青森県鰺ヶ沢町の新たな地場産品『生米パン』お披露目会開催。制度に左右されない「自立自走可能な地域創生の実現」を目指し、第1弾を発売。

~秋田県男鹿市でも同時期に開発し、発売開始~

レッドホースコーポレーション株式会社のプレスリリース

写真左から、米の生産者【H.GREEN WORK】 長谷川 貴輝様、レッドホースコーポレーション山田 健介、鰺ヶ沢町平田 衛町長、生米パン製造会社【株式会社ハニーマザー】西田 智祐様

地域創生を基幹事業とするレッドホースコーポレーション株式会社(本社:東京都墨田区、社長執行役員:山田健介、以下 当社)は、新たな取り組みとして、地域の新しい地場産品の開発を開始しました。

今回、第1弾として開発したのは「青森県鰺ヶ沢町産まっしぐら使用の生米パン」と「秋田県男鹿市産あきたこまちで作った生米パン」の2品です。それぞれの自治体のふるさと納税返礼品として寄附受付と自治体内の道の駅などの販売所でも販売を開始しました。また、鰺ヶ沢町では町長も出席してのお披露目会を開催しました。

当社は2014年より自治体のふるさと納税業務をサポートしており、現在、全国約250自治体と契約しています。ふるさと納税は毎年、制度改革が行われており、その度に地域の事業者は一喜一憂する状況です。当社は制度に頼らず地域で稼ぐ仕組みづくりに取り組んでおり、その1つが新しい地場産品の開発です。地域のニーズや状況、課題に合わせた商品開発により、地域を盛り上げていく取り組みを行ってまいります。

自治体や事業者の声に耳を傾け、彼らと共創した新たな商品を開発。

当社では、ふるさと納税のサポート業務に加え、本年度より地域の特性を生かし、課題を解決する「商品開発」に本格的に取り組んでいます。各自治体の状況や事業者の課題に合わせ、地域資源を生かした新しい地場産品を開発するだけでなく、地域の特徴をコーディネイトしています。この取り組みの実現のために、本年1月より商品開発部が発足し、本格的に活動を始めました。

当社が開発する商品は、地域の生産者の原材料を活用して製造するとともに、地域の事業者の商品とのコラボレーションなどによる地域ならではの“物語”を生み出し、事業者の企業活動の活性化や地域のブランディングをサポートしています。また、ふるさと納税の返礼品としてだけでなく、新たな販路開拓についてもサポートし、 “物語” と“商品”を包括的にアピールしていきます。

当社は地域のヒト・モノを巻き込んだ商品開発を行い、地域を想起させる商品を地域と一緒に創り上げることが、地域の人のやる気を引き出し、それが生産者の増加につながり、その結果、地域の食文化を守ることにも繋がっていくと考えています。新しい地場産品の開発が町に賑わいを生み、町を元気にするきっかけとなることを目指し、商品開発部部長工藤達哉を中心にメンバー一同、誇りを持って取り組んでいます。現在、全国20以上の自治体で50アイテム以上の商品開発を行っています。

商品開発部長 工藤 達哉
社内でも試食会を開催

商品開発第1弾は『生米パン』。全国のブランド米を活用した「生米パン構想」に取り組む。

全国の自治体や事業者にヒアリングを行う中で、米を使った加工品の開発について多数の要望がありました。米は全国各地で返礼品として登録され、基本的に潤沢に在庫のある食材です。要望を受け当社は、米の活用方法について様々な調査・検討を進める中でパートナー候補として多数の米加工企業と接触することができました。その中に自然派でしかも生米から作るという珍しくも興味深い商品を製造する株式会社ハニーマザー(本社:兵庫県神戸市、代表者:西田智祐)と出会いました。同社の商品や考え方に賛同した当社の商品開発部は、全国のブランド米を使った「生米パン構想」を立ち上げました。本取り組みによって米の新たな魅力を発信し、「米離れ*」に苦しむ米農家の応援ができればと考えます。

その第1弾として販売を開始したのが、青森県鰺ヶ沢町産のブランド米「まっしぐら」と秋田県男鹿市産のブランド米「あきたこまち」を使った2種類の『生米パン』です。これらは両自治体のふるさと納税返礼品として提供される他、地域の直売所などでも販売を開始しました。

*2022年度の国民1人当たりのお米の年間消費量は50.9 kgで、ピークだった1962年度(118.3kg)の半分以下(農林水産省発表の「食料需給表」参照)

鰺ヶ沢町の特産品を使った商品開発と地域活性化の熱い思いが形に。

本品の開発は当社鰺ヶ沢町担当の「町の豊富な食材を使って新しい特産品を開発してほしい」という熱い要望から始まりました。町からは地元事業者の開拓・底上げを希望され、それを受けて既存の地元事業者の商品との組み合わせで互いを高め合えるような商品の開発を目指し、青森県内で最も作られているブランド米「まっしぐら」を使った『生米パン』の商品化を進めることになりました。

その後、試作を重ね、町役場の方々や米の生産者にも試食していただき、鰺ヶ沢町の新たな特産品の第1弾として鰺ヶ沢町産「まっしぐら」を使った『生米パン』を開発しました。6月28日より、楽天ふるさと納税他全8サイトにて寄附受付を開始し、7月18日より鰺ヶ沢町観光協会管轄の直売所【海の駅わんど】でも店頭販売を開始しました。

さらにこの後、鰺ヶ沢町のふるさと納税返礼品として既に登録されている白神山地の水やドリップコーヒー、地元果物を使ったジャムと本品をセットにし、『鰺ヶ沢町モーニングセット』を新たな返礼品として登録し、地元食材を使用した商品開発とあわせて地元事業者の既存商品の活性化を目指します。

■「青森県鰺ヶ沢町産まっしぐら使用の生米パン」商品概要

内容量

1個(200g)

主原料

鰺ヶ沢町産まっしぐら、なたね油、有機メープルシロップ、塩、パン酵母

販売価格

ふるさと納税 最低寄附金額:13,000円(4個入)  通常価格 オープン価格

販売場所

①鰺ヶ沢町のふるさと納税返礼品として各サイトで寄附受付:6月28日(金)より

(全8サイト)楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるなび、au Payふるさと納税、ふるさと本舗、セゾンのふるさと納税、ふるさとプレミアム、JREMALLふるさと納税

楽天返礼品ページ: https://item.rakuten.co.jp/f023213-ajigasawa/56451852/

②鰺ヶ沢町観光協会管轄の直売所【海の駅わんど】:7月18日(木)より発売

 ※他、町内各所の販売所などで販売に向けて調整中

鰺ヶ沢町で発表会開催。町の新しい特産品の誕生に期待が膨らむ。

発表会で活発な意見が飛び交う

7月18日(木)、鰺ヶ沢町役場にて、「青森県鰺ヶ沢町産まっしぐら使用の生米パン」の発表会を開催しました。当日は町長や町役場の方、米の生産者、生米パンの製造会社の他、メディアの方も出席し、商品開発の経緯や商品説明を行いながら全員に実食いただきました。

鰺ヶ沢町の平田町長は実食後「しっとりしていて好きな味。米を使ったパンというと米粉パンをイメージするが生米パンというのは非常に目新しいと感じた。町の食材と組み合わせたセットも楽しみだ。この商品が寄附拡大のきっかけになることを期待している」と語りました。また、米の生産者は「私たち生産者は作った米を生で販売することしか考えていない。この商品が普段米を買ってくれる人以外にも販売できる可能性が広がる。私自身もさらに生産に真摯に向き合うきっかけを作ってくれた」と語りました。

米の新しい可能性を引き出した本品に参加者からは地元商品との新たな組合せや販路、また、町に来訪する外国人などへのアピールなど様々な意見が飛び交いました。当社は本本品が町の活性化につながることを期待し、今後、新たな販路の拡大や第2弾、第3弾の商品開発に取り組んでいきます。

男鹿市でも同時期に開発を進め、販売開始。市内で作られる豊富な米を生かした商品により、米の新たな魅力を発掘する。

秋田県男鹿市でも同時に商品開発が進みました。男鹿市も鰺ヶ沢町同様に米どころで、ふるさと納税の寄附の約65%がお米の返礼品によるものでした。その潤沢な在庫を生かし、米の新たな魅力を引き出すために、男鹿市で生産されるブランド米「あきたこまち」を使用した『生米パン』の開発を進めました。

試作を重ね、市役所の方々や道の駅の方々などにも試食していただき、ご意見を参考にして商品を改良し、男鹿市の新たな特産品として男鹿市産「あきたこまち」を使った『生米パン』として開発し、7月19日より楽天ふるさと納税他全7サイトにて寄附受付を開始しました。この後、市内の直売所【道の駅おが なまはげの里オガーレ】でも販売を開始します。また、男鹿市産の商品とのコラボセットなども企画しています。

■「秋田県男鹿市産あきたこまちで作った生米パン」商品概要

内容量

1個(200g)

主原料

男鹿市産あきたこまち、なたね油、有機メープルシロップ、塩、パン酵母

販売価格

ふるさと納税 最低寄附金額:13,000円(4個入)  通常価格 オープン価格

販売場所

① 男鹿市のふるさと納税返礼品として各サイトで寄附受付:7月19日(金)より

(全7サイト)楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるなび、au Payふるさと納税、ふるさと本舗、セゾンのふるさと納税、ふるさとプレミアム

楽天返礼品ページ:https://item.rakuten.co.jp/f052060-oga/56050911/

②道の駅おが なまはげの里オガーレにて発売予定(時期未定)

 ※他、市内各所の販売所などで販売に向けて調整中

【レッドホースコーポレーション株式会社】

本社:〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-5 KOKUGIKAN FRONT BUILDING 2階

設立:1964年3月

代表者:社長執行役員 山田 健介

事業内容:地域産業支援及び活性化事業、コンシューマー事業

URL: https://www.redhorse.co.jp/

 

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】

担当:見原(みはら)

電話番号:03-6402-7614

e-mail:service-info@redhorse.co.jp

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