能登半島地震で生き残った「奇跡のぶなしめじ」のお取り寄せができます!1.5倍のうまみを持つ、野性的なきのこを味わってみませんか。

被災した 株)ミスズライフ能登工場では280万本の培養中のぶなしめじの瓶が倒壊。そのまま放置された菌糸瓶を試験的に育てたところ、通常よりも大きく野性的でうまみ成分1.5倍のぶなしめじが生まれました!

株式会社 食文化のプレスリリース

生鮮・グルメ食品のインターネット販売を主としてビジネスを展開する株式会社 食文化(東京都港区東麻布、代表:萩原 章史)は2024年8月、能登半島地震で生き残った「奇跡のぶなしめじ」の取り扱いを開始します。豊洲市場ドットコム、うまいもんドットコムでお取り寄せができます。

株式会社食文化は、「能登のために、石川のために応援消費お願いプロジェクト」を通じて石川県・能登を応援しています。詳しくはこちら https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1879

能登半島地震の被災で生き残った「奇跡のぶなしめじ」

2024年1月1日に起きた能登半島地震により、株式会社ミスズライフの能登工場は大きな被害を受けました。年間9,000トンのぶなしめじを生産するミスズライフの能登工場は、約2割の生産を担う大規模工場です。

地震のあった1月1日に培養されていたぶなしめじの菌糸瓶は280万本です。その中には倒壊を免れたものもありましたが、210日以上も放置され、全部を破棄せざるを得ないと諦めながら、本社のある長野で試験的に栽培したところ、形状にばらつきはあるものの無事に芽が出てきました。

1972年に長野県下伊那地方で本格的な人工栽培が始まった、ぶなしめじ

ぶなしめじは1970年頃に大手酒造メーカーが栽培に成功し、1972年に長野県下伊那地方で本格的な人工栽培が始まります。

きのこ類の栽培は天然に近い原木栽培に変わり、おがこを使用した菌床栽培が普及することで急激に生産量が増えていきます。

長らく生産量1位だったしいたけを1990年頃えのきが抜き、その後王者として君臨します。ぶなしめじは1990年頃から生産量は急激に増え令和4年にはほぼ並ぶほど人気のきのこになります。

ぶなしめじの栽培工程で重要なのは「菌糸の培養」です

培養は温度・湿度を管理し70日間かけて瓶内で菌糸を生育します。その後、瓶を開け表面を削り刺激を与えることで発芽し2週間程度育て、収穫されます。この70日間の培養が、今回は210日以上になってしまいました。しかも温度・湿度管理もされていません。

うまみ成分が1.5倍に!大きく、力強さが増した野性的なきのこに

210日間かけて培養されたこのぶなしめじ、この長期培養の成果かうまみ成分であるグルタミン酸やアラニンが通常の1.5倍に増加しました。大きさもエリンギサイズのものができるなど、全体的に力強さが増し、まるで野性に戻ったかのような逞しいぶなしめじとなりました。

株式会社 食文化では、被災地の支援になればという気持ちだけではなく、おいしい長期培養のぶなしめじを多くの方に紹介したいという思いもあり販売に至りました。

9月末頃までの期間限定の取り扱い予定です。

株式会社 食文化

2001年、インターネットやパソコンが使えない生産者を支援するためのネット販売システムを構築し、日本人を元気にすることをミッションに掲げる、中高年を顧客とする産直グルメEC「うまいもんドットコム」を開業。2004年、東京中央卸売市場(築地青果市場)と提携し全国の特選フルーツや野菜を宅配する市場直結EC「築地市場ドットコム(旧 豊洲市場ドットコム(現」を開始。
住所 〒106-0044 東京都港区東麻布1-27-1 東麻布食文化ビル4階
お問い合わせはこちらから https://www.shokubunka.co.jp/contact/

今、あなたにオススメ