株式会社新潮社のプレスリリース
フードエッセイスト・平野紗季子さん待望の新作エッセイ集『ショートケーキは背中から』(新潮社刊)の発売から一カ月半、好評につき4刷が決定いたしました。
平成生まれの食文化を世に知らしめた衝撃のデビュー作『生まれた時からアルデンテ』から10年、著者初となるテキストメインのエッセイ集『ショートケーキは背中から』を8月29日、新潮社から刊行いたしました。
好評につき、10月17日(木)に4刷が決定いたしました。
売り上げ好調を記念し、新たに購入特典をご用意しました。
10月下旬以降、一部の店舗で今作を購入すると、特製フォーク型ミニしおりがついてきます。
文庫本にも使えるサイズのしおりとなっております。ぜひこれを機会にお買い求めください。
なお、お取り扱い店舗は、著者、各書店のSNSで告知する予定です。店舗が確定するまでお待ちください。
※特典は、なくなり次第終了となります。ご了承ください。
※特典の取り扱い有無について、書店、及び新潮社へのお問い合わせはお控え下さい。
■著者コメント
この本を作る過程で、たくさんの味のことを思い出していました。しあわせな味、やさしい味、しんどい味、さみしい味。
喜びだけでなく、悲しみにも寄り添ってくれるのが食べものの
よいところで、振り返れば、どんな味も、すべてが私を成す愛しい味であったのだと気がつきました。
生きているといろんな、本当にいろんなことがあるけれど、
ごはんはきっと裏切らない。そんなおまもりみたいな実感を、
この本を通して分かち合えたら嬉しいです。
■書籍内容
「きっと私は世界を理解したい。そのための手段が、食べものだったのだ。」実家すぎる店からいつかは訪れたい名店まで、人より必死に食べ、言葉を探し続けた20年。その末に見た〈食とは何か〉の(今のところの)結論がここにあり! 著者が自らに課した100本ノック=書き下ろし「ごはん100点ノート」を一挙大収録!!
■著者紹介
平野紗季子(ひらの・さきこ)
1991年生まれ、福岡県出身。フードエッセイスト、フードディレクター。小学生の頃から食日記をつけ続け、大学在学中に日々の食生活を綴ったブログが話題となり文筆活動をスタート。現在は執筆に加え、ラジオ/Podcast番組「味な副音声」のパーソナリティ、菓子ブランド「(NO) RAISIN SANDWICH」の代表を務めるなど、活動は多岐に渡る。著書に『生まれた時からアルデンテ』、『私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。』、『味な店 完全版』などがある。
■書籍データ
【タイトル】ショートケーキは背中から
【著者名】平野紗季子
【発売日】2024/8/29
【造本】四六変小ハードカバー
【定価】1,870円(税込)
【ISBN】978-4-10-355761-6