「ジンジャーエキスパウダーE」に 内臓脂肪の蓄積抑制効果があることを発表

池田糖化工業株式会社のプレスリリース

池田糖化工業株式会社(本社:広島県福山市、代表取締役社長:池田 直之)は、6-ショウガオールと6-ジンゲロール含有量を規格化した「ジンジャーエキスパウダーE」を用いた臨床試験において、内臓脂肪の蓄積を抑制する効果を確認しました。

【背景】
内臓脂肪の過剰な蓄積は、アディポカインの分泌異常を引き起こし、高血圧や高血糖のリスクを高めることが知られています。高血圧や高血糖は、心疾患や糖尿病といった生活習慣病の原因にもなり得ることから、内臓脂肪の過剰な蓄積を抑制することは生活習慣病のリスク低減において重要であると考えられています。
そこで今回、ジンジャーエキスパウダーEが内臓脂肪に与える影響を評価するために、肥満気味の方を対象とした臨床試験を実施しました。

【試験内容】
肥満気味(BMI:25~30 kg/m2)の20歳~75歳の健常な男女(合計68名)を対象として二重盲検ランダム化プラセボ対照並行群間比較試験を実施しました。試験食品は、ジンジャーエキスパウダーEを含有するカプセル(被験食品)とプラセボを用意し、摂取期間を12週間に設定しました。一日当たりのジンジャーエキスパウダーEの摂取量は100mgであり、6-ショウガオールが2mg、6-ジンゲロールが0.5mg含まれます。摂取前と12週間摂取後に、腹部内臓脂肪面積を測定(CT撮影)することで評価しました。

【試験結果・考察】
12週間摂取後の腹部内臓脂肪面積は、被験食品群(34名)でプラセボ群(34名)よりも有意に低い値でした(p<0.05)。また、腹部内臓脂肪面積が100cm2未満の被験者を対象とした層別解析においても同様に、被験食品群(12名)の腹部内臓脂肪面積は、プラセボ群(13名)よりも有意に低い値でした(p<0.01)。
以上のことから、肥満気味、特に腹部内臓脂肪面積が100cm2未満の肥満気味の方において、ジンジャーエキスパウダーEの摂取が腹部内臓脂肪の蓄積を抑制したことが明らかになりました。
ジンジャーエキスパウダーEによる内臓脂肪の蓄積抑制作用は、6-ショウガオールや6-ジンゲロールがTRPV1に作用して脂肪の分解を促進したことによるものと推察されます。

図_内臓脂肪蓄積抑制

【製品概要】
製品名  :ジンジャーエキスパウダーE
性状   :淡黄色粉末
名称   :ジンジャーエキス粉末
成分規格 :6-ショウガオール 2.0%以上、6-ジンゲロール 0.5%以上
入目/荷姿:1kg×5袋/ケース
賞味期限 :製造後24ヶ月

【会社概要】
商号  : 池田糖化工業株式会社
代表者 : 代表取締役社長 池田 直之
所在地 : 〒720-8638 広島県福山市桜馬場町2番28号
設立  : 1935年6月1日
事業内容: カラメル、調味料、甘味料、乾燥食品、デザート食品、
      その他各種食品加工、食品素材
資本金 : 4億794万円
URL   : https://www.ikedatohka.co.jp/

【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
池田糖化工業株式会社 食品基盤技術研究室
Tel:084-957-3411

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