酒類メーカー、ペルノ・リカール グループの75カ国の全社員が一同に企業の社会的責任について考え、行動する「RESPONSIB’ALL DAY (レスポンシボールデイ) 」を実施

12回目となる今年は「資源循環 – より循環的な世界を形作ろう」をテーマに活動

ペルノ・リカール・ジャパン株式会社のプレスリリース

フランスを本社とする酒類メーカー、ペルノ・リカール グループでは、世界75カ国の全社員が企業の社会的責任について考え、行動する日として「RESPONSIB‘ALL DAY(レスポンシボールデイ)」を制定しています。12回目となる今年は 「資源循環 – より循環的な世界を形作ろう」をテーマに、 6月20日(木)に全世界のペルノ・リカールの社員が活動しました。ペルノ・リカールの日本法人、ペルノ・リカール・ジャパン株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長:トレイシー クワン)では、 資源循環のテーマから「ボトルの流通とリサイクル」に焦点を当てた活動を実施しました。

「RESPONSIB‘ALL DAY」は、ペルノ・リカール グループが企業の社会的責任活動(以下、S&R活動)の一環として2011年からスタートした取り組みです。この名前は、社員全員(=all)が責任をもって活動する(=responsible)ための一日(=day)を組み合わせた造語です。この活動は、ペルノ・リカール グループが国連が提唱するSDGsに沿って2030年までの目標を制定したロードマップの達成項目の一つである「人材重視」に当てはまり、毎年、世界75カ国の社員約20,600人が同じ日に、グループで設定するテーマに沿った様々な活動を行っています。

「RESPONSIB’ALL DAY」当日は、ペルノ・リカール・ジャパンでは社長のクワンをはじめ、社員約230名が参加。RETHINK (再考) 、REDUCE (削減) 、REUSE (繰り返し使用) 、RECYCLE (再生利用) 、RESPECT (敬意) の5Rに即したペルノ・リカール グループのS&R活動について改めて理解を深めると共に、 「ボトルの流通とリサイクル」を日常的に意識するための活動として、下記3つの体験をチームに分かれて行いました。

  • 廃瓶をホルダーにしたキャンドル製作 

  • 廃瓶を利用した万華鏡製作 

  • 商品を保管管理する物流倉庫にて資源循環見学 

参加した社員からは、「楽しみながら会社のS&R活動と資源循環について考える良い時間だった」、「得意先様から環境に対する会社の取り組みについて尋ねられる機会が増えているが、環境への配慮や取り組みを安心して返答することができ誇りに思う」、「各自がでできる些細な事から試していきたいと感じた」、「物流倉庫を初めて訪問し、自社製品の保管状況を見て資源循環の重要性を改めて感じた」などのコメントが得られました。

今年の「RESPONSIB‘ALL DAY」の活動は、製品の生産段階と使用段階だけに留めず、廃棄やリサイクルまで責任を持とうという拡大生産者責任(EPR)に焦点を置き、社員は空き瓶や流通の過程と向き合い、考える機会となりました。

今後も、グループ全体のミッションである「GOOD TIMES FROM A GOOD PLACE – 楽しい時を安心の現場から-」に基づき、全社員が協力して共通の目標達成を目指す「RESPONSIB’ALL DAY」の活動を継続してまいります。

ペルノ・リカール・ジャパン 「RESPONSIB’ALL DAY 2024」 活動概要

実施日

2024年6月20日(木)

活動テーマ

資源循環 ーより循環的な世界を形作ろう

実施内容

● オープニング

ペルノ・リカール・ジャパン 代表取締役社長 トレイシー クワン 挨拶

ペルノ・リカール グループの5Rに即した取り組みについて

オープニングでのクワン社長挨拶

● 「ボトルの流通とリサイクル」に焦点を当てた活動

各社員が下記3つの活動から一つを選び、チームに分かれて実施。

<廃瓶をホルダーにしたキャンドル製作> 

サステナブルキャンドルブランド「KOSelig JAPAN」から講師をお迎えし、廃瓶をホルダーにしたキャンドル制作のワークショップを実施。当社製品の「季の美 京都ドライジン」「ジェムソン」「シーバスリーガル」「ザ・グレンリベット」などの空き瓶をキャンドルホルダーにリユースした。

<廃瓶を利用した万華鏡製作>

江戸切子製作の流れを組んだガラス専門店「椎名切子」から講師をお迎えし、廃瓶を利用した万華鏡製作のワークショップを実施。万華鏡の中身の一部素材に「季の美 京都ドライジン」や「ジェムソン」などの廃瓶を砕いて使用。

<商品を保管管理する物流倉庫にて資源循環見学>

契約物流倉庫である三菱倉庫の東京大井営業所と大阪桜島営業所の各倉庫を訪れ、荷捌き場所、庫内などペルノ・リカール・ジャパン商品の流通の現場を見学。各倉庫でのサステナビリティの取り組みについて説明を受け、理解を深めた。

ペルノ・リカール グループ S&R(企業の社会的責任)の取り組みについて

ペルノ・リカール グループは、 お酒を取り扱う企業として、社会的責任を果たすべく世界各国で活動しています。2019年4月には、国連が提唱する「持続可能な開発目標」(SDGs)に沿った2030年までの意欲的かつ具体的な施策および達成目標をロードマップとして策定。環境保護、人材重視、資源循環、適正飲酒を4本の柱としてSDGsを直接的にサポートしています。

ペルノ・リカール グループの企業としての社会的責任に関する2030年までのロードマップ

ペルノ・リカール グループの5Rに即したS&R活動について

ペルノ・リカール グループでは、「from grain to glass、穀物からグラスまで」の企業コピーのもと、製品ライフサイクルの各ステージで、5R [RETHINK、REDUCE、REUSE、RECYCLE、RESPECT] の考え方を採用しています。この5Rに即して、グループ全体で様々なS&R活動に取り組んでいます。

[5Rの活動例]

RETHINK  

2024年、40万本の「メゾン マム」「ペリエ ジュエ」のシャンパンと「マーテル」のコニャックボトルが船でアメリカへ輸送される。

REDUCE  

シーバス・ブラザーズ、アイリッシュ・ディスティラーズ、ペルノ・リカール・ノースアメリカは、新技術(MVR)の使用とバイオ燃料への転換により、蒸溜における炭素削減を推進している。

REUSE  

バーの世界を通じて持続可能な社会を目指すプログラム「Bar World of Tomorrow」では、全世界12,000人以上のバーテンダーに、余った果肉や果皮を付け合せに使ったり、余った氷を植物の水やりや床の洗浄に使ったりするなど  持続可能で責任ある接客についてトレーニングを行ってきた。

RECYCLE  

「ローヤルサルート」は、ブランドのパッケージング・フットプリントを大幅に削減するためにコーティング・ガラス・フラゴ  ンを導入した。

RESPECT  

「季の美 京都ドライジン」に使用する11種類のボタニカルは可能な限り京都産にこだわり、旬の時期に入手し、蒸溜に使用した後は肥料に変えて再利用している。ボタニカルの一つ、柚子は蒸溜で使用しない実の部分を食品や化粧品のメーカーに提供して最大限に活用。蒸溜に使用した水は蒸溜器やタンクの清掃などに有効活用している。

ペルノ・リカールについて 

ペルノ・リカールは、伝統的な職人の技、最新鋭のブランド構築とグローバルな販売技術を兼ね備えた、スピリッツおよびワイン産業における世界の代表的リーダー企業です。プレミアムブランドからラグジュアリーブランドに亘る当グループの著名な商品群には、アブソルートウオッカ、リカール(パスティス)、バランタイン、シーバスリーガル、ローヤルサルート、ザ・グレンリベット(スコッチウイスキー)、ジェムソン(アイリッシュウイスキー)、マーテル(コニャック)、ハバナクラブ(ラム)、ビーフィーター(ジン)、マリブ(リキュール)、メゾン マム、ペリエ ジュエ(シャンパン)などがあります。

当グループのミッションは、保有ブランドの長期的発展を確保することにあります。当該目標実現に向け、人と環境に最大限配慮しつつ、世界中の当グループ社員をコンヴィヴィアリテという明確な目標とインクルーシブな文化のアンバサダーと位置づけています。ペルノ・リカールの2023年度の連結売上高は121億3700万ユーロでした。

ペルノ・リカールはNYSEユーロネクストに上場しており(ティッカー:RI、ISINコード:FR0000120693)、CAC40指数およびユーロ・ストックス50指数のメンバーです。

ペルノ・リカール・ジャパン株式会社について 

ペルノ・リカール・ジャパンは1990年に設立以来、グループ商品を中心とした酒類の販売を展開、国内市場および免税市場でのアルコール飲料販売においてめざましい発展を遂げてきました。設立から34年を経た現在、ペルノ・リカール・ジャパンは、スピリッツ&ワイン分野において傑出したポートフォリオを保有し、国内のリーディングカンパニーとして発展を続けています。

<お問い合わせ先>

ペルノ・リカール・ジャパン株式会社  

[TEL] 03-5802-2756 

[WEBサイト] https://www.pernod-ricard-japan.com

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