日のみ」(10.2%)という結果になりました。
飲食店の75.6%が店舗運営のために2,3日以上の天気予報をチェックしていることになります。
▼どのくらい先まで天気予報をチェックしていますか?(N=433)
■飲食店の47%が「天気予報」によって仕込みの量を調整
続いて、飲食店が「天気予報」を参考にどのような調整を行なっているかについて聞きました。
最も多かった回答は「仕込みの量」(46.7%)、次に「仕入れの量」(37.2%)、「人材配置」(21.7%)と続く結果になりました。
一方で、「特に何も調整しない」という回答も35.6%あり、特に対応しない飲食店も一定の割合で存在することがわかりました。
▼「天気予報」によって調整を行うことは?※複数回答(N=433)
■飲食店の73%が雨の日の来店数減少を実感
次に、雨の日は来店数に影響があるか聞いたところ、72.5%が「来店数が少ないと感じる」と回答。雨の日は飲食店に影響があることがわかりました。
▼雨の日は、来店数に影響がありますか?(N=433)
そこで、立地・業態別に、雨の日の来店数に差があるか調査したところ、立地では「商業施設内」が雨の影響少なく、来店数が多いと感じる割合が他の立地に比べて高いことがわかりました。
業態別では、「バー」が最も雨の日の来店数が少ないと感じており、「フランス料理」「懐石・会席料理」が30%台とあまり影響がないことがわかりました。
「フランス料理」「懐石・会席料理」はどちらも客単価が高く、予約して来店する傾向が高いことから、雨の影響が比較的少ないと推測されます。
■飲食店の27%が雨の日に売上UPの対策を実施するも、効果を感じたのはそのうちの32%
雨の日の来店客の減少に対して、売上UPのための対策をしているか聞いたところ、「実施している」と回答したのはわずか7.2%にとどまり、「実施した経験はあるが、今は継続していない」(19.2%)を合わせると、実施している(したことがある)飲食店は26.4%という結果になりました。
また、実施したことがあると回答した方に対し、実施した打ち手の効果があったか尋ねたところ、「効果があった」という回答は31.6%という結果に。「効果がなかった」(44.7%)、「わからない」(23.7%)という回答から、約7割は効果を感じていないことがわかりました。
雨の日の売り上げUPの打ち手を実施した方に、具体的な実施内容を聞いたところ、さまざまな回答が寄せられました。
<値引き>
・アルコールドリンク類の値引き。 (千葉県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
・雨の日割を実施 (東京都/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
・1ドリンクサービス券を駅前で手配り (大阪府/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
<SNSでの配信を強化>
・ゲリラクーポンをSNSで発信する (熊本県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
・雨の日は案内のインスタ画面提示で最初の1杯半額 (長野県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
・SNSの強化 希少ワインのグラス売り (神奈川県/フランス料理/1店舗)
・LINE@を利用して雨の日割引やサービス (神奈川県/専門料理/2店舗)
<目玉商品の提供>
・目玉商品を作り、特別価格での提供。 (東京都/バー/1店舗)
・雨の日はドリンクが大ジョッキ (神奈川県/カフェ/1店舗)
・グーグルビジネスで雨の日特別クーポンで飲み放題実施(普段は実施していない) (東京都/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
<ポイントUP>
・ポイント2倍 (東京都/バー/1店舗)
・雨割やスタンプ倍など (神奈川県/焼肉/3~5店舗)
<デリバリーやテイクアウト導入>
・天候の悪い日はデリバリーサービスの利用が増えるので、雨対策としても各種デリバリーサービスを導入している。 (大阪府/居酒屋・ダイニングバー/2店舗)
・テイクアウト用のメニューの設置。 (東京都/専門料理/3~5店舗)
・Uber Eatsを始めた。 (東京都/カフェ/2店舗)
最後に、梅雨時期に限らず、台風やゲリラ豪雨など悪天候に関する悩み事を聞いたところ、さまざまな回答が寄せられました。
<売上減少>
・売り上げの低下の対策 (岡山県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
・来客数が減る事が1番の悩み。 (千葉県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
・繁華街から歩くので客足の影響をモロに受ける (神奈川県/カフェ/1店舗)
<キャンセル対策>
・台風時のキャンセル処理、応対等 (兵庫県/和食/6~10店舗)
・天候によっての当日キャンセルに対してのキャンセル料の請求 (東京都/洋食/1店舗)
・予約制の店のため普段は雨で来客数が減るということはないが、台風のときはキャンセルがままある。そういうときは大体「台風だからお店側も大変なのでキャンセルします」とこちらを気遣う形でキャンセルされる。このように言われると規定のキャンセル料が貰い辛く難しい。 (東京都/和食/1店舗)
<交通機関>
・お客さまやスタッフの交通手段がストップする。 (兵庫県/居酒屋・ダイニングバー/2店舗)
・現在タクシー運転手の減少により、タクシーの手配が厳しい。 (広島県/鉄板焼き・お好み焼/1店舗)
<雨天時のお客様のマナー>
・バス停前の店舗なので雨宿りをされてしまい入口が塞がれることがある。 (京都府/鉄板焼き・お好み焼/1店舗)
・降雨時は店外に傘立て、傘袋を設置していますが、濡れたままの傘を店内に持ち込むお客様がおられ、床が濡れて滑りやすくなってしまうこと。 (兵庫県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
<食材管理>
・食材管理。 (東京都/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
・停電した時の食材ロス (沖縄県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
・食材の仕入れ状況 (東京都/鉄板焼き・お好み焼/1店舗)
<予報・ニュースによる影響>
・結果大したことのない時も事前にニュースで不要不急の外出は避けるよう報道される影響でキャンセルが発生したり迷惑している (東京都/イタリア料理/1店舗)
・実際より、報道が大袈裟すぎて消費者に警戒を抱かせている。 (東京都/居酒屋・ダイニングバー/31~50店舗)
・台風予報で予約が全てキャンセルになってしまう (奈良県/フランス料理/1店舗)
■調査結果の引用時のお願い
・クレジットに「飲食店ドットコム(株式会社シンクロ・フード)調べ」と明記ください。
・WEB上で引用いただく際には、「飲食店リサーチ」
(https://www.inshokuten.com/research/company/)へのリンク付与をお願いいたします。
■株式会社シンクロ・フードについて
当社は、”多様な飲食体験から生まれるしあわせを、日本中に、そして世界へと広げる”というビジョンのもと、飲食店経営・運営を支援するプラットフォーム「飲食店ドットコム」を運営しています。テクノロジーを最大限に活用し、飲食店の出店開業・運営に必要な「ヒト・モノ・情報・サービス」など多様な選択肢をシンプル・スピーディに提供していくことで、飲食業界の発展・関わる人のしあわせに貢献してまいります。
【本社】 東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号 恵比寿サウスワン3階
【代表者】 代表取締役 藤代 真一
【上場市場】 東京証券取引所プライム市場
【URL】 http://www.synchro-food.co.jp/
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本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
株式会社シンクロ・フード 広報 今西・大木
Mail:public-relations@synchro-food.co.jp
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