「つくばクラフトビアフェスト」でごみゼロを目指す

3週間 ago

リサイクルポリプロピレン製カップを販売ポリスチレン製の容器は使用後にリサイクルへ

アサヒビール株式会社のプレスリリース

アサヒユウアス株式会社（本社東京、社長高森志文）は、7月19日～21日に茨城県つくば市で開催される「つくばクラフトビアフェスト2024」にSDGｓパートナーとして参画します。新たに開発したリサイクルポリプロピレン製のリユースカップ「plaloopタンブラー」を展開するほか、東洋スチレン株式会社（本社東京、社長石塚賢二郎）と連携して、会場で発生する使用済みのポリスチレン製の食品トレーとカトラリー（スプーンやフォークなど）を回収してリサイクルすることで、イベント全体で排出されるごみの削減に取り組みます。

■リサイクルポリプロピレン製のリユースカップ「plaloopタンブラー」を販売

来場者にリユースカップ「plaloopタンブラー」を公式エコカップとして500円(税込)で販売します。使用済みの「plaloopタンブラー」はお持ち帰りいただけます

同タンブラーはリサイクルポリプロピレンを活用したカップで、アサヒユウアスが製造販売します。重さは約50ｇで、ポリプロピレンの素材を生かした半透明なデザインが特長です。耐熱性にも優れ、食洗器を使って洗浄できます

今回展開するリユースカップは本イベント限定デザインです。イベントに参加するブルワリーのロゴ入りで全3種類を展開します

■会場で発生する使用済みの食品トレーやカトラリーをケミカルリサイクル※

食品トレーとカトラリーの素材をポリスチレン製に統一します。ポリスチレンはプラスチック素材ですが、東洋スチレンの技術によってケミカルリサイクルすることで、資源に変換できます

イベント会場にリサイクルステーションを設置し、食品トレーとカトラリーを回収します。東洋スチレンが当イベントで使用した容器類をケミカルリサイクルする実証実験に取り組みます

今年で11回目の開催となる「つくばクラフトビアフェスト」は、全国各地53のブルワリーが参加し、約300種類以上のクラフトビールを楽しむことができます。当社は2023年もSDGsパートナーとして参画し、リユースカップを導入することで、使い捨てプラスチックカップをおよそ10万個（CO2換算約7.0t）削減しました。当社がこれまでに蓄積したサステナビリティに関する知見やネットワークを生かして、本イベントを支援することで、容器のごみが出ない循環型イベントの実現を推進します。

アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する会社として、2022年1月に設立しました。リユースできる「森のタンブラー」やリキャップできるマイボトル「森のマイボトル」などの商品開発のほか、イベントで使用したプラスチックカップを集めてアップサイクルする企画のプロデュースにも取り組んでいます。本年7月からはプラスチック素材を資源として有効活用する「plaloopプロジェクト」を開始し、第1弾としてホテルのアメニティとして歯ブラシを開発し、使用済みの歯ブラシをホテルから回収した後、素材としてリサイクルし、再び歯ブラシを製造する取り組みを開始しました。今後もステークホルダーとの共創を通じてサステナブルな商品・サービスの開発に取り組み、地域の社会課題解決を目指します。

※：使用済みのプラスチック製品を化学的に分解し、プラスチック製品の原料として再生利用する技術

【イベント概要】

イベント名：つくばクラフトビアフェスト2024

開催日時：7月19日 15:00～22:00 (LO21:00)

　　　　　7月20日 11:00～22:00 (LO21:00)

　　　　　7月21日 11:00～18:00 (LO17:00)リキュール（発泡性）①

開催場所：つくばセンター広場

　　　　　茨城県つくば市吾妻1丁目10−1

　　　　　つくばエクスプレスつくば駅から徒歩3分

主催者　：つくばクラフトビアフェスト実行委員会

URL　　：https://tsukuba-craftbeerfest.com/

【ご参考】