POS取引データを活用したレジ不正操作の検知を自動化!不正の早期検知により拡大を防ぎ、不正ゼロを目指す。
株式会社ジャストプランニングのプレスリリース
株式会社ジャストプランニング(本社:東京都大田区 、代表取締役社長: 酒井敬)は、居酒屋「わん」,「千の庭」,「かっこ」,「LOGiC」,「BENJAMIN STEAK HOUSE」等を300店舗以上展開している、株式会社オーイズミフーズ(本社:神奈川県厚木市、代表取締役社長 大泉賢治)に「まかせて不正検知サービス」を導入頂き、従業員のレジ操作による不正数の大幅削減に成功した事例インタビューを公開したことをお知らせいたします。
インタビューにご協力いただいた方
株式会社オーイズミフーズ
取締役 管理本部長 兼 総合企画室長 大庭紀久様
管理本部 監査部 田辺重一様
管理本部 監査部 星野典久様
(2024年9月取材)
まかせて不正検知サービス導入の背景
弊社の監査部は、2名で構成されるチームにより、店舗巡回にて店舗を定期的に監査していました。具体的には、釣り銭準備金や小口現金の点検、各種書類の確認を1日2店舗平均で月に約80店舗行っていました。不正行為は内部通報によって稀に発見されていましたが、”全店舗のレジ操作に関する取引ジャーナル(売上データなどを記録した帳票)データを活用した網羅的な不正チェック”は行われておりませんでした。
新型コロナウイルスの蔓延により、店舗を巡回することが難しくなったため、取引ジャーナルの確認を行うことにし、取り消しや値引きが頻繁に行われている店舗を対象に集中的に調査しました。その結果、様々な不正操作が発覚し、さらに調査を進めると不正のパターンが見えてきました。しかし、このような調査には膨大な時間と労力が必要であり、手作業では300店舗もの調査を行うことは不可能でした。
そこで、売上や勤怠管理に関するシステムを導入しているジャストプランニング社に相談したところ、監査機能を活用した不正検知システムの共同開発の提案を受け、共同で研究することになりました。
導入効果
導入後、運用が定着するまでに7~8ヶ月を要しましたが、その効果が顕著に現れました。従来は主に店舗巡回に力を入れていましたが、現在は同じ体制で月に70店舗の巡回を行いつつ、全ての店舗のレジ不正監査が可能になりました。不正、あるいは不正とは認めないまでも疑わしい取引が検知されるたびに店舗に連絡し、取引内容を直ぐに確認する。こうした取り組みが周知された結果、実際の検知数は減少しており、抑止効果が大きいことを実感しています。
今後への期待
目指すべきは、早期検知により不正抑止を図り、不正が出来ない環境にすることです。
不正手口も日進月歩なのでそれを追っていく必要がありますが、ジャストプランニング社の不正検知システムが他社飲食企業に広がることで、不正検知パターンが増えていくことは大変心強いです。
また、弊社では複数のPOSシステムを導入しており、今後もそのトレンドは変わらないと思いますので、POS機種が変わっても同品質に監査運用が可能になるシステム対応を期待しています。
まかせて不正検知について
「まかせて不正検知」では、主要POSメーカーの取引データ内の行動ログを分析し、不正操作ログを検知しチェーン全店の大量な取引に対して日次で監査することが可能になります。
さらに、「まかせて不正検知」では、業種業態によって異なる注文・会計方法に対する不正操作をパターン化し各社カスタマイズすることで検知精度を最適化いたします。
本取り組みにて、不正を速やかに検知するだけでなく、従業員の不正抑止にも大きな効果が期待でき、結果として従業員が気持ちよく働ける労働環境を作ることができるようになります。
■株式会社オーイズミフーズ
オーイズミフーズは、飲食店を中心に国内外50業態327店舗を全店直営で展開中です。
今後も関わる全ての人の”しあわせ”の為に、居酒屋・レストラン以外にも多くの業態を展開し、挑戦し続けます。
【本 社】神奈川県厚木市中町2-6-5 厚木オーイズミフーズビル
【設 立】1982年
【代表取締役社長】大泉賢治
【資本金】3,047万円
【事業内容】飲食店を全店直営で運営
【URL】https://www.oizumifoods.co.jp/
■株式会社ジャストプランニング
【本 社】東京都大田区西蒲田7-35-1 宝栄ビル
【設 立】1994年3月8日
【代表取締役社長】酒井 敬
【資本金】410,515千円
【業務内容】店舗管理システムを軸に事業を展開
「まかせてネット」売上/勤怠/発注の管理分析システム
「まかせてタッチ」飲食店舗のPOSレジ・オーダーエントリーシステム
「iToGo」チェーンストア企業向けオンライン注文アプリ