ワタミの外食店舗でSDGs実践 食品リサイクルループで生産された鶏卵を提供開始 ~サスティナブルな外食の新しいモデル~

ワタミ株式会社のプレスリリース

 ワタミ株式会社(本社:東京都大田区、以下ワタミ)は、店舗から排出された食品廃棄物を、食品循環資源として鶏の飼料にリサイクルし、生産された鶏卵(Reエッグ)を再びお客様に提供するリサイクルループを構築しました。一部店舗の既存メニューの商材にReエッグを使い、お客様に販売することで、食品廃棄物を可燃ごみとして焼却処分するのではなく、資源として循環させます。今後、食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画(食品リサイクルループ)」の申請を行い、認定取得後に取り組みを拡大させることで食品を資源として循環させ、食べ物を捨てない社会づくりに貢献します。

■食品リサイクルループ(再生利用事業計画)とは

 今回の取り組みである食品リサイクルループ(再生利用事業計画)とは、食品関連事業者であるワタミの店舗から出る食品廃棄物を食品循環資源として、再生利用事業者にて製造した飼料を、配合飼料メーカーで配合飼料にし、農業生産者で給餌して、生産された鶏卵を買い取り、再びお客さまに提供する仕組みを構築し、3大臣からの認定を受けるものです。認定を受けることにより、廃棄物処理法の特例を受けることができ、食品循環資源(一般廃棄物)の広域での収集運搬が可能となることでより再生利用を進めることができるようになります。

 本取り組みでは関東の一部店舗で排出された調理くずや食べ残しなどの食品廃棄物を資源として、再生利用事業者である株式会社アルフォ(本社:東京都港区)の飼料化センターで製造した飼料を、フィード・ワン株式会社(本社:神奈川県横浜市)で配合飼料にし、農業生産者である株式会社タカムラ(本社:富山県黒部市)の養鶏場で給餌し、生産された鶏卵を株式会社八千代ポートリー(本社:神奈川県横浜市)を通し、店舗に納品して再びお客様に提供しています。

 ワタミは、食品廃棄削減の一環として本取り組みを実施しています。まず、お客さまとのコミュニケーションを通し、食べ切りや食べ残しの持ち帰りを勧め、食品ロスをなくすことを目指します。それでも出てしまう食品ロスや食品残さは、計量し、発生原因を探り、抑制につなげるとともに、飼料へリサイクルしています。この活動を通し、SDGs12.3(一人当たりの食品残さを半減)12.5(2030年までに廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減)12.8(持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイル)への貢献をします。

【対象商品例】

提供店舗:和民のこだわりのれん街大井町東口駅前店(公式HP: https://watami-norengai.com/

【リサイクル実施店舗】25店舗

■和民のこだわりのれん街大井町東口駅前店

■「三代目鳥メロ」 大鳥居駅前店、王子店、赤羽東口駅前店、笹塚店、新橋銀座口ガード下店、

          神田西口駅前店、外苑前スタジアム通り店、錦糸町南口駅前店

■「ミライザカ」 青山外苑前店、新橋銀座口ガード下店、池袋西口ロマンス通り店、

                         赤羽東口店、銀座5丁目店、向ヶ丘遊園南口店

■「焼肉の和民」 大鳥居店、池袋西部東口店、王子店、亀有駅前店、錦糸町南口駅前店

■「すしの和」 錦糸町南口駅前店

■「bb.qオリーブチキンカフェ」 大鳥居店、「居食屋 渡美」、「から揚げの天才」 大鳥居店

■  ワタミ本社テストキッチン

ワタミ40周年ロゴ

■ワタミグループは創業40周年

 ワタミグループは2024年5月に創業40周年を迎えました。これまで多くの皆さまに支えられ、40周年を迎えることができました。これまでの感謝を込めて「40周年ありがとうYEAR」と題して、国内外の外食事業や宅食事業などで、年間を通じて様々な特典や限定イベントなどのキャンペーンを展開してまいります。

■ワタミ株式会社

【住   所】 東京都大田区羽田 1-1-3

【代表者名】 代表取締役会長 兼 社長 CEO 渡邉 美樹

【設    立】 1986 年 5 月

【事業内容】 国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業、人材サービス事業

【ホームページ URL】 https://www.watami.co.jp

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