創業1349年、和菓子老舗の塩瀬総本家が作る涼を感じる創作菓子「夏すがた」に本葛アイスフレーバーが新登場

株式会社塩瀬総本家は今夏より7月1日より「夏すがた」シリーズの本葛アイス、巨峰とパイナップルの2フレーバーを期間限定販売いたします。

株式会社塩瀬総本家のプレスリリース

数々の百貨店ギフトでも扱われ、涼しいそのたたずまいが評価される「夏すがた」。今年は新フレーバーとして本葛を使用した「本葛アイス」が仲間入りします。冷凍庫で凍らせてから食べると、本葛の滑らかな舌触りとぷるんとした弾力の新食感が味わえます。巨峰とパイナップルの2種類の「本葛アイス」、ひんやりとした甘さが広がる新食感のお菓子をどうぞお召し上がりください。

■商品情報

名称      : 「夏すがた 本葛アイス(巨峰、パイナップル)」

販売開始日 : 2024年7月1日(月) 夏季限定販売

取扱い場所 : 塩瀬オンラインショップ、築地本店、松屋銀座店、日本橋三越店、高島屋東京店、渋谷ヒカリエ店、大丸東京店、水戸京成店

URL          : https://www.shiose.co.jp/collections/otyugen

■「夏すがた」とは

夏の塩瀬のお菓子と言えば、「夏すがた」。

夏の風物詩をあしらった創作ゼリーと、果肉を入れたゼリー。さらに、塩瀬自慢の江戸前水ようかんを加えて。涼やかな贈り物となりました。実は手間暇かかるゼリーを自前で作る和菓子屋はいまや数が少ないのです。涼しげな金魚や青かえでは「こなし」と呼ばれる和菓子で職人が一つ一つ手作業で作ります。水に泳ぐ姿を再現する為、一度ゼリーを流し込み固めたあとに、もう一度ゼリーを流し込む徹底ぶりです。また、珍しいドーム型カップは中に浮かぶ様子が見やすいようにとの思いから。職人の技が光る逸品です。

夏すがたの新フレーバーである、「本葛アイス」は特徴的なカップに巨峰とパイナップルを入れた2種類をラインナップ。冷凍庫で凍らせて少し解凍してから食べると、本葛の滑らかな舌触りとぷるんとした弾力の新食感が味わえます。巨峰とパイナップルの2種類の「本葛アイス」、ひんやりとした甘さが広がる新食感のお菓子です。

■「本葛アイス」の特長

1.      本葛を使用し新食感を追求

夏にご要望の多かった「凍らせて食べるような涼し気な商品はないか」、というお客様の声にお応えすべく開発いたしました。従来の「夏すがた」では寒天を中心としたゼリーの為、冷凍して食べるような食べ方には適しておりませんでした。本葛と寒天を中心に配合した本葛アイスは、冷凍した際にもガチガチには凍らず、少し解凍した際にもちもちとした食感が味わえるよう工夫し、夏に最適な商品となりました。

2.      巨峰とパイナップル、甘くて爽やかな果実のフレーバー

人気の高い巨峰とパイナップルを使用し、社内試作コンテストでも上位となった2種類を商品化。一口食べると果汁の風味が口いっぱいに広がり、本葛の食感を引き出すフレーバーです。新しい夏すがたを是非お召し上がりください。

        

3.      特徴的なドーム型のカップ

塩瀬の夏すがたは中身がよく見えるように作られた珍しいドーム型のカップを使用しています。商品をお手に取られ、箱を開けた際に様々な色とりどりのゼリーが美しく映えるように工夫しています。本葛アイスも他ラインナップと並べた際に映える色をピックアップして開発しました。

■「本葛アイス」開発のエピソード

近年、和菓子業界では「葛バー」という新しい和菓子が誕生し、今では全国的に春から夏にかけて販売されるようになりました。最大の特徴はアイスと違い、主な材料がくず粉でできているため、解凍しても溶けて液状になりにくいのが特徴です。凍らせてアイスのように、半解凍でシャリっとした食感に、冷やして解凍させればゼリーのような食感になりヘルシーでカラフルな見た目と面白い食べ方が楽しめます。

 塩瀬の夏すがた本葛アイスは一般的な棒に刺した形状ではなく、より上品な特徴的なドーム型のカップに入っており、日持ちなどの機能性も向上。凍った状態でもガチガチにならないように試行錯誤を何回も繰り返し誕生しました。おすすめのお召し上がり方は少し解凍した頃です。是非、熱い夏に新しく不思議なお菓子「本葛アイス」はいかがでしょうか。

■塩瀬総本家について

塩瀬初代の林浄因(りんじょういん)は中国で有名な詩人林和靖(りんなせい)の子孫で、京都建仁寺35世龍山徳見(りゅうざんとっけん)の中国留学帰国に伴い 1349年に中国より来日しました。中国では肉の入った饅頭づくりが得意だった浄因は肉が食べられない僧侶の為に小豆を甘葛煎(あまづらせん)という植物から抽出した甘味で煮詰め、日本で初めて甘い小豆餡と、餡が入った饅頭を創作しました。当時としては画期的な浄因の饅頭は、寺院に集う上流階級の人々の心を次々と射止め、やがて龍山禅師の仲介によって宮中に献上するに至りました。その功績が認められ、後村上天皇より宮中の女性との結婚を許されます。

浄因子孫の林紹絆(りんしょうはん)は中国で製菓を研究し大和芋を用いた塩瀬饅頭のベースとなる薯蕷饅頭を開発。帰国後応仁の乱を避け三河の地塩瀬村に疎開し、これより塩瀬と名乗ります。

以来、織田信長公、豊臣秀吉公、徳川家康公等、時代の将軍に塩瀬の饅頭は愛され、足利義政公は「日本第一番饅頭所林氏塩瀬」の看板を、後土御門天皇は「五七の桐」を下賜しました。徳川家康公は戦いにおいて塩瀬の本饅頭を兜の上に供え軍神に戦勝を祈願しました。江戸時代には江戸で一番のお菓子として当時のガイドブックに紹介され、人々が争って買う描写があります。林浄因の子孫林宗味(りんそうみ)は千利休に茶を学び、利休の孫娘を妻にし、今日の袱紗の原型となる塩瀬袱紗を開発、千利休と共に現在のお茶と和菓子の文化を確立しました。

明治時代には菓子商初の宮内省御用を命じられ、当主の渡辺亀次郎はその腕前から菓子の神様と呼ばれ、明治陛下によく召され祝宴のアレンジ等を任されました。

塩瀬は創業670年余りの日本を代表する老舗として、日本人とお菓子とのふれあいを見つめてまいりました。様々な時代を超え、様々な思いを餡に込めて。 ある時はおやつ、ある時は献上品、名物として。時代によって塩瀬の和菓子はその形を変えてきました。

人の目と舌を通じ、なによりも人の心を和ませたいと、今日も挑戦し続けています。

その挑戦を振り返ったとき、続いてきたその道が伝統となっていきます。

■会社概要

社名:株式会社 塩瀬総本家

本社所在地:東京都中央区明石町7-14

店舗:築地本店、松屋銀座店、日本橋三越店、日本橋高島屋店、渋谷ヒカリエ店、大丸東京店、水戸京成店

代表取締役:川島 一世

事業内容:菓子製造販売

創業:1349年

ブランドサイト:https://www.shiose.co.jp/

オンラインショップ:https://www.shiose.co.jp/pages/onlineshop

【お問合せ】

 フリーダイヤル 0120-106-741

 受付時間 9:00~17:30(日曜・祝日定休)

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