「野菜廃棄ゼロ農場」でサスティナブルな農業改革を! AIによる「畑の食品ロス」ゼロ宣言!

~規格外野菜の有効活用で、サスティナブルな農業を実現~ 株式会社Kukulcanは株式会社タカミヤと協業して、「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」の畑の食品ロスをゼロにしました!

株式会社Kukulcanのプレスリリース

株式会社Kukulcan(本社:東京都中央区、代表取締役:ホン リナ)は、足場をはじめとする仮設機材で建設業界を支える株式会社タカミヤ(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:髙宮一雅、以下タカミヤ)とともに、畑から出るロス野菜、通称「畑の食品ロス」ゼロに取り組みます。 

右:株式会社kukulcan 代表取締役社長 ホン リナ 左:株式会社タカミヤ アグリ事業部 愛菜農場長 吉田 剛

■協業の概要

Kukulcanとタカミヤは協業を通し、サスティナブルな社会を目指し「畑の食品ロス」ゼロに取り組みます。本協業の一環として、「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」で収穫された、通常販売できないミニトマトをレストランなどに提供し、食材として既に活用いただいています。規格外野菜の新たな活用方法を見出すことで、食品ロスの削減と同時に、付加価値の創造にも取り組みます。

■協業の背景 「畑の食品ロス」問題解消へ

タカミヤが運営する「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」では、栽培の過程でどうしても出てしまう「規格外の野菜」の活用方法を模索していました。そこで私たちKukulcanが提案したのは、規格外野菜を需要先とマッチングさせることです。このマッチングの仕組みにより、これまで捨てられていた野菜が、すべて有効活用できるようになりました。

■「畑の食品ロス」とは? 

 畑で出る規格外野菜や摘果などの廃棄野菜。通称「畑の食品ロス」と呼ばれています。

日本が抱える現状の課題: 

・日本の年間食品ロスは約523万トンと推定されているが、現状の「食品ロス」の定義には畑での廃棄野菜が含まれていない。 

・政府は2023年度までに食品ロスの半減を目指しているが、定義の対象は飲食店や小売店での廃棄が中心となっており、畑で廃棄される野菜が含まれていない。 

・さらに、一般的に「畑の食品ロス」は収穫量に出荷量を減じた量について言われており、栽培の過程で発生した摘果野菜などは含まれていない。 

「畑の食品ロス」を削減していくことで、さらなる食品ロスの解消、サステナブルな社会の実現に貢献することができます。 Kukulcanとタカミヤは、この「畑の食品ロス」を取り組んでいくべき重要な課題と考え、今後も協業し、見過ごされがちな「畑の食品ロス」削減に取り組みます。規格外野菜の新たな活用方法を見出すことで、食品ロスの削減と同時に、付加価値の創造にも取り組んで参ります。 

■なぜ畑の「食品ロス」をゼロにできるのか 

私たちKukulcanは、農園の情報を迅速に把握するシステムを開発しています。このシステムにより、農作物の収穫量や収穫予定日を容易に予測することが可能となります。 

本システムの特徴: 

・収穫予測: 農園で入力される情報を基に、AIが農作物の収穫量と収穫予定日を予測。 

・食品事業者への情報提供:想定よりも多く収穫される可能性のある作物や規格外野菜の情報を収穫前に提供。需要と供給のマッチングを促進し、必要な場所へ迅速に提供。 

・食品ロスの削減: 予測とマッチングの機能により、畑の食品ロスを限りなくゼロに近づけることが可能。 

このように、Kukulcanが開発するシステムは、農園からの情報をAIによって収集、解析し、精度の高い予測を行い、食品事業者との効果的なマッチングを実現します。これにより、食品ロスの削減に貢献し、持続可能な農業を支援します。 

新時代のAI技術によって、畑の食品ロスをかぎりなくゼロにすることができるのです。 

■規格外野菜で地域にも貢献 

Kukulcanは、「畑の食品ロスゼロ」の取り組みを通じて、地域活動に積極的に取り組んでいます。 

・浅草地域との連携: 

浅草地域と協力し、新しい形での「畑の食品ロス」問題の解消に取り組んでいます。 

食品ロス解消やエシカル消費に賛同する飲食店様に、「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」で収穫された規格外野菜を活用いただいています。 

また、異業種の店舗様と連携し、配送拠点としてご協力いただいています。 

・啓蒙イベントの開催: 

今年の3月には、地域の飲食店約30店舗と協力し、規格外のいちごを使った「浅草いちご祭」を開催しました。地域の皆様に規格外農作物についての理解を深めていただくきっかけとなりました。 

今後もKukulcanは、このような取り組みを通して日本全国、様々な地域に貢献して参ります。  

■店舗様のコメント

(鈴木剛志シェフとトマトのパスタ ) 

ensia.様

今回のトマトは小粒でありながら煮崩れしづらく、酸味と甘みのバランスも絶妙で、フレンチのシェフとしては大変使いやすいものでした。当店は「ご縁としあわせのレストラン」です。Kukulcanを通して、普段は出会えない素晴らしいご縁となりました。

( 「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」 の2色トマトをあしらった柑橘のかき氷)

 Cafe bar Miyami様

お客さんを飽きさせない工夫をする中で、今回の規格外トマトやイチゴのご提案はとても助かりました。今回の2色のトマトは甘さがしっかりあり、蜂蜜とブレンドしてかき氷に飾りました。もはや「野菜ではなくフルーツ」といった味わいで、SNSでも反響がありました。今後も美味しくてストーリーのある食材を楽しみにしております。

■蔵前街歩きリュックMessage様

3月の「いちご祭」でKukulcanの取り組みを知り、今回配送拠点として協力することになりました。地域でも関心の高い「食品ロス」の課題に関わることが出来、とてもよかったです。これからも新しいアイデアを一緒に考えたり、色々な形で連携できればと思います。

(蔵前街歩きリュックMessage)

■株式会社タカミヤ  アグリ事業部 愛菜農場長 吉田剛氏 コメント

私たち生産者が思いを込めて作った野菜が大きさや形で規格外になったからといって価値が無いようになってしまうのはたいへんつらく悲しいことです。個人個人の農家や生産者が規格外野菜の活用のためにレストランやカフェなどと繋がっていく事はとてもハードルが高く、農家とユーザーを取り持ってくださるKukulcan社との取組はたいへんありがたいと感じています。

タカミヤのハウス事業で構築したお客様とのつながりにもこの輪を広げていき、「畑の食品ロス」ゼロを実現していきたいと考えます。

■株式会社kukulcan 代表取締役社長 ホンリナのコメント

日本では多くの農作物がさまざまな理由で廃棄されています。その多くがまだ食べられる状態にあること、環境への負荷、経済的な損失をもたらしていることは深刻な問題だと言えるでしょう。何よりも食糧不足に苦しむ人々への支援の機会を損失していることは、今の時代を生きる全ての人の責任だと私たちは考えます。

この度の協業では、まず「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」のロスを「ゼロ」にすることを目標とし、達成致しました。吉田農場長をはじめ、この取り組みを応援してくださった皆様へ感謝申し上げます。

 私たちは今後、AI技術により食品ロスを削減、持続可能な世界を推進します。同じ志でタカミヤ社と共に取り組んで行けることを大変嬉しく感じます。この新しい価値を「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」から世界へ広げていくために、今後も全力で取り組みます。

■会社概要

株式会社Kukulcan

代表 ホンリナ

本社所在地

東京都中央区日本橋茅場町 1丁目8−1 茅場町一丁目平和ビル3F 

URLhttps://kukulcan.biz/

設立 2024年2月7日

資本金1050万円

事業内容 農作物プラットフォームの構築

株式会社タカミヤ 

代表 髙宮 一雅 

本社所在地 大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB27 階 

URLhttps://corp.takamiya.co/ アグリ特設サイトhttps://takamiya-aisai.jp/

設立 1969年6月21日 /資本金10億 5,214万円 /従業員数 753名(連結従業員数 1,327名) 

事業内容 仮設機材の開発、製造、販売及びレンタル、仮設工事の計画、設計、施工

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