日仏商事株式会社が輸入販売しているブランド「ボワロン」のロゴが新しくなります
日仏商事株式会社のプレスリリース
”フランスの粋「エスプリ」を日本へ”をテーマに、50年以上もの間フランスの食文化を日本に発信し続けてきた日仏商事株式会社(所在地:兵庫県神戸市中央区、代表:筒井 ミシェル https://www.nichifutsu.co.jp/)は、80年の歴史を持つフランスの冷凍フルーツピューレのブランドであるレ ヴェルジェ ボワロンがコーポレートアイデンティティを10月1日(火)より刷新することをお知らせいたします。
【コーポレートアイデンティティ刷新の背景】
ボワロンはフルーツガストロノミーの世界的なベンチマークとして、人と自然をつなぎ、喜びを分かち合うひと時を創り出したいという想いから、これまでのレゾンデートル(存在理由)である「フルーツへの情熱を通じて、人と自然をつなぐ」を刷新し、「私たちは、人々をつなぎ、命あるすべてのものを尊重するフルーティなガストロノミーを築いていきます。」を新たに掲げました。フルーツピューレのハイエンドブランドとして、世界中のガストロノミーのプロフェッショナルに向けて、ボワロンが提供するフルーツソリューションの卓越性をアピールするため、企業理念を象徴したロゴ、スローガン、キービジュアルに一新いたしました。
【新しいブランドイメージの紹介】
モダンで洗練された新しいロゴは、以前のロゴのイメージを継承しつつ、素朴さと自然さを表現しています。環境保全をはじめとした、社会全体の保全活動への取り組みを象徴する葉のデザインは、より軽やかでシンプルに生まれ変わりました。また、家族経営の企業として、妥協することなくフルーツピューレと向かい合い続けてきたボワロンにとって、そのファミリーネームは誇りです。「boiron」の文字を以前よりも大きく目立たせることで、信頼感と親しみやすさを与える印象的なロゴにしています。
新しいスローガン「Cultivons l’excellence fruit(果実の卓越性を育もう)」は、ボワロンの高品質なフルーツピューレへの強いこだわりと、あらゆる段階で卓越的であるという一貫した価値観を表し、鮮やかなキービジュアルは、ボワロンのフルーツソリューションをシンプルかつエレガントに際立たせます。
【レ ヴェルジェ ボワロンについて】
1942年に設立されたフランスの家族経営企業であるレ ヴェルジェ ボワロンは、ガストロノミーのプロフェッショナル向けに卓越したフルーツソリューションを提供しています。原料調達から製造まで、同社のユニークなノウハウは世界的に認められています。2019年には、シェフのレシピ作成プロセスを支援するためのツールであるFruitology®を導入しました。フランス、日本、イギリスにオフィスを持ち、アメリカに子会社を持つ同社の製品は、80カ国以上で販売され、1億2000万€の売上実績があります。220人の従業員を抱える同社は2024年に3年連続で「Great Place to Work」の認証を受けています。
レ ヴェルジェ ボワロンSDGsへの取り組み(CSR活動)
新しいCIは、ボワロン社のフルーツ製品が持つ卓越性と、それを支える環境への深い配慮を象徴しています。私たちは、フルーツの美味しさと品質を追求するだけでなく、それを提供する過程で地球環境を守り、社会に貢献することを目指しています。
レ ヴェルジェ ボワロンは環境と関連する人々に対する配慮をさらに深めながら、持続可能なフルーツのサプライチェーンを開発することで、農業や食品産業を進化させていくことを目的としたCSRプログラム「Care for the future」を立ち上げました。以下の4つの柱を打ち立て、社会的および環境的責任に関する同社の取り組みを体系化しています。
①持続可能で強靭なフルーツサプライチェーンの構築
・80%のサプライヤーが10年以上の取引
・サプライチェーン支援:2022年収穫のためのサプライヤーへの事前融資(金額:220万€)
・可能な限り地元産を優先
*)ボワロンに卸しているペッシュブランシュの果樹園には指定のベルリム種を栽培してもらうべく、15年の契約を結び、植樹や灌漑システムなどに投資
②CO2排出量の削減と配慮ある資源利用
・脱炭素化戦略と資源保存
*)スコープ3のCFP(カーボンフットプリント)を実施し、2023年にADEMEが推進するACTアプローチに基づいて、パリ協定の目標と互換性のある脱炭素化戦略を実行する。
▸スコープ3:サプライチェーン全体で発生するすべての間接排出
▸CFP:製品やサービスの生涯全体でCO2の排出量を可視化したもの
▸ADEME:フランス環境エネルギー管理庁
▸ACT:企業の低炭素移行戦略のための国際的なフレームワーク
・水とエネルギーの節約プラン
*)水の節約プラン:300万€が革新的な技術に投資され、水の消費を25%削減することが可能
▸工場内の水のライフサイクルのマッピング
▸水の使用監視の強化(水の消費を測定し制御するためのメーター数の増加)
▸凝縮器やヒートポンプなどの清掃作業の最適化、フルーツの洗浄水のリサイクルなど・・
・環境に配慮したパッケージの開発
・従業員の意識啓発と研修
*)気候チームの設立(定期的に気候変動について考えるワークショップを実践中)
▸全従業員を対象とした意識啓発の実施。
▼エネルギー消費量(絶対値/2022 vs 2019)
・水の消費量 :-15%
・廃棄物処理量 :-6%
・天然ガス消費量 :-43%
③環境意識の高い魅力的なガストロノミーの推進
・自然、品質の管理、衛生と食品安全管理を実施
*)80年以上にわたる独自のアッサンブラージュ技術
*)すべてのフレーバーに砂糖不使用のレシピ
*)100%フルーツ、人工添加物不使用、天然原材料のみで構成
*)食品安全と衛生の認証(FSSC22000)取得
(ロット毎に100の点検と30種の異なる検査の実施)
・顧客のあらゆるニーズに対応
*)ボワロン専任テクニカルアンバサダーと連携したレシピや最新技術や情報の提供
▸フランス本社、ドイツ、ポーランド、香港にそれぞれ常駐
・フルーツの特徴の言語化:フリュイトロジー
*)フルーツピューレの様々な感覚特性(外観、味、テクスチャー)を正確な言葉で言語化
▸シェフに味覚に関するインスピレーションを与え、組み合わせなどレシピを洗練させることができる
*)131の商品構成と60のフレーバー(冷凍ピューレと常温ピューレ)
④環境問題に取り組むパートナーの、模範となる企業への発展
・3年連続「Great Place to Work」の認証を受けた企業(職場環境が優れていると認定された企業に与えられる認証)
*)アンケート調査では、社員の83%が社会貢献の高い企業に属していることを誇りに持っていて、仕事にやりがいを感じていると回答
・2021年:約150社のフランス企業を集めた気候変動に関する企業会議の参加メンバーに選出(CEC)
・トレーサビリティと透明性を重視
■切り替えについて
各掲示物について、2024年10月より段階的に切り替えをしていきます。現状のロゴマークと併用していく期間ができますが、ご了承ください。