イズモ、結婚式のグランドメニューに「ホホホタケ」を採用

~ 祝宴料理をより華やかに、希少価値と安定供給 決め手、最大月約130パック~

株式会社大井川電機製作所のプレスリリース

自動車用電球製造・販売の株式会社大井川電機製作所(本社:静岡県島田市、代表取締役社長:佐々木 孝行)は、静岡県の冠婚葬祭事業大手のイズモ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木 悦也)が、結婚式などの祝宴で提供するグランドメニューで利用する“幻のきのこ”はなびらたけを大井川電機が生産する「ホホホタケ®」で刷新・採用したことを発表します。「ホホホタケ」を採用した結婚式場は今回が初でイズモは毎月約130パックを仕入れています。

イズモは「サントフェリーチェ」(静岡県掛川市)や「エストリアル」(静岡県浜松市)などの結婚式場のグランドメニュー、お祝いの宴席などのメニューとして、魚や肉などのコンソメスープの付け合わせで「ホホホタケ」を使用しています。

希少価値が高いはなびらたけの採用で、はなびらたけの華やかさと明るい色が、華麗なフランス料理と繊細な日本料理との調和したコース料理を引き立たせ、家庭料理とは異なる非日常を演出、味わい深い旨味や風味などの豊かさが結婚式などの祝宴の場をより印象深いものにします。

一般的に、安定的な供給や、自生するはなびらたけを採取することが困難なため、イズモははなびらたけの中でも、安定供給に成功した大井川電機の「ホホホタケ」を採用し、グランドメニューのコース料理に追加したものです。

 

はなびらたけは、標高1,000メートル以上の高山で自生し、採取することが困難なため「幻のきのこ」と呼ばれています。見た目は白い花びらのように華やかで食感に優れ、きのこの中でも栄養素がより多く含まれ免疫機能を促進することから、料理人や市場から高い評価を得ています。大井川電機では約5年の研究期間を経てはなびらたけの自社栽培・生産と安定供給に成功、2021年から商品名「ホホホタケ」として販売開始しました。

 

「ホホホタケ」は、様々な料理との相性の良さだけでなく、料理全体を華やかに彩り、写真映えもすることから、ホテルやレストラン、料亭での宴席やおしゃれなアウトドア料理などで好評です。

【イズモ「サントフェリーチェ」のグランドメニューのコース料理の一品「ルッソ」で採用された「ホホホタケ」】

*「ホホホタケ」は株式会社大井川電機製作所の登録商標です。

■ 株式会社大井川電機製作所について

1967年創業の大井川電機製作所は「社会貢献」「人間尊重」「継続企業」の3つを企業理念に事業を展開。電球製造を基本に、クリスマス球の製造から始まり、懐中電灯、自動車の小形電球の製造販売を開始し、照明部品で国内外の自動車産業を支えてきました。環境の変化に挑戦すべく、2020年、新たな事業として“幻のきのこ”はなびらたけの生産・販売を本格的に開始しました。(https://www.oigawa.com/

・はなびらたけ「ホホホタケ」について: https://hohohotake.com/

・はなびらたけ「ホホホタケ」販売サイト: https://oigawa-kinoko.com/shop/shop.html

【ホホホタケの注文に関するお問合せ先】

・HP: https://oigawa-kinoko.com/contact.html

・TEL: 0547-39-7445

<< 参考資料: 大井川電機製作所のはなびらたけ「ホホホタケ」について >>

現在、大井川電機製作所の“はなびらたけ”「ホホホタケ」や「ホホホの子」は、静岡県内の「道の駅 掛川」、「JA三方原農協 土の市」、「KADODE OOIGAWA」、農家民宿食堂カフェ「coco-Rin(ココリン)」、割烹料理「ふじの」、フランス料理「三枝商店」、「大井川鐵道 川根温泉ホテル」、島田駅前の創作料理「C-2 HINODE」や、「ホホホタケバーガー」を販売するカフェ「トロント・トロワカフェ」、島田市内小中学校の給食、島田市のふるさと納税の返礼品などで、東京では「ホテル椿山荘東京」などの一流料理店やホテル、その他、量販店などでも採用・販売されています。

総額2億円を投じ、2020年8月19日より稼働開始し、11月末から、はなびらたけの出荷を開始した大井川電機製作所の落合生産拠点(静岡県島田市)は、2015年から稼働開始した川根生産拠点の約10倍にあたる月間最大6万パック(80グラム/1パック)のはなびらたけの安定出荷が可能です。落合生産拠点(延面積1300㎡)は、はなびらたけの菌床生産設備、接種室、栽培室、収穫室、冷蔵庫などで構成されています。また、落合生産拠点新設や売上増を機に、2021年2月、はなびらたけを、大井川電機ならではの企業理念に合致したブランド名「ホホホタケ」に刷新、新たなホームページも開設し、ブランド戦略も強化しています。2025年までに売上高を5億円に引き上げ、中核事業に育てることを目指しています。

【はなびらたけは標高1,000メートル以上の高山で生育し、採取することが困難なため「幻のきのこ」と呼ばれています。見た目は白い花びらのように華やかで、食感が優れ、きのこの中でも栄養素がより多く含まれ免疫機能を促進することから、料理人から高い評価を得ています。すき焼き、アヒージョ、炊き込みご飯、天ぷら、鍋、サラダなどの料理で使用されることが多いです】

昨今、車の電動化(EV)や自動運転など世界の自動車産業は急激に変化し、自動車のあらゆる部品が入れ替わるなど、部品を生産する下請け企業にも変革が求められています。

大井川電機では1967年の創業からこれまで、国内外の自動車メーカーに、ウィンカーやテールランプ用など、合計数十種類の照明用電球を月間約1千万個生産・販売し、現在までに市場に約50億個の電球を出荷、年間約20億円を売上げてきました。しかし、業界を取り巻く環境変化と自動車電球の発光ダイオード(LED)化に伴い、売上が減少傾向にあったため、自動車産業で長年培ってきた電球製造の厳格な品質管理と生産体制のノウハウを活かした新規事業への参入を検討し、2015年からはなびらたけの栽培方法の研究を開始しました。

大井川電機では、はなびらたけの温湿度管理、二酸化炭素濃度のコントロールなどの研究を重ね、2018年に独自の栽培ノウハウを確立、市場にはなびらたけを安定供給ができるような体制を整えました。

大井川電機では、自動車メーカーの厳しい品質管理基準に基づく監査のもと、品質、安全衛生、納期遵守を重視しながら、電球の生産管理を行ってきました。電球製造で培ったモノづくりのノウハウを活かし、厳しい製造・品質管理体制のもと、衛生・温湿度・手順・品質・発送など厳格管理基準を設け、安心安全なはなびらたけを生産、従来の農家のように天候や農作物の生育環境などに左右されることなく、一年を通じて出荷先への安定供給が可能です。そのため、市場、仲卸業者、食品スーパー、料亭などから高い評価を得ています。

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