熊本県人吉市、東洋ライス株式会社 包括連携に関する協定を締結~人吉球磨産米による、農業振興及び健康増進・食育推進を図る~

東洋ライス株式会社のプレスリリース

この度、熊本県人吉市(市長:松岡隼人、以下「人吉市」)、東洋ライス株式会社(代表取締役:雜賀慶二、以下「東洋ライス」)は、人吉球磨産米を活用した、農業振興及び健康増進や食育の推進などを通じた地域社会の発展を目的とした、包括連携協定を11月15日付で締結することとなりました。本協定により、両者連携のもと以下の取り組みを推進してまいります。

人吉球磨産米を原料とした「金芽米(きんめまい)」の推進

人吉球磨産米を、東洋ライス独自の加工技術によって「金芽米(きんめまい)」に精米し、それを活用した施策を展開・検討してまいります。

金芽米は、通常の精米方法ではヌカと一緒に取れてしまう、栄養と旨味成分が含まれる「亜糊粉層(あこふんそう)」を表面に残すことで、ほのかな旨みや甘みを感じられるのが特徴で、滋養源であるビタミンやミネラルなどの玄米の栄養を美味しく摂取でき、消化性に優れた無洗米です。近年では、多くの自治体で学校給食などに採用されているほか、さまざまな企業や団体において金芽米等の継続摂取による健康への効果が実証され、論文発表しています。

マタニティ支援の推進

出産に向けた妊婦の健康増進および元気な赤ちゃんを産んでいただけるように、人吉市に在住(住民登録)し、体調等のアンケート調査にご協力いただける妊婦を対象に、出産予定月まで毎月5kgの金芽米をプレゼントします(年間約180名を想定)。配布開始は、令和7年2月頃を予定しております。

また、実施したアンケート解析結果につきましては、市民の健康増進に役立ててまいります。

【包括連携協定における連携事項】

  1. 農業振興に関すること

  2. 市民の健康増進に関すること

  3. 食育に関すること

  4. 防災(非常時の食料提供)に関すること

  5. 地産地消の推進に向けた取組に関すること

  6. 地域活性化のために行う産業振興の取組に関すること

  7. その他前条の目的を達成するために必要な取組に関すること

【熊本県人吉市の概要】

熊本県の南部人吉盆地の西南端に位置し、日本三急流の一つである球磨川が織りなす豊かな水系が独特な風土を育み、温暖多雨な気候でありながら、昼夜の気候格差が大きいことや、零度以下の冬日、霧の発生などが特徴な地域です。

また、国宝青井阿蘇神社、国指定史跡人吉城跡、国指定重要文化財木造阿弥陀如来坐像を安置する相良家菩提寺の願成寺をはじめ、相良700年の歴史を物語る多くの重要文化財が存在し、神社・仏閣・古い町並みなどが点在しており、今もなお落ち着いた城下町のたたずまいを残しております。

https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/index.php

【東洋ライス株式会社の概要】

 ・設立=1961年(昭和36年)

 ・資本金=1億円

 ・事業内容=金芽米、金芽ロウカット玄米、BG無洗米の加工・製造・販売、精米機器の開発・製造販売その他

 ・銀座本社所在地=東京都中央区銀座5-10-13

 ・電話番号=03-3572-7550 

 ・URL=http://www.toyo-rice.jp/

★自治体との包括連携協定は、本件で8例目となります。

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