ロッテ、川崎フロンターレアカデミー選手を“噛むこと”でサポート!口腔健康セミナー及び噛むチカラ測定を実施

トレーニングガムを提供 選手「日頃から噛むことを意識したい」と語る!

株式会社ロッテのプレスリリース

 株式会社ロッテ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:中島英樹)は、スポーツにおける「噛むこと」の価値を発信する「噛むスポプロジェクト」の一環として、Jリーグ川崎フロンターレの育成組織であるアカデミーの選手へサッカーに重要な「噛むこと」の啓発を目的とした取り組みを、10月17日(水)に川崎フロンターレクラブ事務所、11月5日(月)にAnkerフロンタウン生田(ともに神奈川県川崎市)にて実施いたしました。当日は、東京歯科大学 口腔健康科学講座 スポーツ歯学研究室の武田友孝客員教授を招聘し、アカデミー選手、関係者にスポーツにおける「噛むこと」の大切さを説く口腔健康セミナーと咬合力と左右バランスを測る噛むチカラ測定を実施。その後、チームへトレーニングガムを提供しました。

 【U-15等々力】口腔健康セミナーを受講するアカデミー生
   【U-18】口腔健康セミナーを受講するアカデミー生

「噛むこと」とスポーツの関係性を学ぶ!口腔健康セミナー開催

「噛むことのメリットを知ることができてよかった、様々な場面で意識していきたい」

 武田客員教授の口腔健康セミナーでは「噛むこと」のメリットをはじめ、スポーツパフォーマンスにおいて「噛むこと」が重要であることや普段の食事においてもよく噛んで食べること、口腔健康が運動能力と密接に関わっていることについて講義が行われました。「特にサッカーにおいては、プレー中の蹴るタイミングにおいて咀嚼筋が活動し、瞬発的なパワーを効果的に発揮することにつながる。」といったお話もあり、選手たちは真剣な眼差しで武田客員教授の講義に耳を傾けていました。セミナーを受けたアカデミー選手から「普段あまり噛むことを意識したことがなかったので、これからは様々な面でも意識したい」といったコメントがありました。

アカデミー生の噛むチカラを測定を実施

山本 健翔選手「意外にも噛み合わせがよく噛む力が強かったのは自信になった」と語る

 今回、講義だけではなく武田客員教授に噛むチカラ測定を行っていただきました。デンタルプレスケールⅡという器具を使用して、選手たちの咬合力と左右バランスを測定。U-15等々力の小坂一選手は「噛むことは集中力を高めたり、脳を活性化させるという重要なことで、今までは意識したことがなかったです。また今回自分の噛むチカラ測定の結果を踏まえて、今後は意識していきたいと思いました」と語りました。U-18では山本健翔選手から「自分でも驚いているのですが、意外にも噛み合わせがよく噛む力が強かったのは自信になりました」、増田陽太選手は「セミナーを受けて、どんな時に活用できるかということを理解した上で、これからはトレーニングや食事の時に意識し、プレー中に発揮していければと思います」とそれぞれが語りました。

      噛むチカラ測定中の三上瑛大選手
       噛むチカラ測定中の山中大輝選手

▼噛むチカラ測定結果 ①:咬合力【単位:N(ニュートン)】、②:咬合力左右差

川崎フロンターレトップチームが噛んでいるガムをアカデミーに提供

 トレーニングガムは、「噛むこと」をトレーニングする目的で一定のリズムで噛み続けられるように特別に製造したガムです。このガムは硬さを選択し、自身の噛むチカラに合わせてトレーニングすることができます。

     川崎フロンターレ専用トレーニングガム

パフォーマンス向上に!スポーツにおけるガムトレのメリットとは

<フィジカルコンディショニング>

●静的バランスの強化

ガムを噛むことで静的バランス※が高まることがわかっています。

静的バランスが低いことは運動中の膝のケガのリスクになることなどが報告されています。

※静的バランス=動かない状態を保ち続けるための能力

●瞬発力の強化

ガムを噛むことで、ジャンプ力が高まります。また、女子中学生で、スタートダッシュが速くなることも報告されています。

<メンタルコントロール>

●集中力・判断力アップ

ガムを噛むことで、認知機能を司る前頭前野の血流がよくなり、集中力と判断力が高められます。

●リラックス効果

噛むという「リズム運動」により、「セロトニン」の分泌が増加することでストレスが低減し、精神の安定にも繋がります。

また、緊張すると口の中が乾くことがありますが、ガムを噛むことにより口を潤すことができます。

川崎フロンターレアカデミー

Jリーグ川崎フロンターレの育成組織であるアカデミーです。元トップチーム所属の選手をはじめ、経験豊富なスタッフ陣により運営され、トップチームから引き継がれた高度な知識とスキルを、日々若い世代へ伝えています。2022年開催のサッカーW杯で活躍した板倉滉選手や三笘薫選手、田中碧選手などの日本代表選手を輩出しています。

スポーツデンティスト
武田 友孝客員教授(たけだ ともたか)

●所属

・東京歯科大学 口腔健康科学講座 スポーツ歯学研究室 客員教授(歯学博士)

・日本オリンピック委員会 強化スタッフ(医・科学)バレーボール

 競技、レスリング競技

・日本スポーツ協会公認スポーツデンティスト

・日本スポーツ歯科医学会指導医

・日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツ医

噛むスポプロジェクト

「噛むスポプロジェクト」は、ロッテが「噛むこと」の必要性や「噛むこと」がもたらす意外なチカラを通じて社会に貢献したいという想いのもと、これまで培ってきた知見や研究を活かし、プロアスリートから子どもたちまで多くのスポーツを頑張る人のパフォーマンスを「噛むこと」を通じてサポートするプロジェクトです。「研究」「情報発信」「噛む力測定」「ガム提供」など様々な活動によって「噛むこと」の重要性を普及してまいります。スポーツにおける「噛むこと」の重要性など、スポーツと「噛むこと」の関係性に関する情報発信を行い、日常から「噛むこと」やガムトレを取り入れていただくことで、一人でも多くの方のスポーツにおけるパフォーマンス向上を目指し、「噛むこと」によるサポートを注力しています。

※詳しくは:https://www.lotte.co.jp/kamukoto/kamusupo

▼実施チーム、アスリート、団体一覧

千葉ロッテマリーンズ/川崎フロンターレ/レッドイーグルス北海道/岩手ビッグブルズ/ジュビロ磐田/アスルクラロ沼津/千葉ロッテマリーンズ・ベースボールアカデミー/ジュビロ磐田アカデミー/ゴルフ(池田勇太プロ・中嶋常幸プロ・高柳直人プロ・西脇まあくプロ・トミーアカデミー)/日本スポーツ協会/NSGグループ等

今、あなたにオススメ