ミュージアムスイーツのコンテスト大賞作品の商品化決定、横浜開港資料館クラウドファンディングリターン商品にも追加
公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団のプレスリリース
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「“たまくすの木”ロイヤルミルクティーのミルフィーユ」
旧英国総領事館の建物、窓や外壁のイメージを表現したミルフィーユ。中にはイギリス文化を伝えるロイヤルミルクティを使用したカスタードクリーム。横浜開港の歴史を見守ってきたまくすの葉をイメージしたトッピングのチョコレートには、これからも生い茂らせてほしいという願いが込められています。
●発案者:佐々木彩織さん(日本大学)
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第1回 横浜開港資料館ミュージアムグッズデザインコンテスト 概要
横浜開港資料館は令和5年7月に、横浜市指定文化財である旧英国総領事館付属棟をミュージアムショップ・カフェ・コンシェルジュの複合機能もつ施設 「PORTER’S LODGE」 としてリニューアルオープンしました。
このミュージアムグッズデザインコンテストでは、国内外からお越しいただくお客様に、横浜開港の歴史や英国文化を伝える施設のミュージアムグッズ・スイーツとして長く親しまれるデザインをひろく募集しました。
令和5年10月から12月まで募集した結果、横浜市内在住・在学の学生の皆様から合計247件のご応募をいただきました。
審査員による審査の結果、個性あふれる作品の中からライフスタイルグッズ部門・ミュージアムスイーツ部門2つの部門で大賞を各1作品、審査員賞各3作品を決定しました。
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横浜開港資料館 クラウドファンディング 実施概要
本年は安政元年(1854)にペリーが横浜に上陸し、日米和親条約が締結されてから170年の記念の年です。
ペリー上陸を見守り、慶応2年(1866)の火災と関東大震災という二度の大きな災害から復活した当館中庭にある「たまくすの木(横浜市地域史跡)」周辺について、バリアフリーデッキを整備します。
段差解消や狭い通路の改善を図り、誰もが憩える空間にするため、地域循環型のクラウドファンディングを実施中です。
名 称:横浜開港の歴史を未来につなげる「たまくすの木」に憩うバリアフリーデッキを作りたい!
期 間:令和6年(2024)5月21日(火)~7月19日(金)
目 標:500万円(ALL or Nothing) ※目標に達しない場合、事業は実施しません。
プラットフォーム:READYFOR ※実施期間・名称等は変更の可能性があります。
主なリターン:開港資料館オリジナルグッズ・横浜モンテローザ 「横浜バウムクーヘン 玉楠の木・
チョコレートパイ」セットほか、近隣事業者が提供する商品やサービス
URL:https://readyfor.jp/projects/tamakusu
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ミルフィーユの開発協力 ―株式会社三陽物産―
・代表取締役社長 山本博士 (神奈川県横浜市中区長者町9-155)
・昭和37年7月創業
・横浜市内で老舗洋菓子店「横浜モンテローザ」を経営し、昨年は横浜駅構内にロイヤルエクスプレスとコラボした「ロイヤルカフェ 横浜モンテローザ」も開店。「お菓子を通じて横浜の歴史・文化を継承する」を企業スローガンに、「宮川香山 眞葛ミュージアム」の運営や、戦前の西洋館「山手133番館」の取得・保全など、 持続可能な歴史まちづくりにも積極的に取り組んでいます。
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株式会社三陽物産と横浜開港資料館
横浜開港資料館を運営する公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団は、管理運営する各施設において、所蔵・管理する歴史資料を通じた「横浜の歴史文化」に関する普及啓発を行い、市民のふるさと意識の醸成、市民文化の発展に寄与することを目指し、令和6年1月31日に、この目的に賛同し当財団と連携した取り組みを推進している株式会社三陽物産と、連携を強化する協定書を締結しました。
同社からはこれまでに、山本博士代表取締役社長が取得され、約160年ぶりにイギリスから横浜への里帰りとなった「フェリーチェ・ベアト撮影・ダグラス中尉旧蔵写真アルバム」をはじめ、数多くの歴史資料を横浜市に寄贈・寄託され、当財団が管理運営する各施設で保存・公開しています。