「旧生駒トンネル」を活用したオリジナルブランド『生駒隧道』商品の第３弾　日本酒「月の旅人」を発売します！

株式会社アド近鉄（以下、アド近鉄※）は、近畿日本鉄道株式会社が保有する旧生駒トンネルの安定した温度・湿度に着目し、こうした環境を必要とする生産者様に生産場所として利用いただき、生産された商品にオリジナルブランド『生駒隧道』という商標を付けていただくプロジェクトを行っています。
このたび、奈良県生駒市の株式会社中本酒造店様が、オリジナルブランド『生駒隧道』の第３弾となる日本酒（商品名：生駒隧道　月の旅人―Tabito―）を、２０２４年９月８日（日）より発売することとなりました。
株式会社中本酒造店様は、トンネルの歴史と生駒の地にある地理的特性に共感いただき、この取り組みに参画いただきました。３年近く日本酒や焼酎などのテスト貯蔵を行い、協議を重ねてきました。今回、旧生駒トンネルの環境を活かし、熟成時期の異なる３種類の商品を発売する運びとなりました。

今後もアド近鉄では、旧生駒トンネルを生産の場として利用していただく生産者様を広く募るとともに、『生駒隧道』ブランドを広く展開し、沿線地域の活性化につなげてまいります。

※アド近鉄は、近鉄グループの一員として、広告企画・制作、イベント運営、Web、交通広告など幅広い事業を展開している会社です。

販売商品について

特徴

旧生駒トンネル内熟成では、温度・安定した湿度・静寂・清浄な空気が影響し高品質な独特の風味を生みだしています。
中本酒造店は、生駒山の東北端に近い山ふところに「山鶴」の醸造蔵をもつ酒蔵です。代々伝えられた古文書によれば、江戸時代享保十二年（1727年）に創業し、今日まで数えて約二百九十年の間、この地で酒造業を営んできました。このたびの商品化では、試行錯誤の結果、熟成後の変化を考慮し、旧生駒トンネル内での熟成期間を30日に設定いたしました。今までにない深い熟成をお試しください。

生駒隧道ブランドの概要

旧生駒トンネルが持つ年間を通してほぼ一定の環境特性（気温約16.7℃ /湿度約98％）を活かし、生産者の方とともに生み出された製品にのみ『生駒隧道』の商標を使用していただくことができ、ブランド展開を行っていきます。
かつて関西の経済を盛り上げたこのトンネルから、また再び沿線地域の活性化につなげていく取り組みです。

【SDGsへの貢献】

• 沿線の文化・観光振興

• トンネルを拠点とした地域の活性化、魅力発信

• トンネル及び新商品の開発に伴うつくる責任

• 天然資源のみでの食品熟成～保管（商品開発）

• 外部との連携