【ケンミン食品】2025年大阪・関西万博「EARTH TABLE～未来食堂～」に出店

ケンミン食品株式会社（本社：兵庫県神⼾市、代表取締役社⻑：高村祐輝）は、「⼤阪・関⻄万博」において、会場中心の「静けさの森」に近接する「EARTH TABLE～未来食堂」エリアで、グルテンフリーラーメン専門店「GF RAMEN LAB」を出店します。

2025年に創業75周年を迎えるケンミン食品は、経営理念「健康を皆さまに」のもとビーフンをはじめお米のめんづくりを続けてまいりました。米国ボストンで１時間待ちの行列となる人気ラーメン店「Tsurumen」店主・大西益央氏の『小麦アレルギーがある方にもおいしいラーメンを食べていただきたい』という思いに共鳴し、弊社のお米の製麺技術が世の中の役に立つのではないかという期待と使命感を持って2020年より共同開発をスタート。お米からできたグルテンフリーラーメンが完成し、全ての方にラーメンを楽しんでいただきたいと願い「GF RAMEN LAB」を立ち上げました。グルテンフリーラーメンは、大西氏監修のもと、ラーメンらしさを徹底的に追及し、麺もスープもすべてグルテンフリーのラーメンが誕生しました。

このたび、「大阪・関西万博」の事業者募集において「GF RAMEN LAB」の企画が内定。「大阪・関西万博」では、グルテンフリーラーメンを通して、国内だけでなく世界から来場されるお客さまのグルテンフリー需要に応え、そして日本文化であるラーメンを、おいしさと安全に自信を持って提供してまいります。そして会期を経て、すべての方が食べることができるグルテンフリーラーメンが、ラーメンおよび「食」の選択肢としてあたり前にある世界の実現を目指します。

店舗情報

・期間：2025年4月13日～10月13日

・場所：EARTH TABLE～未来食堂　区画

・店舗名：GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店（仮）　

EARTH TABLE～未来食堂～について

〇EARTHTABLE

　静けさの森隣接の立地で食の未来へ導く飲食店舗の集積

〇立地特性

　会場中心の「静けさの森」近接

　海外パビリオン、シグネチャーパビリオンが近接会場中心の「静けさの森」や海外パビリオン

　に近接する未来を感じる食のエリア

GF RAMEN LABについて

日本が世界に誇る食文化「ラーメン」を通して、おいしく、健康的な生活を送れる方を応援したい。その思いを実現するため、大西益央氏がケンミン食品と立ち上げたグルテンフリーラーメンを提供する新たなブランドが「GF RAMEN LAB」です。

アメリカやヨーロッパでは、セリアック病をはじめ小麦グルテンが原因で体調の不調を訴える方は少なくありません。そのような方の多くは小麦粉を使ったラーメンを食べることを諦めています。また日本でも小麦アレルギーや自身の健康管理のためにグルテンを含まない食生活を実践される方がいらっしゃいます。「全ての方が安心しておいしくラーメンを食べていただきたい」。この思いを胸にグルテンフリーラーメンをこれから広げていきます。

【経緯】

2020年10月　大西氏からの開発依頼により共同開発をはじめる

2021年9月　「GF中華麺（中太麺）が完成し、米国ボストン「Tsurumen」でグルテンフリーラーメンの提供を開始

2022年5月　「黄金の鶏油しょうゆラーメン」（冷凍）発売

2023年1月　「鶏清湯のすっきり柚子塩ラーメン」（冷凍）発売

2023年6月　ケンミン食品本社前にGF RAMEN LAB専用冷凍自動販売機設置

2024年2月　「鶏白湯しょうゆラーメン」（冷凍）発売

2024年3月　「グルテンフリー醤油ラーメン（スープ付）」（常温）発売

2024年5月　第5回The乾麺グランプリ「中華麺部門」賞を受賞　

2025年4月　「大阪・関西万博」に出店

グルテンフリーについて

グルテンフリーとは、グルテンを一定レベルで含まないという意味で、一般にはグルテンを含む食品を摂取しない食生活のことをいいます。

グルテン（gluten）とは、小麦や大麦・ライ麦などに含まれるたんぱく質の一種で、小麦の場合、グルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が絡み合ってできたものです。小麦粉は水を加えてこねることで、2種類のたんぱく質が結びついて粘弾性のある網目構造を作るため、この性質を利用して、パンやケーキ、ピザやパスタ、お菓子などが作られています。

【背景】

世界のグルテンフリー市場は拡大を続け、2024年には2007年統計の約10倍の100億ドル（*１）の規模にまで成長しています。アメリカやヨーロッパではグルテンフリーパスタやパンなどが注目され、小麦アレルギーやセリアック病の対応食材として、またダイエットや健康食の一環としてスーパーなど量販店に陳列されています。米国では、日本市場の3倍の米めん市場（*２）となっており、世界共通の食材として定着し消費されています。

＊1 2024年農林水産省「米粉をめぐる状況について」

＊2 2023年通関統計を自社分析