“湖で獲れたフナ”がおいしい!?福井県あわら市北潟湖の寒ブナ漁解禁!

福井県あわら市のプレスリリース

北潟湖の冬の風物詩「寒ブナ漁」が12月1日に解禁されました。「こりっ」とした独特の歯ごたえの、淡泊なうまみが人気の寒ブナ。その魅力を伝えるため、漁解禁翌日の朝に取材を敢行。寒ブナの美味しさを探りました。

寒ブナ漁がスタート!初日から大漁

12月1日、あわら市の北潟湖で寒ブナ漁が解禁されました。12月2日朝7時30分、現地で漁に同行した取材では、漁師たちが刺し網漁法で次々と寒ブナを引き揚げる姿を目にしました。年末の注文に備え、最初の1週間が勝負とのことでした。

朝日が昇る頃、漁に出発

北潟湖の寒ブナ、その魅力と特性

今回捕れたのは”マブナ”。「北潟湖特有の寒ブナは黄色がかった見た目が特徴で、淡白であっさりながらも本当においしい」と漁師の谷口さんは語ります。しかし、その数は少なく、今回、姿を見ることはできませんでした。

北潟湖の寒ブナを求め、県外から訪れるお客さまや問い合わせも少なくありません。「水温が冷たければ冷たいほど味が良くなる」と、寒さと戦いながら行われる作業の大変さを語りました。

寒ブナの楽しみ方

「寒ブナの刺身は、大根おろしを添えて醤油で食べるのが一番おいしい」と教えてくださいました。また、唐辛子を入れて煮て食べるのが好きな人もいるそう!北潟湖は海水が混じった汽水湖であるため、寒ブナに泥臭さがないのも魅力の一つです。

丁寧に網から外していく
取材にご協力いただいた、谷口さんご兄弟

北潟湖と湖畔

北潟湖は、福井県あわら市の北部に位置し、面積 2.14km2、周囲 14.0km、水深 2.5mで、福井県で3番目に大きな湖であり、越前加賀海岸国定公園に含まれています。また、日本の重要湿地 500(2001年)、生物多様性保全上重要な里地里山(2015年)に選定されており、湖、水田、里山…と、多様な生態系に応じた多様な生きものが生息しています。

北潟湖に架かる真っ赤な橋”アイリスブリッジ”と風車

多様で豊かな自然

北潟湖は海と直接つながるため、たくさんの種類の魚類がすむことが特徴です。なかにはシラウオやサケなど海と淡水域を行き交う魚類の姿もあります。また、北潟湖は多様な鳥たちも観察できます。冬にはマガンやハクチョウ類が飛来し、時にはオジロワシの姿もあります。湖周辺の湿地やため池には、多様なトンボ類も生息します。

福井県あわら市

全国幸福度ランキングで、2014年から5回連続1位を獲得した福井県の北の玄関口であるあわら市。
北陸有数の温泉地で、開湯140周年を迎えた「あわら温泉」をはじめ、宿場町としての文化が残る「金津地区」、淡水釣りやカヌーが盛んな「北潟湖」、北陸街道の歴史が息づく「吉崎・細呂木地区」、豊かな実りや美しい景観の丘陵地、田園、森林など、様々な魅力にあふれ、暮らす人も訪れる人も幸せな気持ちになれるスポットが数多くあります。

感幸プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=17tT6gFXkwo
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あわら温泉

あわら温泉は、明治16年に開湯し、140年以上の歴史を誇る名湯です。「関西の奥座敷」と呼ばれ、日帰り利用から宿泊まで、幅広い観光客に人気の温泉地です。

温泉総選挙2024においては、北陸エリア「美肌部門」の第1位に選ばれました。

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