長岡商事株式会社のプレスリリース
左:松坂屋上野店の屋上でホップを収穫した時の様子、右:北海道 厚真町産の羊肉を使った限定メニュー
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【「しのばずホッププロジェクト」が「緑の都市賞」を受賞!】
当店は2021年に「ご当地ビールで地元を盛り上げたい!」と一念発起して開業し、開店当初から店内の醸造工房でクラフトビールを自家醸造しています。3年前より、東京大学大学院 都市デザイン研究室を中心に「しのばずホッププロジェクト」として、上野界隈の企業や台東区などと連携しながら、地域のビルの空きスペースなどを利用してビールの原材料であるホップを栽培し、地元・不忍産のフレッシュなホップを使ったビール作りをスタート。
1年目は手のひらに乗るくらいのホップしか収穫できませんでしたが、栽培法などを試行錯誤の上、昨年はビルの屋上など7カ所に苗を植え、計タンク約3本分のホップを収穫しました(※1)。中でも一番たくさん収穫できたのは地元の協力企業、ディスカウントストアの「多慶屋」さんで、同社のホップだけでタンク1本分が仕込めました。
今年はさらに栽培協力団体が9カ所に増え、松坂屋上野店がビル屋上の緑化活動の一環として初参加。10月1日にはこれまで栽培に携わってきた同社の社員さんや地域の人々でホップを収穫し、ビール1タンク分を仕込みました。そのビールがいよいよ飲み頃に(※2)。10月16日にはこういった「しのばずホッププロジェクト」の一連の活動が評価され、公益財団法人都市緑化機構が主催する、都市の緑化保全と緑化推進の普及啓発を目的とした「緑の都市賞」奨励賞を受賞しました。
<参考サイト>
緑の都市賞: https://urbangreen.or.jp/infogrant/3hyosho/3toshisho/2024_toshinomidori3shou
「ひつじあいす」公式サイト: https://www.uenobeer.com/
※1…1タンクあたりホップ約1,500個が必要で、1タンクでビール約190リットル、レギュラーサイズで約700杯が醸造できます
※2…ビールの発酵具合により、多少、提供開始日が前後することがございます。
【松坂屋上野店の屋上でのホップ収穫&当店でのタンク投入の様子】
松坂屋上野店の屋上で青々しく茂ったホップの枝をハサミで切り落とす瞬間
丸いホップが多い中、縦に長く伸びた大きなホップも発見
松坂屋上野店のホップ栽培担当の社員さんたち(左と中央)。右が弊社 代表取締役社長 前川弘美
ホップの香りに包まれながら天塩にかけて育てたホップをたくさん収穫
松坂屋上野店のビル屋上は、もともと社員さんが野菜を栽培したり、近隣の保育園の園児が遊びに来たり、人々の憩いの場所として活用されていました。その一角に5月に10鉢を設置し、ホップの苗を植えました。1日に2回、水あげの当番を社員さんで決め、間引きをしたり、グリーンカーテンになるようにロープを張ったりして天塩にかけて育てました。10月1日に獲れたのは約1,000gのホップ。爽やかなホップの香りに包まれながら、たわわに実ったホップを摘む初体験に、社員さんたちからは歓喜の声が上がりました。
これまで栽培のアドバイスをしながら一緒に育ててきた東京大学大学院 都市デザイン研究室の永野真義助教授は、「酷暑の影響であらゆる作物が実りにくくなっている中で、よく育った方だと思います」と笑みを浮かべました。
収穫されたホップはその日のうちに「シノバズブルワリー ひつじあいす」に運ばれました。ホップを半分に割り、中から黄色の粉末が見えるような状態にしてから網に入れて小分けにし、麦を煮込んだタンクに投入。約1時間ホップを煮込んだ後に、20℃に温度管理されたタンクに移動させて、約3週間かけて発酵させています。
店でビアーズパパとも呼ばれている醸造家 上松貴昭氏が今回も仕込んだ
収穫したカスケード種のホップ。半分に割ったら、網に入れて小分けに
麦を煮込んだ茶色の液体に、いざ生ホップを投入!
生のホップが出回るこの時期だけのホップトッピングサービス。ビールに1個をのせただけで、ホップの爽やかな香りが通常の何倍にも広がる
【ラムチョップ累計販売2万本達成!
北海道 厚真町産の幻の羊肉を使った限定メニューを11月下旬から提供開始!】
「厚真羊のロースト・クランベリーソース フォアグラとパースニップのリゾット添」
北海道 厚真町産の羊肉を使った限定メニュー2
餌にカボチャを加えてストレスなく飼育している山田さんの羊は、マトンながらクセのない風味で柔らかく、外国産に比べて肉本来の味が濃いのが特徴。羊肉を絶妙な火加減でローストし、酸味や果実味の豊かなクランベリーソースを合わせました。濃厚なフォアグラと甘めのパースニップ(人参)のリゾットとともにご堪能ください。コース(要予約 10,000円)の1品に盛り込まれています。希少なのでお肉がなくなり次第、終了です。
「しのばずホップPJ」はレギュラーサイズ 858円 250ml、ラージサイズ 1,265円 470ml。ハツやタンといった羊肉の内臓刺身メニューも揃えている
当社は16年前から羊肉を提供し、2024年3月に看板メニュー「ラムチョップ」累計販売2万本を達成した(写真はシオ、タレもある)
左が北海道 厚真町の生産者の山田忠男さん、右が当社 代表取締役社長の前川弘美
【「シノバズブルワリー ひつじあいす」店舗データ】
所在地 : 東京都台東区上野2-10-7
アクセス : JR上野駅・御徒町駅・東京メトロ湯島駅より徒歩3分
電話番号 : 03-3836-1901
営業時間 : [日~木、土・祝]12:00~23:00(L.O 22:30)
[金]17:00~23:00(L.O 22:30)
定休日 : なし
規模 : 1階26席、2階46席、計72席(2階は半個室と完全個室)
平均客単価 : 約1,000円~約5,000円
公式サイト : https://www.uenobeer.com/
公式Instagram: https://www.instagram.com/hitujiaisu
※価格は全て税込
【長岡商事株式会社 代表取締役社長 前川弘美のプロフィール】
上野生まれ。東京初の街おこし飲食イベント「食べないと飲まナイト」を地元で開催し、「外食アワード2011」外食事業者部門を受賞。
プロフィール詳細: https://www.atpress.ne.jp/news/375255
食べログチャンネルで当社の社員研修の様子が取り上げられました:
https://www.youtube.com/watch?v=30mH_AYzex4
https://www.youtube.com/watch?v=cV7vyPX8dUI
長岡商事株式会社 代表取締役社長 前川弘美
【過去の参照リリース】
2023年のホップ収穫祭のリリース: https://www.atpress.ne.jp/news/374464
2023年の北海道 厚真町山田さんの羊肉リリース: https://www.atpress.ne.jp/news/352220