次世代職業体験プログラムで中学生とパン開発　大阪市24区で一番製造業が多い「ものづくりのまち」生野区

　今年創業78周年の株式会社ダイヤ（本社：大阪市生野区新今里／代表取締役社長：多田俊介／以下ダイヤ）は、大阪市生野区が支援する「次世代職業体験プログラム」に参画し、大阪市立桃谷中学校の２年生が企画したパン４種類を商品化しました。商品は11月3日に開催される桃中祭で販売されます。

■大阪有数の「ものづくりのまち」だからこその職業体験

　大阪市生野区役所では、産官学地域連携で区内の小中学校及び、義務教育学校の児童、生徒の学びを支える「IKUNO未来教育ネットワーク」を構築し、生野区の教育環境の充実を推進しています。

　大阪市24区の中で最も製造業の多い「ものづくりのまち」生野区として、区内の製造業における働く人や技術の魅力を伝え職業観を広げるため、「IKUNO未来教育ネットワーク」の登録企業とともに、中学生が商品開発から販売まで行う「IKUNO×ものづくり×ICT　次世代の職業体験プログラム」が桃谷中学校で実施されるにあたって、区役所からの依頼を受けこのたびダイヤが一緒に取り組みました。

　「次世代の職業体験プログラム」は、企画提案の前段階におけるキャリア教育として、企業からのレクチャーに加え、中学生がチームとなってICTを活用した調べ学習や、企画・デザイン・販売のふりかえりを取り入れた実際の社会に通じる探求型メニューで、中学生ならではのアイデアがたくさん出てきました。

■20チームのアイデアから４品が商品化！11月3日桃中祭で販売

【学生さんのコメント】　

• 自分で考えた案をグループやクラスのみんなで共有し合うことが楽しかった。

• 思ってるより材料費がかかることがわかりました。またこういう機会があったら今回のことを活かしたいです。 

• 初めて企画を考えて、友達とたくさん話して考えたものが商品化されてたことに達成感があって、認められるのはこんなに嬉しいものなんだなと思いました！貴重な経験をありがとうございました！ 

• 子供の柔軟な発想に大人の知識を使うと、アイデア力と商品の魅力で素晴らしい商品ができるのだと改めて認識しました。

• 一つの新しいパンを作るだけやからめっちゃ簡単やん⁈って思ってたけど改めて作るってなったらみんなに食べてもらえるパンって難しいなー！と実感することができました！

• 自分たちのパンは選ばれなかったけど、コメントを貰ってまた１から考えたいなと思いました。 1人1人に役割あってそれをこれからもがんばって行こうと思いました。

• みんなで協力して一つのものを作り上げるということは全然簡単なことじゃないし思った以上に難しかったです。一つのパンを作るのにもこんなにいろんな人が、関わって考えていることもわかりました。今回学んだことはこれからにも役に立つと思うので生かしていきたいです。

• 将来実際に仕事を選ぶときに、そのヒントにできたらいいなと思いました。 よい体験になりました。

■株式会社ダイヤ　会社概要