~シンガポール市場×日本食の自主調査~
株式会社Vivid Creations Japanのプレスリリース
シンガポールと日本に拠点を置き、日系企業や日本の自治体・政府機関のシンガポール向けマーケティングを支援するVivid Creations Pte Ltd(本社:シンガポール、代表取締役:齋藤 真帆)は、GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AI株式会社(代表取締役社長:細川 慎一 以下、GMOリサーチ&AI 略称:GMO-R&AI)とともに、シンガポール在住者の日本食に関する共同自主調査を実施いたしました。
【調査サマリー】
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シンガポール国内での日本食喫食経験率は世代を問わず90%超
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シンガポール国内で日本食を食べる頻度は、20-29歳で「週に1回以上」の割合が40%を超える
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日本食を食べる理由は、「日本食が好き」が最多(45.0%)、「家族や友人が日本食を好むから」、「特別な機会やお祝いごとの食事に適しているから」の割合も高い
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レストランを選ぶ際の情報源はFacebookが重宝されており、特に20-39歳の若い世代で割合が高い
【調査実施の背景】
シンガポールには、ファーストフードから高級料理店に至るまで多様な日本食レストランがあり、日本食を気軽に楽しめる環境が整っています。また、2023年にはシンガポールから日本を訪れた観光客が591,267人(※1)に達し、過去最高を記録しました。これは全人口の約10分の1が訪日した計算となります。こうした背景を踏まえ、シンガポール在住者の日本食に対する嗜好や接点を探ることを目的として、本調査を実施しました。
(※1)出典:日本政府観光局(JNTO) 「2023年 国籍別 / 目的別 訪日外客数 (確定値)」
【調査概要】
調査テーマ:日本食に関するシンガポール調査
調査手法 :オンラインリサーチ
回答者数 :368名
調査対象 :以下条件にて対象者を抽出
1)シンガポール在住 2)20-69歳男女
3)世帯月収SGD10,000(約1,130,000円) 以上 4)訪日経験あり ※ビジネス含む
調査期間 :2024年9月12日~9月13日
調査方法 :オンライン調査
【調査結果】
■日本食を食べた経験
シンガポール国内での日本食喫食経験率は、いずれの世代、世帯年収においても、90%超と非常に高い結果となりました。世代別で見ると、最も日本食喫食経験率が高いのは50歳以上(100.0%)、次いで30-39歳(93.1%)でした。
■シンガポール国内で日本食を食べる頻度
シンガポール国内で日本食を食べたことがある人のうち、半数以上が「月に1-2回程度」の頻度で日本食を食べており、さらに約3人に1人が「週に1回以上」の頻度で日本食を楽しんでいることが分かりました。特に20-29歳では、40%以上の人が「週に1回以上」と回答しており、他の世代に比べて日本食を高頻度で楽しんでいることが判明しました。
■日本食を食べる理由
日本食を食べる理由について調査をしたところ、「日本食が好きだから」(45.0%)が最も多く、次いで「家族や友人が日本食を好むから」(34.2%)となりました。さらに3人に1人は「特別な機会やお祝い事に適しているから」と考えており、特別な場面での利用も多いことが推測されます。また、世代別で見ると、20-29歳は「日本食レストランのサービスや接客が良いから」(43.4%)の回答が非常に高く、食事だけでなく付帯するサービスに関しての評価が高いことが分かりました。
■日本食レストランを探す際の情報源
日本食レストランを探す際の情報源については、全体ではFacebook(43.9%)が最も利用されており、特に20-39歳の若い世代で利用されています。SNSの中ではInstagram(27.2%)やTikTok(30.4%)よりも割合が高く、有力な情報源となっていることが分かりました。SNS以外では20-29歳と40-49歳でシンガポール国内外のグルメ・フード情報を発信する現地オンラインメディアEatBook.sg、30-39歳ではシンガポールの人気グルメブログDanielFoodDiaryが厚い支持を得ています。
【総論】
本調査を通して、シンガポール全体で日本食の喫食経験率が非常に高いことが分かりました。また、日本食を食べる理由として「日本食が好き」と回答した割合は全体の45.0%に達し、各世代においても高い割合を示しています。
日本食を食べる頻度については、全体では「月に1-2回程度」が最も多いものの、20-29歳の若い世代では「週に1回以上」が43.4%と最も高く、日常的に日本食を楽しんでいる傾向がうかがえます。
また、レストランに関する情報収集源として、SNSではFacebookが最も支持され、SNS以外では世代別で差はあるものの、EatBook.sgやDanielFoodDiaryが高い支持を集めています。
本調査結果から、シンガポール国内で日本食が幅広い世代に好意的に受け入れられていることが確認されました。一方で、既に多くの日本食関連サービスや商品が進出しており、競争が非常に激しい市場でもあります。シンガポールで日本食関連サービスの展開や商品輸出で成功するためには、シンガポール市場の最新状況を捉え、他社サービスや商品との差別化を図ることが重要です。
Vivid Creations Pte Ltdについて
シンガポールと日本に拠点をおく、日本と世界をつなぐマーケティング会社です。15年に渡りシンガポールで蓄積したノウハウと、現地に精通したネットワークを活かし、日本から海外、海外から日本、海外販路開拓支援のためのマーケティング支援として海外でのプロモーションを目的としたイベント制作事業、海外メディアへのPR事業、海外の生活者に向けて訴求力の高いクリエイティブ制作などのマーケティングソリューションサービスを提供しています。行政機関や地方自治体と提携した海外プロモーション活動も数多く手掛けており、日本国内ではインバウンド向け事業のマーケティングなど、シンガポールと東京に拠点があることを活かして、両国をつなげるビジネス創造を行っています。
会社名:Vivid Creations Pte Ltd
代表取締役: 齋藤 真帆
シンガポール本社所在地:6 Eu Tong Sen St. #05-13 SOHO1 @The Central Singapore 059817
日本法人(株式会社 Vivid Creations Japan):〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
URL:https://www.vivid-creations.biz/
GMOリサーチ&AIについて
GMOリサーチ&AIは「想いを、世界に」をフィロソフィーに掲げ、企業と生活者の関係の再構築を実現する、新しいマーケティング・ソリューション・プラットフォームを普及させる事業を展開しています。
世界130以上(※2)の国と地域での消費者にインターネットリサーチが可能なパネルネットワークとAI技術を活用して、日本のみならず世界各国の企業から調査依頼を受けています。
(※2)2024年7月時点 提携パネルを含む
【GMOリサーチ&AI株式会社】(URL:https://gmo-research.ai/)
会社名:GMOリサーチ&AI株式会社(東証グロース市場 証券コード:3695)
所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者:代表取締役社長 細川 慎一
事業内容:インターネットリサーチ事業
資本金:2億9,903万円
【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/)
会社名:GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者:代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容:
■インターネットインフラ事業 ■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業 ■暗号資産事業
資本金:50億円