〜札幌のホテルが、ポークカレーとバナナアイスで食品ロス削減に貢献〜
エイ・エイ・ピー・シー・ジャパン株式会社のプレスリリース
すすきの・中島公園のホテル、イビススタイルズ札幌(所在地:北海道札幌市、支配人:森田雅春)では、2024年9月4日から10月31日までの2か月間限定で、食品ロスを使った道産飼料で育った望来豚の和風ポークカレーと規格外バナナを使ったアイスを朝食ブッフェで提供します。
2022年度の事業系食品ロス量は、236万トンとなり、2030年度までに273万トンにするという削減目標を前倒しで達成したものの、家庭系食品ロス量は、236万トンとなり、目標の216万トンの達成には、一人ひとりの一層の取り組みが必要です。(資料1)
※資料1 消費者庁「食品ロス量と削減目標」
【和風ポークカレーとバナナアイスで食品ロス削減に貢献】
当館では、食品ロス削減に貢献するため、本来であれば廃棄されてしまう食品工場からのロスを使って作られた道産飼料で育てられている望来豚の和風ポークカレーと規格外バナナを使ったアイスを朝食ブッフェで9月4日から10月31日までの2か月間限定で毎日提供します。
レストラン”SAPPORO Kitchen”の料理長 堀江 亮 が、国内外から北海道の食べ物を楽しみに札幌に来るお客様に喜んでいただけるように、道産にこだわり、高品質でおいしい食材を探している中で望来豚に出会いました。飼料にも道産原料を使い、北海道の食品会社等で出る未利用資源も活用し、食品ロス削減に取り組んで育てていることを知り、採用することに決めました。
カレーは、望来豚をしっかりと焼き上げ、甘さを十分に引き出した脂身の脂で道産の玉ねぎをじっくりと炒め、道産真昆布とカツオ節で取った出汁や生姜などで和風に仕上げた一品です。コクの強い望来豚を引き立たせるため、しっかりとスパイスを効かせているのが特徴で、時期により、脂身のつき方を見ながら、バラ肉と肩ロースを使用する予定です。ライスは、道産ななつぼし。あっさりとした食感がコクのあるカレーにマッチします。
アイスはロッテの「あじわいバナナミルク」。Dole社が推進する「もったいないバナナプロジェクト」に賛同し、おいしく食べられるのに産地からの輸送過程で規格外となった「もったいないバナナ」を使用して作られています。バナナとミルクの濃厚でまろやかな口当たりが特徴。朝食ブッフェの締めとして手に取る人の多いデザートに、規格外バナナを使用したデザートを提供することで、より多くの人の目に触れ、規格外果物のおいしさを知ってもらう機会になるのではないかと思い、提供を決めました。
【今後はレストランで発生する食品ロスを削減】
堀江料理長から「食品ロス削減につながる食材を使うことで、食品ロス削減に貢献したい。家庭系食品ロスの削減を促進するためにも、美味しく食べながら、食品ロスについて考える場を作り、一人でも多くの人の行動が少しでも変わるきっかけになればうれしい。今後は、レストランで規格外野菜を使ったメニュー開発やレストラン利用者への食品ロス削減の呼びかけなどにも取り組んでいく予定。」
《 イビススタイルズ札幌 概要 》
所在地:〒064-0808 北海道札幌市中央区南8条西3丁目10-10
E-mail: h9730-re1@accor.com
TEL:011-530-4055
ホームページ:https://ibisstyles-sapporo.com/
Instagram: https://instagram.com/ibisstyles_sapporo
Facebook: https://www.facebook.com/ibisStylesSapporo/
<参考写真>