〜7月5日から東福寺塔頭光明院で開催される『。、展2024』にて先行販売開始〜
株式会社Entameのプレスリリース
工藝ブランド「QUTOTEN.」を運営する株式会社Entame(本社:東京都渋谷区 / 代表取締役:松崎 十士皇)は、株式会社TeaRoom(本社:東京都渋谷区 / 代表取締役:岩本 涼 )と共同開発した日本茶の販売を開始することをお知らせいたします。
今回開発したお茶は、京都の禅寺である東福寺塔頭光明院の住職・藤田慶水氏に監修いただいた日本禅茶『光明茶』の他、半発酵ほうじ茶の『碧龍茶(ビーロン茶)』、『和紅茶』の3種類となります。光明院にて、7月5日から7月7日の期間に「QUTOTEN.」が主催する企画展『。、展2024“七夕の光明”』にて、先行販売を開始することを決定いたしました。
・日本禅茶『光明茶』について
『光明茶』は、東福寺塔頭・光明院監修のもと、QUTOTEN.と株式会社TeaRoomが共同開発した日本禅茶です。
———仏教を体現する蓮の花
蓮が泥の中から美しい花を咲かせるように、煩悩という泥の中にあっても悟りの花を咲かせることができる、という教えがあります。(蓮華の五徳「淤泥不染の徳」より)
———色変えぬ松は、不変の象徴
禅語「松無古今色(松に古今の色無し)」では、今も昔も姿が変わることのない松のように、物事の道理とは時代を経ても不変であることを説いています。
これらからインスピレーションを得て、日本禅茶『光明茶』は考案されました。
浅蒸し煎茶をベースとし、原料には蓮と松の葉をブレンドしています。
ほのかに甘くまろやかな風味の蓮と、清々しいハーブのような松の葉が調和し、3つの原料の良さを最大限に引き出した逸品に仕上がりました。
急須で淹れるのはもちろん、水出し茶としてお飲みいただくのも大変おすすめです。
一般的なお茶とは一線を画す、さわやかなひとときをお過ごしください。
・半発酵ほうじ茶『碧龍茶(ビーロン茶)』について
烏龍茶(ウーロン茶)の語源は、「烏」のような黒と「龍」のようにうねった茶葉の形に由来しているそうです。
『碧龍茶(ビーロン茶)』は、お茶本来の色を残し、黒になりきらなかった美しい青緑色(碧)の茶葉から着想して、この名が付けられました。
烏龍茶の製法である「半発酵」と、ほうじ茶の製法である「釜炒り」を組み合わせた「半発酵ほうじ茶」です。
深く香ばしい焙煎の香りと、鮮やかなフルーティーさが共存する不思議な飲み心地をお愉しみください。
・『和紅茶』について
「身土不二(身と土は二つに在らず)」という言葉があるように、人間の身体と暮らす土地は一体のもの、という考え方があります。
つまり、日本人の身体には、日本でつくられたものが合っているのかもしれません。
『和紅茶』は、日本の茶葉を発酵させてつくられたお紅茶です。
華やかな風味のある外国の紅茶と比べて香りは控えめですが、渋みが少なく自然な甘みが広がります。
日本の水、日本の土、日本の風、日本の四季を想像しながら、
日本人の繊細な味覚がつくり出したやわらかなお紅茶の風味をご堪能ください。
・株式会社TeaRoomについて
2018年の創業より静岡県本山地域に日本茶工場を承継。サスティナブルな生産体制や茶業界の構造的課題に対して向き合うべく、2020年には農地所有適格法人の株式会社THE CRAFT FARMを設立。サプライチェーンの上流から販売までを一貫して担うことで、循環経済を意識した生産・日本茶の製法をもとにした嗜好品の開発及び販売・茶の湯関連の事業プロデュースなど、東京を中心に新しいお茶の需要創造を展開しています。
■ TeaRoom
ホームページ:https://tearoom.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/tearoom_japan/
X(旧Twitter):https://twitter.com/ryoiwamoto1997
・東福寺塔頭光明院について
室町初頭の1391年(明徳二年)、東福寺の塔頭として金山明昶によって創建される。
山門より入ってすぐの、前庭である雲嶺庭には勝負の守護神「摩利支尊天」が鎮座する。
「虹の苔寺」の異名をとり、苔と砂の見事な調和を見せる主庭、「波心庭」は、昭和の作庭家・重森三玲の手になる枯山水庭園で、東福寺方丈庭園とともに昭和十四年につくられた。
方丈庭とは趣を異にする平安式の州浜型庭園である波心庭は、寺号の光明にちなみ、大海を表す白砂に浮かぶ三尊石組を基点に、立石が斜線状に並ぶ。
その背後のサツキ、ツツジは大刈込としてダイナミックな雲紋を与えられ、さらに視線をあげれば茶亭「蘿月庵」の佇まいが目に入る。
禅語「無雲生嶺上 有月落波心」(雲ハ嶺上ニ生ズルコトナク、月ハ波心ニ落ツルコト有リ)を由来とする蘿月庵は、 昭和三十ニ年の建築。
窓、壁、障子に月のモチーフを抱き、波心の庭から眺めることで東の空に昇る月を愉しむ仕掛けになっている。
先の摩利支尊天はまた、月に乗る姿で描かれることもあるといい、寺号である光明から蘿月庵まで一貫した、精緻で巧みなしつらえが佳景と心の和みをもたらす。
煩悩をしりぞければ、月(仏心)が波に映る。
・企画展『。、展(くとうてん)2024“七夕の光明”』について
『。、展 2024』のタイトルは、“七夕の光明”
七夕からイメージされる「竹」をテーマにした 企画展を予定しております。光明院の「光明」という言葉から着想を受け、 提灯・和蝋燭の光を魅せる『夜の茶会』を企画。
夜間拝観を含めた、合計 3 日間に渡る展示になります。
場 所:東福寺塔頭光明院
主 催:QUTOTEN.
会 期:2024年7月5日(金)~7月7日(日)
時 刻:10:00~18:00
夜間拝観:5日・6日のみ
拝観料:500円(※1)
(※1)光明院への入場には拝観料が必要です。拝観料は変更が入る場合がございますので、予めご了承くださいませ。
【協力】
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株式会社 TeaRoom(お茶開発)
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株式会社 GREEN MONSTERS(塊根植物提供)
小嶋商店(提灯開発)
近藤 唯(空間監修)
田村将軍堂(和紙提供)
陶葊(陶磁器製作)
當間 ローズ(ドライ盆栽提供)
中村ローソク(和蝋燭)
平松春松園(盆栽監修)
宮島 將實(植木鉢コラボ)
KYOTO WALK(撮影)
Nina Fradet(作品提供)
Time & Space(アンビエントセッション)
TROVE(衣装製作)
※順不同
・特別夜間拝観『夜の茶会』について
『夜の茶会』は、「。、展 2024」の展示期間中に行われる特別イベントです。
イベントへの入場はチケット制となっており、QUTOTEN.の公式オンラインストアにてチケット販売中です。
『夜の茶会』の詳細は、QUTOTEN.公式オンラインストアにてご確認ください。
場 所:東福寺塔頭光明院
日 程:2024 年 7 月 6 日(土)
開門時刻:19:00~
開演時刻:20:00~
閉門時刻:21:30
入場資格:チケット制(後術参照)
演奏者:ジャパニーズギタリスト「渥美幸裕」、ヒューマンビートボクサー「SHOW-GO」
・特別夜間拝観
・アンビエントセッション(Live)
・和蝋燭演出
・ウェルカムドリンク
【コンセプト】
婉麗な趣を醸し出す、密やかなる『夜の茶会』
和蝋燭に揺らぐ枯山水の波紋、夏夜の溽暑を冷ます清々しい水出し茶、提灯から朧げに漏れる市松模様の光、闇を睨む盆栽、どこからか流れくる馨しい香り、じんわりと聴こえてくる虫の声とアンビエントセッション———
すべては、この瞬間を最大限に愉しむため。
過去と未来、あるいは日常を忘れて、心ゆくまで没頭できる一夜限りの京都の夏を。
【アンビエントセッション】
新月の夜、禅の空間で行われるアンビエントセッション。
ジャパニーズギタリストの渥美幸裕さんとヒューマンビートボクサーのSHOW-GOさんが音を紡ぎ出します。
主役は音(Sounds)ではなく、「時間と空間(Time & Space)」です。
夜の枯山水を眺めながらお茶を呑む、という独特な浮遊感のあるひととき。
風や水、お抹茶を点てる音、鳥や虫の啼き声、瞬きや呼吸。
すべてが環境への参加者として、自然と一体になる感覚をお楽しみください。
スピーカーを一切使わない生音演奏になります。
(※席によっては音が聴こえにくい場合がございます)
【松】席・【竹】席の方については、プレイヤーと同じ空間で光明院・藤田住職が点てるお抹茶をいただく特別な体験をお楽しみいただけます。
【梅】席の方には特定の席を確保しておりませんので、禁止区域を除くお好きな場所にお座りいただけます。
【ウェルカムドリンク】
本イベントはチケット制です。
チケットの購入者以外は入場できませんのでご理解くださいませ。
(チケットは夜間拝観料を含みます)
チケットは3種類となっており、購入は先着となります。
受付にて本人確認をしますので、個人間のチケット譲渡は致しかねます。
金額はすべて税込価格です。(※1)
■チケット【松】
・価格:税込12,500円
・定員:6名
・席:【松】席
・特典①:光明茶
・特典②:爾今 -JIKON- 黒釉 ◯△▢(※2)
・特典③:お抹茶体験(※3)
■チケット【竹】
・価格:税込10,000円
・定員:8名
・席:【竹】席
・特典①:碧龍茶 or 和紅茶(※4)
・特典②:爾今 -JIKON- 黒釉 ◯△▢(※2)
・特典③:お抹茶体験(※3)
■チケット【梅】
・価格:税込5,000円
・定員:60名
・席:【梅】席
・特典①:碧龍茶 or 和紅茶(※4)
※1
小学生以下のお子様は入場無料といたします。ただ、ご同伴の方のチケット購入が必須となります。
※2
「爾今 -JIKON- 黒釉 ◯△▢」東福寺塔頭光明院 住職 藤田慶水氏とのコラボレーション作品です。窯元の陶葊協力の元、QUTOTEN.の句点を表す「○」に、藤田住職が撥水剤で「△」「□」を描き、その部分の釉薬を飛ばす技法で作品を製作しております。
※3
お抹茶体験はステージ上で行い、演奏者と同じ空間でお茶を呑む特別な時間になります。顔が見えないくらいの薄暗い会場になりますが、撮影の対象内になりますので予めご了承くださいませ。もし撮影を許可いただけない場合でも、値引き・返金対応はできませんのでご注意ください。詳しい流れにつきましては、当日のLIVE前にご説明させていただきます。
※4
『碧龍茶』と『和紅茶』は、お好きな方をお選びいただけます。
・「QUTOTEN.」が目指している世界観
“生活における余白を生み出したい。”
句読点には、文章においてリズムや呼吸を生み出す役割があります。
同じように、陶磁器にも生活にゆとりを生み出す力があります。
現代社会の中で、生活の中に余白をつくることは簡単そうで実は難しい・・ほんのちょっとの一休みや息継ぎは、人々が生きていく中でとても重要なことであると考えています。
“日本文化特有の美意識や感覚を表す侘び寂びを表現していくブランドでありたい。”
「侘び」とはつつましく、質素なものにこそ趣があると感じる心のことです。その一方で「寂び」とは時間の経過によって表れる美しさを指します。
「QUTOTEN.」は、このような世界観の陶磁器を窯元や作家の方々と共同開発し、侘び寂びや禅の思想を取り入れたJAPANブランドとして国境を超え、まずはアジア圏から、そしてゆくゆくは世界から愛される唯一無二の工藝ブランドを目指し、展開してまいります。
・「QUTOTEN.」が大事にしている6つの哲学
QUTOTEN.では、6つの哲学をもとに、窯元や作家の方々と共同でプロダクトを製作しています。
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自然体である。
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美しく、機能的である。
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目立つのではなく、溶け込む。
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すべてを語らず、受け手に委ねる。
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無駄を取り入れてみる。
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まずは自分たちが楽しむ。
■ QUTOTEN.
オンラインショップ:https://qutoten.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/qutoten.jp/
Twitter:https://twitter.com/qutoten_jp
株式会社Entame
株式会社Entameは、企画✕ITの力でブランドメイキングするマーケティングカンパニーです。
【会社概要】
本社:東京都渋⾕区神泉町9番1号 Daiwa渋⾕神泉ビル9F
支店:京都府京都市下京区天神町396-4
設立:2021年4月9日
資本金:3,750,000円
代表者:代表取締役 松崎 十士皇
URL:https://en-tame.jp/
【本リリースに関するお問合せ先】
株式会社Entame
ブランドプロデューサー・松崎 十士皇
entame@qutoten.jp