株式会社ヤマアイクルーのプレスリリース
長野県北安曇郡小谷村を拠点に、白馬バレー全域で宿泊・飲食施設の企画・運営を手がける株式会社ヤマアイクルー(長野県小谷村、代表取締役:板谷良子、以下:当社)が運営するホステル「UNPLAN Village Hakuba」は、1865年(慶応元年)創業の老舗蔵元・市野屋酒造株式会社(長野県大町市、代表取締役CEO:北浦章、以下:市野屋)と共同で、ショットスタイルで楽しむ日本酒「SAKE SHOT(サケショット)」を2025年12月20日より販売開始いたします。
本商品はUNPLANブランドとして全国4拠点(新宿・神楽坂・福岡・白馬)でも取り扱いを予定しており、海外ゲストが多く訪れる白馬エリアのナイトシーンに合わせて開発した新シリーズです。
50mlの飲み切りサイズ、持ち運びしやすいガラスボトル、そして日本産果汁を使用した3種のフレーバー(りんご/ゆず/レモン)を揃え、“初めての日本酒体験”としても楽しめるラインナップになっています。
■ 開発背景:白馬のインバウンド需要に合う、日本酒の新しい入り口をつくるために
当社は白馬エリアで宿泊・飲食・サウナなど多岐にわたる事業を展開し、白馬バレーの新たな価値と魅力を国内外の旅行者へ届けています。白馬は海外ゲストの比率が非常に高く、冬季には世界中から旅行者が訪れる国際的なスノーリゾートです。日中はスキーやスノーボードを満喫し、夜はバーやパブ、ライブイベントなどで過ごす、アフタースキーのナイトライフも外国人旅行客にとって大きな楽しみのひとつとなっています。
そのナイトライフ文化の中で、クラフトビールやウイスキー、ショット系ドリンクが定着する一方、日本酒は「量が多く飲み切れない」「味の違いが分かりにくい」、「最初の一杯として選びにくい」という理由で外国人旅行客にとって手を伸ばしにくい存在でした。また、海外でSAKEブームが浸透している中、機会損失になっていました。
そこで、ヤマアイクルーと市野屋は「ショットとして気軽に楽しめる日本酒」という新しいスタイル を共同で企画しました。
● 少量で試せる
● 写真映えする
● お土産としても買いやすい
——そんな、海外ゲストが“最初に手に取りたくなる日本酒”を目指しました。
当社は白馬の魅力を旅行者に伝えていくことを引き続き強化してまいります。
■ SAKE SHOT の3つのこだわり
1. 大町の老舗蔵元「市野屋」による本格醸造
160年以上続く酒造技術を土台に、「日本酒初心者にも飲みやすく」を目指して丁寧に醸造。
米洗いから、味の決め手となる麹づくりや酒母づくり、三段仕込みまで、現在も全ての工程を手作業で行っています。豊かな自然に恵まれた長野の地で、良質な水と長野県産の酒造好適米を用いることで、最高の環境での酒造りを実現しています。
2. 手のひらサイズの50mlショットボトル
「まずはひとくち」の距離感で、日本酒の入り口をカジュアルに。海外ゲストから「日本酒は量が多くて躊躇する」「まずは少しだけ試したい」という声が多かったことから、ひとくちで日本酒の世界に触れられる量にこだわりました。ショットグラス感覚で試せるため、バーの1杯目や、仲間同士の乾杯、スキー帰りのちょい飲みにも最適。
さらに小瓶なので、持ち歩きやすく、お土産としてもまとめ買いしやすいのも特徴です。
3. カラフルで写真映えするデザイン
和柄を再構築したポップなラベルで、旅の写真にも映えるビジュアルに。 鮮やかな配色で、旅先での写真やSNSに映えるフォトジェニックなビジュアルに仕上げました。また、4種類のカラー展開にすることで、 「並べて写真を撮りたい」「飲み比べてみたい」 という海外ゲストの“遊び心”にも応えています。
手に取るだけでワクワクする、旅のお土産にもコレクションにもなる新しい日本酒体験を提供します。
■ 商品ラインナップ(全4種)
Plain(プレーン)
幻の酒米と言われる金紋錦を原料とし、米を39%まで磨いた純米大吟醸酒。大吟醸らしい果実や花の香りと、クリーミーなニュアンスが見事に調和する。良質米からの、奥行きのある旨味と清楚な印象の甘味があり、どこまでも上品な酒。
Yuzu flavor(ゆず)
山口県萩市で約250年前から栽培されている、太陽の恵みと農家さんが愛情たっぷりに育てた最高の味わいのゆずを100%使用。まろやかな酸味とさわやかな香り、たっぷりの果汁と純米酒のリキュール。
Apple flavor(りんご)
信州限定栽培の爽やかな【シナノリップ】と、香り高い【フジ】に当蔵の純米酒が調和したりんごリキュール。砂糖を一切使わない、ピュアなリキュール。
Lemon flavor(レモン)
シャープでスッキリと爽快な味わいの佐賀県産「リスボンレモン」を贅沢に使った純米日本酒仕込みのレモンリキュール。
■ お土産・ギフト展開
白馬旅のお土産にも最適な3本ギフトパッケージも展開
黒箱に3本を収めたギフト仕様で、白馬旅の思い出や外国人客へのお土産にも最適。
コンパクトで持ち帰りしやすく、見ていて楽しく、贈り物にも喜ばれる洗練されたデザインのセットになっています。
■ 販売情報
発売日: 2025年12月22日
販売形態: 単品(50ml)/3本ギフトセット
販売場所:
-
UNPLAN Village Hakuba
-
UNPLAN Shinjuku
-
UNPLAN Kagurazaka
-
UNPLAN Fukuoka
-
白馬周辺の飲食店・土産店(予定)
◼️株式会社市野屋 関係者コメント
■ 生酛造りへの想い:杜氏 大塚氏
江戸時代に確立されたこの製法は、当時は主流でしたが、現在では市場に出回る日本酒の1%にも満たないほど希少なものとなっています。
背景にあるのは、造る過程における膨大な手間と時間、そして自然の乳酸菌を育てるというリスクの大きさです。 しかし、この製法でしか生み出せない、現代の造りにはない複雑な味わいや豊かな酸味は、何物にも代えがたい魅力を持っています。私たちは、そんな日本酒の真髄とも言える魅力を伝えていきたいという強い想いで、酒造りに向き合っています。
■ 日本酒ショットの関わりと今後の期待について:三浦氏/加瀬氏
一升瓶の市場動向が落ち着き、四合瓶やさらに小さなサイズのニーズが高まる中で、今回の「日本酒SHOT」のお話をいただきました。社内だけでは50mlサイズという発想には至っておらず、このご提案があったからこそ実現できた企画です。自社単独では難しい挑戦だったからこそ、素晴らしい機会をいただけたと思っています。
使用しているレモンやりんごは、信頼を寄せる仲間の農家さんと共に作り上げたものです。甘味のバランスにもこだわり、白砂糖を一切使わず、1グラム単位で微調整を繰り返しました。生産者の皆さんと私たちの想いが重なり合って、この商品は完成しています。
小瓶で手に取りやすい形となった今回の商品。これをきっかけに、お酒の成り立ちや妥協のない造りを知っていただければ幸いです。そして、他の種類やサイズの日本酒にも興味を持っていただき、より多くの方に日本酒の魅力を知ってもらうこと。それが、私たちにとっての一番の喜びです。
◼️株式会社市野屋について
■ 市野屋について
長野県大町市に位置する市野屋は慶応元年、江戸末期に創業した日本酒の酒蔵。
豊かな水源に囲まれた市野屋ならではの取り組みとして、いくつもの性質の異なる水源から水を採取し、商品ごとに使い分けをしながら仕込み水として使用しています。
また、手間がかかり、難しい製法である生酛造りを中心としたラインナップで、お米本来の豊かな味わいを存分に楽しめるお酒を取り扱っています。
<会社概要>
会社名:株式会社市野屋
創業:1865年(慶応元年)
設立:1931年3月2日
所在地:〒398-0002 長野県大町市大町 2527番地イ号
事業内容:酒類の製造・販売
一般のお客様のお問合せについて: TEL 0261-22-0010 (市野屋・平日9:00~17:00)
■ UNPLANについて
UNPLAN(アンプラン)は “unplanned=計画されていない旅” を語源としたホステルブランド。
「思いがけない出会いや景色に出会える場所でありたい」という想いから、新宿・神楽坂・福岡・白馬の4拠点で世界中のゲストを迎えています。
◼️ヤマアイクルーについて
株式会社ヤマアイクルーは、白馬バレーの魅力を旅人へつなぐ「ゲスト・リレーションズ」を担う地域カンパニーです。宿泊・飲食・サウナなど多様な事業を展開し、世の中の常識を当てはめるのではなく国内外のゲストの個別の思いや快適さや体験を大切に、訪れる人一人ひとりに心に残る白馬の旅を提供します。白馬を愛する個性豊かなクルーが集まり、地域の魅力を未来へつなぐ拠点として活動しています。
◼️会社概要
会社名:株式会社ヤマアイクルー
代表:板谷良子
所在地:長野県北安曇郡小谷村大字千国乙12840-1
設立:2020年4月22日
事業内容:宿泊・飲食運営/地域観光・空間プロデュース
公式サイト:https://yamaai.net/#-company
■ 問い合わせ先
株式会社ヤマアイクルー
広報担当:丸山
MAIL:pr@fika.tokyo