〜日本の和牛の美味しさと肉職人の技術を世界へ発信!加古川の食肉産業が新たな歴史を刻む〜
JAPAN BEEF FESTIVAL実行委員会のプレスリリース
2024年9月21日(土)、肉のまち加古川推進協議会は、「世界最大の生肉ケーキ(Largest raw meat cake)」がギネス世界記録™を達成しました。肉ケーキは9月20日に、地域の精肉店など食肉関係事業者をはじめとする約30社・50人以上の協力により約4時間かけて製造され、翌日21日に兵庫県加古川市で開催された「JAPAN BEEF FESTIVAL」の会場内でその場に立ち会ったギネス世界記録認定員により認定されました。
挑戦の経緯
肉ケーキは、2005年ごろに日本でトレンドとなった料理です。日本の優れた牛肉のカット技術や独自のスライス肉文化が融合したこの料理は、海外メディアでも取り上げられ、世界中に広がりました。肉ケーキは、見た目がケーキのように美しく装飾された肉料理であり、特別な日やイベントでの目玉として人気を博しています。今回の「世界最大の和牛肉ケーキ」プロジェクトは、そうした“日本の肉職人の技術と和牛のスライス肉文化の魅力を世界に伝えたい”という思いを込めて、肉のまち加古川からギネス世界記録に挑戦するものです。
認定セレモニー
ギネス世界記録™️認定セレモニーはラジオDJの大久保かれん氏の進行により、大盛況の中で開催されました。肉のまち加古川推進協議会副会長の平井雄一郎が今回の挑戦の背景やプロジェクトについて語ったのち、厳正な審査のもと、新たな世界記録が公式に誕生し、会場には歓声が響きました。記録認定の瞬間、ギネス世界記録™︎認定員関岡智美氏から肉のまち加古川推進協議会会長の山内紘記が認定証を授与され、新たな歴史が刻まれました。
ファーストバイトとギネス世界記録達成後の特別販売
また、セレモニーのハイライトとして、和牛肉ケーキの初試食に臨む「ファーストバイト」が行われました。近畿農政局の阿部健治地方参事官、岡田康裕加古川市長、国土交通省大臣官房審議官の天野正治国土政策局担当、日本食肉格付協会の大野高志会長、加古川食肉公社の大浦達也理事長らが、新記録を祝しつつ、それぞれが和牛のおいしさについてコメント。会場では、その芳醇な香りと絶品の味に驚きの声が上がり、試食後には、各界の代表者たちが和牛肉の持つ可能性や地域活性化への期待を語り合う場面も見られました。その後、「ギネス世界記録町おこしニッポン和牛肉ケーキ販売ブース」にて、兵庫県飲食業経営審議会にて調理され、来場者に特別価格で振る舞われ、16時に完売しました。
ギネス世界記録™︎認定内容
記録名:最大の生肉ケーキ(Largestrawmeatcake)
正式記録名:ThelargestrawmeatcakewasachievedbyKakogawaBeefTownPromotion
Council (Japan) Japan Beef Festival in Kakogawa, Hyogo, Japan on 21 September 2024
記録保持者:肉のまち加古川推進協議会
記録数値:127.55kg
記録取得日:2024年9月21日(土)
肉のまち加古川推進協議会とは?
肉のまちかこがわ推進協議会は、兵庫県加古川市を拠点に、2024年5月に発足した団体です。本ギネス世界記録挑戦プロジェクトのほか、2025年の大阪・関西万博を見据えた兵庫フィールドパビリオンで「和牛ツーリズム」として公式認定を受けるなど、食肉業界をはじめ、飲食・観光・メディア・教育など食を通じた地域創生に関心を持つ企業・団体との連携のもと、日本独自和牛肉の文化や伝統を国内海外に広めるとともに、加古川の地場産業である「牛肉」に光を当てたまちづくりを推進してまいります。今後、ギネス世界記録達成を記念して、肉ケーキの販売も計画しています。