高級ブランド柿に”ワルガキ(柿)”が大量発生。酷暑の影響、台風の影響、カメムシの被害…愛媛県八幡浜産「訳あり 富士柿」を、お取り寄せ企画で応援します!

株式会社 食文化のプレスリリース

グルメ・生鮮食品のECサイトを展開する株式会社 食文化(東京都港区東麻布、代表:萩原 章史)は運営する豊洲市場ドットコム等において2024年11月、愛媛県八幡浜産「訳あり富士柿」の取り扱いを開始しました。酷暑の影響、台風の影響、カメムシの被害などで傷ついた高級ブランド柿を、ご家庭用のお取り寄せ規格として消費者に提案することで、産地の生産者たちを応援します。

高級ブランド柿に”ワルガキ(柿)”が大量発生しています

10月中旬から11月上旬にかけて、愛媛県八幡浜市では高級ブランド柿「富士柿」の収穫期を迎えます。その立派な見た目と高糖度という特徴から贈答用として人気が高い柿です。

しかし、今年は8月の猛暑による「日焼け果」や台風の強風による「スレ果」、さらに6月~8月に全国的に大量発生した「カメムシの被害果」が多く発生してしまっています。収穫量は昨年の2割減、そのうち約1割が訳アリ果です。この訳アリ果は本来、規格外品として加工用で流通するのですがあまりにも多く発生しているため、我々は「ワルガキ(柿)」として応援販売をすることにしました。

香りとなめらかな舌触りが格別 愛媛県八幡浜産 高級ブランド柿「富士柿」

富士柿は、愛媛県八幡浜市国木地区が発祥の地で、今も国木・牛名地区を中心に栽培されています。

昭和2年に昭和天皇即位の記念として国木地区内で配布された蜂屋系の柿の苗の中から豊産性でしかも着色が良く果実が大型の変異な木が2本発見されました。その後、育種した品種で、果実が富士山のように大きな形状であったことから昭和30年に「富士柿」と命名されました。

富士柿は渋柿でそのままでは到底食べられません。栽培している地区内で脱渋して出荷しています。

全国で普及していたCTSD法(炭酸ガス+アルコール脱渋法)では渋が抜け切れず、生産者が試行錯誤して開発した部会独自の脱渋方法でアルコールだけを利用し、それまで10日程度かかっていた期間を5日まで短縮することのできる短期間アルコール脱渋方法です。

炭酸ガス方式と比べ、箱を開いた時の風味が良く、味がとてもまろやかになることで富士柿を高級ブランド柿に引き上げました。

皮をむいて食べやすく切ってもいいですが、指で押して柔らかくなるまで追熟させ、半分にカットしてスプーンですくって食べるのもおすすめです。マンゴーのような、なめらかな食感が楽しめます。

カメムシの被害果は一部を切り落としてお召し上がりください

カメムシが嚙みついたところは、外から見ると少しへこんでいます。肥大する前に細胞が壊れてしまったので周りよりも成長せずへこんだ形になってしまいます。

断面を見ると画像のように果肉が変色しています。身体に害があったり、傷みではないのでそのまま食べてしまっても大丈夫なのですが、「成長していない」=「熟していない」ため美味しくはありません。ここを取り除いてしまえばそれ以外の果肉は美味しく食べることができます。

株式会社 食文化

2001年 インターネットやパソコンが使えない生産者を支援するためのネット販売システムを構築し、産直グルメEC「うまいもんドットコム」を開業。2004年 東京中央卸売市場(築地青果市場)と提携し市場直結EC「築地市場ドットコム(旧 豊洲市場ドットコム(現」を開始。お問い合わせはこちらから https://www.shokubunka.co.jp/contact/

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