廃棄マヨネーズの油脂分離技術で循環型社会に貢献

完全リサイクルで廃棄コスト削減にも期待

浜田化学株式会社のプレスリリース

マヨネーズから分離した油脂・水・固形残渣(左から)

廃食油リサイクルの浜田化学株式会社(兵庫県尼崎市、代表取締役 岡野嘉市、以下、当社)は、新たに廃棄マヨネーズのリサイクルを開始しました。食品メーカーなどで排出される廃棄マヨネーズから独自の分離技術で油脂を取り出し、再資源化することで循環型社会の実現に貢献します。

食品廃棄物の削減に向けて、食品メーカー各社で廃棄物の堆肥化など再利用が進む一方、油分が多いが乳化しているために再資源化が難しいとされ、そのほとんどが焼却処分されてきた廃棄マヨネーズ。これらの活用策として、当社では独自の分離技術を用いてマヨネーズに含まれる油脂を分離・再資源化する取り組みを開始しました。

当社では食品廃棄物Food wasteについてその回収と処理設備のISCC認証を国内で初めて取得しており、取り出された油脂はバイオ燃料原料、工業向け原料などの再生資源にリサイクルします。

そのほかにも分離後に発生する固形残渣は、エネルギー利用以外に今後マテリアルリサイクル用途に向けての検討も着手しています。

当社は廃棄マヨネーズの有効活用によって、さらなる循環型社会の推進と、廃棄コスト削減による持続可能な企業活動の支援に取り組んでまいります。

本件に関するお問い合わせ先:浜田化学株式会社 総務部 広報(担当:田中・東條) 
TEL:06-6411-3457 HP:https://www.hamadakagaku.co.jp/ 公式Instagram:@hamadakagaku

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