日本酒スタートアップ “haccoba” のお酒「水を編む」シリーズ、日本パッケージデザイン大賞2025 銀賞受賞

2年に一度開催される、パッケージデザイン領域のコンペティション

株式会社haccobaのプレスリリース

株式会社haccoba(福島県南相馬市、代表取締役:佐藤太亮)が2021年2月に立ち上げた酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」(ハッコウバ クラフトサケブルワリー)の看板商品の一つである「水を編む」シリーズが、日本パッケージデザイン大賞2025にて銀賞を受賞しました。2年に一度のパッケージデザイン領域のプロフェッショナルが集うコンペティションで、約1,000点の作品から厳正な審査を経てアルコール飲料部門銀賞を受賞しました。

※2025年度受賞作品一覧: https://www.jpda.or.jp/award/7509.html

■「haccoba -Craft Sake Brewery-」の酒づくり

2021年2月、原発事故の避難で一時人口がゼロになった福島県の小高というまちに醸造所を設立。2023年7月から隣町の浪江でも醸造所を営んでいます。

「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、かつての “どぶろく” 文化やレシピを現代的に表現。ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行っています。

日本在来のホップ「唐花草」をお米と一緒に発酵させる伝統製法 “花酛” を復活させ、現代的なクラフトビールの製法も取り入れたお酒「はなうたホップス」が代表銘柄。

それ以外にも様々な原料をお米と一緒に発酵させ、従来の日本酒では表現できない多様な味わいのお酒を生み出しています。

※haccoba ホームページ: https://haccoba.com/

haccobaの商品ラインナップ(一部)

■「水を編む」シリーズの体験設計

普段は、お米と一緒にさまざまな素材を発酵させているhaccobaのお酒。

一方で、地元農家さんたちのお米の味、生き様を、お酒を通して最大限伝えていく “地酒” をつくりたい!そんな思いから誕生したシリーズです。

このお酒の主役は米農家さんであり、彼らが大切に受け継いでいる田んぼ。

そのため、田んぼごとの個性を最大限感じられる製法を取り入れ、パッケージからも田んぼの美しさ、力強さが伝わるデザインにしました。

まるで原稿用紙のようにも見える、田んぼをイメージした1枚目のラベルをめくると、詩人・菅原敏さんに書き下ろしていただいた詩が隠された2枚目のラベルが現れます。

お酒と言葉、その余韻に浸ってみてはいかがでしょうか。

Creative Director / Copy Writer / Naming:菅原 敏

Art Director / Design : 齋藤 智仁(summit)

Brand Director : 佐藤 みずき(haccoba)

■「日本パッケージデザイン大賞/JAPAN PACKAGE DESIGN AWARDS」とは

公募により広く作品を募集して選考するJAPAN PACKAGE DESIGN AWARDSは、パッケージというデザイン領域のプロフェッショナルたちが集い、作品のデザイン性や創造性を競うコンペティションです。

1985年から隔年で開催、パッケージデザインの社会的地位向上を目指し、優れた仕事に拍手を贈る場を築いてきました。

生産や流通、環境などの包装材料としての面だけでなく、デザイン的な価値や商品づくりの観点にも重きを置きながら、パッケージデザイナーの目で評価することも大きな特徴となっています。

約1,000点の作品から、会員審査員と外部特別審査員による厳正な審査を経て、大賞・金賞・銀賞・銅賞・特別審査員賞などが選出されます。

※日本パッケージデザイン大賞サイト: https://www.jpda.or.jp/award

■haccoba 代表・佐藤太亮よりコメント

今回、このような身に余る賞をいただけたこと、心より嬉しく思います。

ともに並んでいる錚々たる企業やブランドの方々のパッケージを拝見していると、おそらくうちのパッケージが一番予算規模が小さい中で生み出されたのではないか、と率直に感じております。笑

スタートアップとして予算や時間の制約がかなり厳しい中で、かつて見たことのない素晴らしいパッケージを生み出してくれた最高のチームワークに、心からの祝福を!

菅原敏さん(Creative Director / Copy Writer / Naming)、齋藤智仁さん(Art Director / Design)、そして佐藤みずき(Brand Director)、本当におめでとうございます!

そして、このお酒をつくり続ける情熱をくださっている米農家の根本有機農園さん、アグリロードさん、あいアグリさん。一緒につくっているhaccobaのみんな。haccobaのお酒を飲んだり、日頃支えて頂いている全ての皆さまに心より感謝いたします。本当にありがとうございます!

これからもチーム一丸となって、「垣根を超えた酒づくりで、日本酒のフロンティアを切り拓く」ことに邁進していきます。

■株式会社haccoba 会社概要

2021年2月、原発事故の避難で一時人口がゼロになった福島県の小高というまちに醸造所を設立。2023年7月から隣町の浪江でも醸造所を営んでいます。「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、かつての “どぶろく” 文化やレシピを現代的に表現。ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行っています。

自分たちの事業を通して、自律的な地域文化と自由な酒づくりの文化を取り戻すことを、本気で目指しています。

・会社名:株式会社haccoba(はっこうば)

・代表者:代表取締役 佐藤太亮

・本社所在地:福島県南相馬市小高区田町2-50-6

・各種リンク

 ・ホームページ・オンラインストア:https://haccoba.com

 ・X(旧 Twitter):https://x.com/haccoba

 ・Facebook:https://www.facebook.com/haccoba

 ・Instagram:https://www.instagram.com/haccoba

 ・LINE:https://page.line.me/184glmhu

 ・note:https://note.com/haccoba

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