3周年を迎えた「もったいないバナナプロジェクト」がさらに進化企業の垣根を越え、フルーツロス削減ムーブメントを共創
株式会社ドールのプレスリリース
株式会社ドール(本社：東京都中央区、代表取締役社長CEO 青木 寛、以下Dole) がフルーツロスの削減を目指し、2021年に開始した規格外のバナナを活用する取り組み「もったいないバナナプロジェクト」は、2024年9月29日で3周年を迎えました。
このプロジェクトは近年の社会課題のひとつである「食品ロス削減」に寄与する取り組みとして、現在50社を超える企業様にご参画いただいています。この取り組みの輪をさらに拡げ、企業の垣根を越えたムーブメントに繋げていきたいという想いの下、Doleは共創型フルーツ活用プロジェクト「もったいないフルーツアクション」を開始いたします。
■共創型フルーツ活用プロジェクト「もったいないフルーツアクション」
「フルーツロスをゼロにすること」、「“規格”という概念を改めて捉え直し、規格外フルーツが地球の大事な資源として活用される、サステナブルな仕組みを構築すること」をゴールとし、フルーツの可能性を拡げるために様々なアクションを推進してまいります。
①「Crafty」を活用した、共創型商品開発プロジェクト発足
参画企業との、もったいないフルーツを使用した商品展開を加速推進するための取り組みとして、地域で活躍する職人や、ものづくりをするクリエイターと参画企業をつなぐ開発者コミュニティ「Crafty」（株式会社イロリ提供）とのアクションを開始します。製菓・製パン業界や発酵食品、飲料など、幅広いジャンルのクリエイターから新しい「もったいないフルーツ」の活用方法を募り、参画企業の「もったいないフルーツ」の新商品開発をサポートします。
② 毎月1日は「もったいないフルーツの日」
もったいないフルーツの認知をひろげることを目的として、「１本も無駄にしない」というメッセージを込め、毎月１日を「もったいないフルーツの日」として日本記念日協会に登録しました。
毎月1日に、「もったいないフルーツ」を使用した商品についてオウンドメディアで発信し、「もったいないフルーツアクション」を盛り上げます。
③オフィス向け定期配達サービス 「Office de Doleもったいないバナナ」
もったいないフルーツの食シーンを拡げる取り組みとして、「もったいないバナナ」をオフィスや工場などの職場にお届けし、従業員の皆様の健康習慣をサポートするとともに、もったいないバナナの「救出」に参加していただくことで、企業のSDGs推進に貢献します。
「Office de Dole」お問い合わせ先：otoiawase@dole-ec.com
④ フルーツの新たな可能性を追求する「バナナ炭」
「もったいないフルーツ」の可能性をさらに拡げる新しい活用方法として、バナナを「炭」にしてBBQ等のレジャーシーンで活躍する調理用炭や脱臭剤、調湿材に使うことができるのではないかと考え、「バナナ炭」の商品化を検討しています。
（バナナ炭は、現地で土壌改良材として現在も使用されています。）
■ 「もったいないバナナ」とは
Doleはフルーツの埋め立て廃棄ゼロに向けて取り組んでおり、まだ美味しく食べられるにもかかわらず、皮のキズやサイズのばらつきなど様々な要因により廃棄せざるを得ない規格外バナナを1本でも多く救いたいという想いで、「もったいないバナナ」と名付けました。
「もったいないバナナ」はドリンクやアイス、菓子など、様々な食品に生まれ変わって救出され、3周年を迎えた現在、50社以上の企業が参画。また、バナナ以外の青果にも範囲を拡大した「もったいないフルーツプロジェクト」も展開しています。
「もったいないフルーツプロジェクト」特設サイト
URL： https://www.dole.co.jp/lp/jp/mottainaifruits/
Doleはフルーツで人々の様々な暮らしを笑顔にしていきたいという思いを込めて、2023年7月に策定した「フルーツでスマイルを。」というブランドメッセージの下、フルーツが持つ新たな可能性を模索し、企業やその先の生活者、そして社会が抱える課題を、皆様とともに解決していきたいと考えております。
■会社概要
会社名 ：株式会社ドール/Dole Japan, Inc.
創業 ：1965年
設立 ：1982年12月28日
資本金 ：8000万円
代表者 ：代表取締役社長CEO 青木 寛
社員数 ：168名（2024年4月現在）
事業内容：青果物の生産、加工、販売及びマーケティング活動 他
営業収益：580億円（2024年3月期）