サントリー食品インターナショナル株式会社のプレスリリース
サントリー食品インターナショナル(株)は、人に言いづらい心身の不調や悩みを抱える若者に向けて、身近な存在である飲料を通じ、前向きな一歩を踏み出すきっかけをつくる「menphys(メンフィス)プロジェクト」を8月23日(金)より始動します。
本プロジェクトを始動するにあたり、主に4つの施策を展開します。まず、プロジェクトサイトで若者のリアルな声をまとめた「若者ぶっちゃけ健康白書」を公開します。そして、第1弾商品としてセルフケアドリンク2種「menphys GABA&アルギニン&亜鉛」、「同 GABA&大豆イソフラボン&鉄分」を、8月27日(火)から公式オンラインストアにて発売します。さらに、心身の不調や悩みに気づき、食事を通じてセルフケアを始めるきっかけをつくる「~悩みごとから注文するカフェ~ CAFÉ menphys」を、8月30日(金)から9月1日(日)の期間限定で東京・下北沢にてオープンします。加えて、本プロジェクトと連動する形で、当社従業員向けに、心身の健康問題による生産性の低下を示す“プレゼンティーズム”の改善の一助となることも狙った取り組みを実施します。
■「menphysプロジェクト」について
「menphys」(メンフィス)とは、「Mental(心)」と「Physical(体)」を組み合わせた造語です。本プロジェクトは、若者が抱える人に言いづらい心身の不調や悩みに対して、身近な存在である飲料やコミュニケーションを通じ、心と体を整える後押しをする、新しい取り組みです。
当事者でもある若手社員がプロジェクトを発足・推進しており、“自分を理解・尊重し、心地よく自分らしくありたい”という若者の思いに寄り添いながら、彼らの心身のセルフケアをサポートしていきます。
■施策内容
本プロジェクトの始動に当たり、以下4つの施策を展開します。
①「若者ぶっちゃけ健康白書」公開
10~30代の若者864人を対象に行った「心身の健康に関するアンケート調査」結果から明らかになった、若者のリアルな不調や悩みの声を知ることができる「若者ぶっちゃけ健康白書」をプロジェクトサイトにて公開します。本調査では、「半数を超える人が日常的に“身体の悩み”を感じている」「男性特有の活力不足は、“一人で抱えがち”な傾向がある」「女性特有のイライラ期において、約8割が“自助努力”で対処」などの実態が明らかになりました。この健康白書を通じて、人に言いづらい悩みを抱える若者が同世代の実態を知ることで、悩んでいるのは自分だけではないことに気づき、対策に向かうきっかけになればと考えています。
なお、プロジェクトサイトでは、担当者の思いをつづったインタビューコメントも紹介します。また、プロジェクトサイト内の商品ページからは、直接商品を購入いただけます。
▼「menphysプロジェクトサイト」URL
②セルフケアドリンク2種「menphys GABA&アルギニン&亜鉛」、「同 GABA&大豆イソフラボン&鉄分」新発売
「menphysプロジェクト」の第1弾商品として、人に言いづらい若者の悩みを心と体の両面からサポートするセルフケアドリンク2種を、8月27日(火)より公式オンラインストアで発売します。
「menphys GABA&アルギニン&亜鉛」は、男性としての自信を取り戻したいという悩みに着目したドリンクです。また、「同 GABA&大豆イソフラボン&鉄分」は、女性特有のイライラ期を明るく前向きに変えるサポートをします。「10本パック」と「10本パック×3(30本)」の2種類を用意し、さらに継続的に飲用されたい方の手間を省くため、お得な定期購入コースも設けています。
商品名・販売チャネル・パッケージ・容量・公式オンラインストアでの販売価格(税込)・発売期日
menphys GABA&アルギニン&亜鉛menphys
公式オンラインストア
10本パック(1本 50ml)
通常価格 5,400円
定期初回 4,320円
定期2回目以降 4,860円
10本パック×3(1本 50ml)
通常価格 16,200円
定期初回・2回目以降 12,150円
8月27日(火)
menphys GABA&大豆イソフラボン&鉄分
公式オンラインストア
10本パック(1本 50ml)
通常価格 3,780円
定期初回 3,240円
定期2回目以降 3,400円
10本パック×3(1本 50ml)
通常価格 11,340円
定期初回・2回目以降 9,100円
8月27日(火)
※商品の詳細は、同日配信の以下プレスリリースをご参照ください。
▼「menphys GABA&アルギニン&亜鉛」商品リリース
https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/div/SBF1508.html
▼「menphys GABA&大豆イソフラボン&鉄分」商品リリース
https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/div/SBF1509.html
③「~悩みごとから注文するカフェ~ CAFÉ menphys」期間限定オープン
若者を対象に、人には言いづらい心身の不調や悩みに気づき、セルフケアを始めるきっかけをつくることを目的とした、「~悩みごとから注文するカフェ~ CAFÉ menphys」を、8月30日(金)から9月1日(日)までの期間限定で、東京都・下北沢にてオープンします。
本カフェの特徴は、メニューから料理を選ぶのではなく、オリジナルのカルテシートから自身の不調や悩みを選択することです。すると、各々が選んだ不調や悩みに合わせて、それらの緩和に役立つとされる栄養成分を摂取できる食材を使った、オリジナルオープンサンドが提供されます。メニューは、料理家・管理栄養士の長谷川あかりさんが監修しました。なお、自分自身の不調や悩みを抱え込まず、一人ひとりが学びながら向き合い、前向きな一歩を踏み出してほしいという本カフェのコンセプトにちなみ、メニューに「オープンサンド」を採用しています。
●「~悩みごとから注文するカフェ~ CAFÉ menphys 」概要
日時:2024年8月30日(金)~9月1日(日)11:30~17:00
場所:東京都世田谷区北沢2-11-16 ミカン下北A街区1F(「PIZZERIA 8」内)
料金(税抜):500円(オープンサンド1種、1ドリンク付き)
※提供メニューは、営業時間内でも売り切れになる可能性がございます。予めご了承ください。
④当社従業員向けの取り組み
当社従業員に対し、心身の健康問題による生産性の低下(プレゼンティーズム※)の改善の一助となることも狙い、当社オフィス内の社員食堂でも、「~悩みごとから注文するカフェ~ CAFÉ menphys」と同コンセプトで考案した、オリジナルオープンサンドを提供します。またその他にも、人事部と共同で、人に言いづらい心身の悩みとプレゼンティーズムの関係性をテーマにした社内セミナーの開催や、心身の悩みに関連する書籍を自由に閲覧できる「menphys library」の設置なども予定しています。
※欠勤には至っておらず、勤務をしているが、心身の健康問題が理由で生産性が低下している状態
■プロジェクト担当者コメント
本プロジェクトは、自身も当事者である若手社員を中心に発足・推進しています。プロジェクトに対する担当者の思いをお届けします。
土屋 友胤(つちや ともつぐ)
サントリー食品インターナショナル(株)ブランドマーケティング本部
“大事な時に力を発揮できない”という悩みを抱えた経験がある当事者の一人であったことから、同じ悩みを抱えている人と同じ目線で、男性特有のパーソナルな悩みにも向き合える社会を目指したいと思い、本プロジェクトを立ち上げました。飲料という身近な商品で気軽な入口をつくり、自身の悩みと向き合い、生活習慣の大切さに気づくきっかけとなる、それが「menphys」の役割だと思います。
佐藤 和夢(さとう かずむ)
サントリー食品インターナショナル(株)ブランドマーケティング本部
当初は、特に大きな悩みを抱えていたわけではありませんでしたが、女性特有の不調に関して勉強するうちに、過去の辛い日々がそれによるものであったと自覚し、もっと早く気づけたらよかったと思いました。同じように、不調を抱えながら仕事をしている方も多いと感じますし、女性特有の悩みを調査しているうちに、リアルで悲痛な声をたくさん聞き、なんとかしたいという思いでこのプロジェクトを立ち上げました。「menphysプロジェクト」を通じて、不調や悩みを持ちながらも、諦めてしまっている方々に対し、隣に寄り添うようなサポートができればと思います。
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」を企業理念として掲げています。生活者への寄り添いを第一に、新しいチャレンジをしてきた当社の企業風土と、長年にわたって「おいしさ」と「新たな健康価値」を提案してきた飲料・マーケット開発のノウハウで、これからも独自の価値を創造していきます。
■専門家コメント
奥田弘美(おくだ ひろみ)先生
日本医師会認定産業医(労働衛生コンサルタント)、精神科医(精神保健指定医)、株式会社朗らかLabo代表取締役。都内約20か所の企業での嘱託産業医として、働く人の心身のサポートに日々携わっている。
若い世代の健康に関する特徴として、基本的に体力があるので、多少無理をしてもなんとかなってしまうことがあげられます。また、美容やボディメイクなど見た目への関心は高いものの、健康についてはそれほど意識しておらず、健康に関するセルフケアも怠りがちなのではないかと思います。
セルフケアといっても特別なことではなく、まずは食事や睡眠で体の基礎を整えることが大切です。必要な栄養を取り入れる「食事」と、心身をメンテナンスする「睡眠」という、毎日の基本的なセルフケアができていないと、ストレスに感じる何かが起きたときに不調が出やすくなりますし、女性のゆらぎも重くなる傾向があります。何か不調を感じることがあれば体からのサインと受け止め、食事と睡眠を整えるセルフケアを実践してください。心は体の一部です。体を整えることが、心や気持ちによい影響をもたらしてくれるでしょう。
武神健之(たけがみ けんじ)先生
日本医師会認定産業医、一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事。20以上のグローバル企業で、通算10,000件以上の健康相談やストレス・メンタルヘルス相談を実施。働く人のココロとカラダの健康管理をサポートしている。
心身の健康の基本となるセルフケアは、なんといっても「毎日の食事」です。当たり前すぎてつまらないと思うかもしれませんが、バランスのよい食事を心がけることが大切です。若い世代は食事をおろそかにしてもなんとかなると考え、後回しにしがちですが、ストレスに強い心と体であるためには、何を食べているかが大きく影響します。
食生活を大きく変えるのは難しいかもしれませんが、普段朝ごはんを食べる習慣がない人も、少しでいいので朝食を取ってみるなど、今より一歩、よい食習慣を始めてみましょう。その積み重ねが、あなたの不調を軽くしてくれる、大切なセルフケアとなるのではないでしょうか。
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリーお客様センター https://www.suntory.co.jp/customer/
以上