アプリとホテルステイで栄養士による眠活サポート概要を発表。PHRを通じて“自然と健康になれる社会”の実現を目指す
株式会社グリーンハウスのプレスリリース
株式会社グリーンハウス(東京都新宿区 代表取締役社長:田沼千秋 以下グリーンハウス)は、事業者・生活者ともに開かれた環境でPHRが繋がり、より豊かなサービス・生活・体験が広がる未来につなげるべく、PHRサービス利用者の拡大とユースケースの創出を目指して経済産業省が実施する「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)」のサービス事業者として採択され、経済産業省の事業としての大阪・関西万博への出展に向けて、PHR事業者のArteryex株式会社(東京都台東区 代表取締役:李 東瀛 以下Arteryex)、株式会社Y4.com(東京都千代田区 代表取締役: 安嶋幸直 以下Y4.com)と実証に取り組むユースケースの概要について発表します。本実証を通して、提供するPHRサービスならびにマーケットの成⻑に寄与し、日本のヘルスケアサービスに貢献してまいります。
「~New・Wellness Sleep Program~ アプリとホテルステイで栄養士による眠活サポート!」の概要
この度、グリーンハウスのAI食事管理アプリ『あすけん』のサービスとArteryexが提供する健康診断結果などのPHR、Y4.comが提供する睡眠・運動のPHRの連携によりアプリとホテルでの睡眠アドバイスサービスの実現を目指してユースケース名称「~New・Wellness Sleep Program~アプリとホテルステイで栄養士による眠活サポート!」の実証に取り組みます。
■ユースケース内容
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グリーンハウスが提供するあすけんアプリに、Arteryexが提供する健康診断結果などのPHRとY4.comが提供する睡眠・運動などのPHRを連携させ、それらのデータをもとにAI栄養士・未来さんが『あすけん』アプリ上でパーソナライズされた睡眠改善コンテンツやアドバイスを提供。
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より詳細な睡眠アドバイスを希望する方へは、グリーンハウスグループが運営する「ホテルグランバッハ京都セレクト」において、睡眠に最適な環境を整えた専用ルームで睡眠時の脳波を測定し、その結果に基づいて専任カウンセラーから睡眠アドバイスを提供。『あすけん』に連携したPHRだけでなく、日常生活をヒアリングしたうえで睡眠アドバイスを行うため、『あすけん』アプリよりも一層パーソナライズされたアドバイスを提供でき、睡眠課題への気づきや行動改善を円滑に促すことが期待される。
「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)」について
本事業は、実証後の2025 年4 月から開催される「いのち輝く未来社会」をテーマにした大阪・関西万博を通じて、事業者・国民がともに開かれた環境で多様なPHRとサービスが繋がり、新たな商品やサービスを生み出す事業者、それを安心して利用する国民の、より豊かな生活・体験が広がる未来への礎を築き、PHRによる“自然と健康になれる社会”の実現を目指しています。
本事業期間には、運動、睡眠、食事等の各テーマにおいて、PHR事業者及びサービス事業者の協調のもと、情報連携基盤「PHR CYCLE」を介しサービス事業者1社に対し複数のPHR事業者のPHRが提供されることで、これまでにないユースケースを創出するとともに、PHRサービスを提供する仕組みを実証的に実現します。
PHR事業者とサービス事業者のマッチングを経て今回創出された10件のユースケースは、今後PHR事業者とサービス事業者により情報連携基盤「PHR CYCLE」との接続を行います。2025年4月以降には、創出されたユースケースを大阪・関西万博での国民の体験機会を設ける予定であり、PHRサービス利用者の拡大を目指して順次社会実装を進めてまいります。
※本事業の詳細は公募サイトはこちらをご覧ください<URL:https://phr-expo-data-utilization.meti.go.jp/>