世界が認めた宮崎市・尾崎牛の戦略と尾崎宗春氏の挑戦

~食料安全保障・フードテックの専門家 大野泰敬が、世界に誇る和牛ブランドの秘密に迫る~

株式会社スペックホルダーのプレスリリース

エフエム宮崎で放送中の情報番組『畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に!!~』。今回のエピソードには、世界中で愛されるブランド「尾崎牛」を生み出した株式会社牛肉匠尾崎 代表取締役社長、尾崎宗春氏をゲストに迎え、その壮大な挑戦と成功の秘話に迫りました。さらに、畜産業の革新を支える日本製紙の「元気森森®」を通じた未来への展望も詳しく紹介しています。

番組内容

今回のゲスト、尾崎宗春氏は“和牛の伝道師”とも呼ばれる、日本が誇る畜産家です。1982年、アメリカで畜産を学び、世界の牛肉市場を目の当たりにしながら「日本の和牛で世界を制する」という壮大な目標を掲げ帰国。彼は、餌から育成環境まで徹底的にこだわり、「健康な牛肉」という新しい価値を作り出しました。その結果、尾崎牛は現在、52カ国以上に輸出され、セレブリティや高級レストランで愛されるブランドとなっています。食料安全保障の専門家である大野泰敬氏が、尾崎氏の信念と行動力に迫り、世界市場で戦うための戦略や、持続可能な畜産を実現するためのビジョンを掘り下げました。

注目ポイント

1. 尾崎宗春氏の壮大な挑戦

アメリカでの学びを経て、「和牛の未来は世界にある」という確信を胸に帰国。帰国時に1億円もの借金を抱えていた状況から、自らの哲学と行動力で尾崎牛ブランドを築き上げました。

和牛を世界で競わせるため、「自分が食べられない肉は売らない」という信念を貫き、餌には無農薬のビール絞りかすや酵母を独自配合。牛の健康と肉質を徹底的に追求した結果、海外の厳しいマーケットでも認められる品質を実現。

世界の52カ国で販売を成功させた現在も、「全205カ国で尾崎牛を届ける」というさらなる目標を掲げ挑戦を続けています。

2. 世界で愛される尾崎牛ブランド

尾崎牛は、日本の霜降り文化がほとんどない海外市場で、「一度食べたら忘れられない」と称されるほど高い評価を得ています。特にアメリカやヨーロッパの富裕層やセレブリティを中心に、特別な日のディナーで選ばれることが増えています。

番組では、尾崎氏がアメリカやヨーロッパ市場でどのように尾崎牛を展開し、認知を広げていったかを具体的に語っています。和牛が持つ繊細な味わいや特有の霜降りをいかに海外の食文化に調和させたか、その戦略は必聴です。

3. 日本製紙の「元気森森®」が拓く畜産の未来

木材由来の飼料「元気森森®」は、持続可能な畜産の新しい可能性を広げます。尾崎氏も「リグニン分解の技術は素晴らしい」と絶賛。消化効率を高めるだけでなく、繁殖成績向上や肉質改善の効果も実証されています。日本製紙の都合正和氏が「元気森森®」の特長や実際の導入事例を詳しく解説し、これからの畜産業のあり方について提言しました。

番組は以下で視聴が可能です。

Audee: https://audee.jp/voice/show/94009

番組情報

『畜産王国みやざき!~元気森森®で日本を元気に!!~』
毎週、宮崎県の畜産業を中心に、食料安全保障やフードテックの最前線を探る情報番組です。自治体、企業、生産者など多彩なゲストを迎え、業界の課題と未来への挑戦を発信しています。
放送日時: 毎週日曜日 朝7時~7時30分
放送局: エフエム宮崎 (FM宮崎)

パーソナリティ:
大野泰敬(株式会社スペックホルダー代表取締役/食料安全保障の専門家)
奥山真帆(FM宮崎)

ゲスト:
尾崎宗春(株式会社牛肉匠尾崎 代表取締役社長)
都合正和(日本製紙)

会社概要 

社名: 株式会社スペックホルダー

 本社所在地: 東京都千代田区丸の内2丁目2番1号6階

 代表者: 代表取締役 大野 泰敬

 事業内容: 戦略業務(事業戦略、M&A、資金調達支援)、新規事業開発、地方創生、フードテック関連コンサルティング

 ウェブサイト: https://specholder.jp/

 Youtubeチャンネルhttps://youtube.com/channel/UCeLeD29hzU4z05XkXckrW_A?si=A_5P5a88YyzOYZQt

 note: https://note.com/specholder/

株式会社スペックホルダーは、社会課題の解決と新規事業創出に特化したコンサルティング会社です。特にフードテック分野での最先端技術を活用し、食料安全保障や持続可能な食料生産システムの構築を支援しています。AIやセンシング技術を駆使して大手企業と地域企業を結びつけ、革新的なビジネスモデルを開発し、産業を創出することを得意としています。地域資源と先端技術を活用し、フードテック産業のイノベーションを促進、新規事業の創出や雇用拡大。地域内外でのフードテック産業の競争力強化を目指し、マーケティング支援やコミュニティ形成を通じて、地域ブランドの価値向上に貢献しています。スペックホルダーは引き続き、フードテック産業の革新をリードし、地域と大企業の協力を通じた新たな事業創出を進めていきます。また、持続可能な食料生産システムの普及を図り、国内外の市場における競争力強化を目指して活動を続けていきます。

大野泰敬プロフィール

 多様な分野で活躍する事業家兼投資家であり、食料安全保障に関連するフードテックの専門家。ラジオNIKKEIの「ソウミラ」など、複数の人気番組でメインパーソナリティを務める。通信業界での勤務経験を経て独立し、コンサルティング会社を設立。大手企業20社以上に対して事業戦略、M&A、資金調達などのサポートを行い、顕著な成果をあげている。テクノロジー分野にも精通し、東京オリンピックではITアドバイザーを務め、麗澤大学や明治大学の客員職、農林水産省の客員職、委員も歴任。特に、大企業と地域企業の連携を通じて、新たな事業機会を創出し、地域社会の課題解決に取り組んでいる。また、農林水産省主催のビジネスコンテスト審査委員長や、同省の持続可能な食に関する検討会議の委員としても活躍中。

お問い合わせ先/取材/登壇の依頼

 株式会社スペックホルダー / 高橋

 Email: shinji.takahashi@specholder.jp

 食料安全保障・フードテック分野での取材や講演、司会の依頼など、ご関心のある方はお気軽にご連絡ください。

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