水戸市と「環境パートナーシップ協定」締結

豊かな自然環境の継承と持続可能な街づくりへ連携

アサヒ飲料株式会社のプレスリリース

              
 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)と茨城県水戸市(市長 高橋靖)は1月30日に「環境パートナーシップ協定」を締結しました。

 本協定に基づき両者は、気候変動への対応、循環型社会の推進、環境保全の推進に連携・協力して取り組みます。具体的には、水戸市の家庭などから回収された使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生して飲料容器として再利用する「ボトルtoボトル」を展開します。また、大気中のCO2を吸収する機能を備えたアサヒ飲料の「CO2を食べる自販機」の設置を拡大し、吸収したCO2を建材などカーボンリサイクル製品に活用します。市民を対象とした環境教育と啓発活動も実施します。

 アサヒ飲料は、豊かな自然環境を将来世代に継承することを目指して環境施策を推進する水戸市と共に、持続可能な循環型社会の実現に貢献していきます。

<参考>

■CO2を食べる自販機

 飲み物を販売するだけでなく、内部に組み込まれた特殊な吸収材によって、大気中のCO2を回収するという機能を備えた、国内唯一の自動販売機です。吸収材は、加工や輸送に伴うCO2排出量を上回るCO2吸収効果を持ち、1台当たりの年間CO2吸収量は、稼働電力由来のCO2排出量の最大20%、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分に相当します。2023年6月に展開を開始し、2025年12月末時点で全国に5,000台以上を設置しています。

■「ボトルtoボトル」

 石油由来のペットボトル素材を調達し製造する場合と比較して、CO2排出量が少ないペットボトルのリサイクル法です。リサイクル時に発生する残渣を少なくするため、「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」と「ケミカルリサイクル(化学的再生法)」の2つの手法を組み合わせています。メカニカルリサイクルの工程で発生する『残余物※』をケミカルリサイクルしていくことで、メカニカルリサイクルのみの場合を上回るリサイクル率を目指します。

※ペット素材を多く含むパウダー状のもの

 ■メカニカルリサイクルとケミカルリサイクルの組み合わせ

 メカニカルリサイクルは、回収したペットボトルを高温で溶かして異物を取り除いてペット樹脂を再生する手法です。ケミカルリサイクルは、ペットボトルを分子レベルにまで化学分解して不純物を取り除き、新たな再生ペット樹脂とするものです。ケミカルリサイクルの方が高品質の再生ペット樹脂が出来上がりますが、コスト面では大がかりな分解設備などが不要なメカニカルリサイクルの方が優れているとされます。アサヒ飲料は、メカニカルリサイクルとケミカルリサイクルの組み合わせにより、リサイクル率の向上を目指しています。

 ■リサイクル工程における残渣と残余物

 メカニカルリサイクルではリサイクルの工程で約20%の残渣が発生しますが、そのうち5~10%の残余物はペットボトル以外のものへのリサイクルが主となっています。残余物の一部にはペットボトル素材が含まれているため、残余物もペットボトル原料に再生することで、効率的かつ持続的なリサイクルが実現できます。

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