カフェ・カンパニーが代表取締役2名体制による経営強化。楠本修二郎は会長に、奈良正徳が社長に就任します。

カフェ・カンパニー株式会社のプレスリリース

左:代表取締役会長 楠本修二郎 / 右:代表取締役社長 奈良正徳

日本国内外において「コミュニティの創造」をテーマに「WIRED CAFE」をはじめとする約80店舗(2024年7月現在)のカフェを企画・運営し、「スタイル&コミュニティ」「健康」「サスティナブル」を軸に、新しい価値を生み出していく取り組みを展開する、カフェ・カンパニー株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長 奈良正徳、以下、カフェ・カンパニー)は、2024年6月1日付で、代表取締役社長の楠本が代表取締役会長に就任し、代表取締役社長として奈良正徳が就任したことをお知らせします。

経営体制強化の一貫として代表取締役2名体制に移行し、奈良が培ってきた約200店舗以上の店舗の経営・業態開発の経験を活かし、「C.A.F.E. = Community Access For Everyone(食を通じたコミュニティの創造)」という企業理念の更なる実現に取り組んでいきます。

代表取締役会長に就任する楠本修二郎は、2023年に代表取締役社長に就任した鮮度保持技術ZEROCOを活用し食産業の発展を支える基盤づくりと世界の課題解決の貢献を目指すZEROCO株式会社及び、カフェ・カンパニー株式会社などのグループ会社の経営を推進してまいります。

23周年を迎えたカフェ・カンパニーの経営体制強化の背景

カフェ・カンパニーは「C.A.F.E. = Community Access For Everyone(食を通じたコミュニティの創造)」という企業理念を掲げ、「WIRED CAFE」を中心に延べ100店舗以上のカフェをはじめとする飲食店の企画・運営、商業施設や地域活性化のプロデュースを手がけてきました。

近年では、「WIRED CAFE」における全メニューで7種(※)の添加物不使用の実現、ロンドンを中心に歴史的建造物を世界中の食が集まるフードコートにアップデートする「Mercato Metropolitano」との協業により日本の食を海外に拡げる事業等を展開しています。創業から変わらぬ理念のもと、「おいしくて、健康的で、サステナブルな『食』」 を軸とした既存店の更なる進化に加え、新業態開発の強化、グループ会社との連携による食産業の発展を支える基盤づくりと世界の課題解決への貢献に努めてまいります。

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<新・代表取締役社長 奈良正徳からのコメント>

2019年11月に株式会社subLimeとカフェ・カンパニーはともに「食で未来を創る」のビジョンを掲げGYRO HOLDINGS株式会社を設立しました。しかし、3ヶ月後に新型コロナウィルスが発生し道半ばで別の道を歩むことになり、私は2022年6月に株式会社subLimeの代表を退任しました。昨年から楠本会長と「新しいテクノロジーを軸に食の未来を本気で作ろう」と議論を重ね、今年3月カフェ・カンパニーの取締役副社長に就任しました。

コロナ後の外食業界は様々なコストが上昇し、今までと同じやり方では売上が上がるどころか大半は維持もしくは減少しているのが現実です。私はカフェ・カンパニーがこれまで築き上げてきたものを更に磨きあげ、チームで食から未来を作っていきたいと思います。

<プロフィール>

代表取締役社長 奈良正徳

2010年、飲食や宿泊事業においてマルチブランドを展開する株式会社subLimeに入社。一店舗の現場社員から営業本部長、執行役員、代表取締役社長まで経験。入社当時20店舗から最大240店舗まで展開。2022年6月同社の代表を退任。2024年3月カフェ・カンパニー株式会社取締役副社長に就任。

<新・代表取締役会長 楠本修二郎からのコメント>

2001年6月21日にカフェ・カンパニーを創業して以来、23年間、代表取締役社長を務めて参りましたが、この度奈良社長にバトンタッチすることに致しました。

奈良社長との出会いは、5年前になります。花光社長率いる株式会社subLimeと、食の総合バンクを目指してGYRO HOLDINGS株式会社を立ち上げましたが、その直後の新型コロナウィルスにより展開を一旦諦めて別の道を歩むことになってしまいました。奈良社長には株式会社subLimeの社長という重責を担って頂き以来のタッグとなります。

料理人出身の彼は今まで客単価300円から3万円まで、あらゆる業種業態を200店舗以上立ち上げてきた外食のプロフェッショナルです。人口動態や原材料調達など大きく経営環境が変わっていく今後の外食産業において、自ら変化に舵を切り、新しい時代を切り開いていくリーダーを目指して共に頑張っていきたいと思います。

私は農業・漁業と外食や小売などの生活者接点を連動させる新しい潮流づくりに邁進します。鮮度保持技術”ZEROCO”の活用などグループ内の連携を強化すると共に、引き続き、代表取締役会長としてもカフェ・カンパニーの新しい業種業態開発の企画や、地方創生及びそのブランディング前略、海外も含めた新しい領域の開発などを加速させますので、引き続きご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

<プロフィール>

代表取締役会長 楠本修二郎

早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、株式会社リクルートコスモス(現・株式会社コスモスイニシア)に入社。その後、大前研一事務所を経て、2001年にカフェ・カンパニー株式会社を設立。飲食事業の他、地域活性化事業、商業施設のプロデュースなどを展開。2023年、食産業の発展を支える基盤づくりと世界の課題解決の貢献を目指すZEROCO株式会社を始動。著書『ラブ・ピース&カンパニーこれからの仕事50の視点』『おいしい経済』。

<カフェ・カンパニー 会社概要>

■ 会社名:カフェ・カンパニー株式会社

■ 代表者:代表取締役会長 楠本修二郎 / 代表取締役社長 奈良正徳

■ 所在地:東京都渋谷区神宮前5-27-8 LOS GATOS 2・3F

■ 設立:2001年6月

■ URL:https://www.cafecompany.co.jp/

■ 事業内容:飲食店舗の企画運営事業、地域コミュニティ事業、海外店舗企画運営事業


<カフェ・カンパニー株式会社について>

日本国内外において「コミュニティの創造」をテーマに「WIRED CAFE」をはじめとする約80店舗(2024年8月現在)のカフェを企画・運営するほか、商業施設等のプロデュースや地域活性化事業も手がけています。。2021年8月、「食」を通じた心と身体の健康的な生活に貢献するため、ロート製薬株式会社と資本業務提携を発表。食×エンターテインメント、食×カルチャー、食×ヘルシーライフを身近に楽しく提供していく取り組みとして、「スタイル&コミュニティ」「健康」「サスティナブル」を軸に新しい価値を生み出していきます。

展開ブランド(一部抜粋)

WIRED CAFE、フタバフルーツパーラー、伊右衛門カフェ、発酵居酒屋5(表参道)、 PUBLIC HOUSE、 ROSEMARY’S TOKYO(NEWoMan 6F)、MOJA in the HOUSE(渋谷)、食堂居酒屋どいちゃん   …etc

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