JR東日本ローカルスタートアップファンド、南房総発のクラフトラムメーカー「ペナシュール房総」に出資

~ 持続可能なクラフト酒づくりを起点に、地域とつながる関係を拡げる協業へ ~

JR東日本スタートアップ株式会社のプレスリリース

JR東日本ローカルスタートアップ投資事業有限責任組合(以下、JR東日本ローカルスタートアップファンド)は、千葉県南房総市で国産クラフトラムの製造・販売を行うペナシュール房総株式会社(以下、ペナシュール房総)に出資しました。

本出資は、ペナシュール房総が掲げる「房総の自然と風土(テロワール)を映したラムを、世界で愛される存在へ」という挑戦を起点に、耕作放棄地の再生を含む一次産業の価値向上と、人の関わりを生み出す循環を共に育てていくことを目的としています。

ペナシュール房総の事業成長を通じて、南房総エリアで関わり続ける人が育ち、地域の持続的な成長とJR東日本グループの沿線価値向上の双方につながっていく可能性を見据えた協業です。

【会社概要】

商号:ペナシュール房総株式会社

所在地:千葉県南房総市千倉町南朝夷1019

代表者:青木 大成

資本金:880万円※資本準備金含む

設立:2021年9月6日

事業内容:ラム酒、リキュール等の製造、販売
URL:https://rhumboso.com/

【ペナシュール房総について】

ペナシュール房総は、千葉県南房総市にて、かつて地域で行われていたサトウキビ栽培を復活させ、日本国内では初めて栽培から蒸留・熟成までを一貫して行う“Farm to Bar”のラムづくりに取り組むクラフトラムメーカーであり、酒づくりを通じた地域の持続的な成長を目指しています。

南房総の自社畑で育てたサトウキビを原料に、古民家を改修した蒸留所で醸造・蒸留。自社製の釜型蒸留器による蒸留や、地域に自生するマテバシイなどの素材を活かした熟成の探求を通じて、房総の自然や風土を映したラムづくりを行っています。

原料のサトウキビはラム専用に独自の自然栽培によって育てられ、香りを核とした酒質を追求。こうした取り組みは国内外で注目を集め、フランスの美食ガイド誌「ゴ・エ・ミヨ(Gault & Millau)」において「ラム酒に携わる世界の15人」に選出されるなど、国際的に評価されています。

また研究開発においても千葉大学との産学連携で、世界に例のないサトウキビの搾りかすである「バガス」を活用したラムの製造方法を開発し特許の申請を行うなど、地域や業界の未来創造にも積極的に取り組んでいます。

ペナシュール房総は、房総半島という土地の個性をラムという形に凝縮し、将来的には世界中の酒場で「BOSOを一杯!」とオーダーされる存在になることを目標に掲げています。

古民家をリノベーションした蒸留所
オリジナル蒸留器

【今後のJR東日本グループとの協業について】

JR東日本グループとペナシュール房総は、これまで外房線を走るイベント列車でのラム酒提供などを通じて、南房総発のクラフトラムの魅力発信に取り組んできました。

今回の出資を契機に、両者は「クラフトラムづくりを核とした事業の成長」と「人の流れを通じた地域の持続的な発展」を同時に実現する協業関係の構築を目指します。ペナシュール房総が取り組む“Farm to Bar”のラムづくりは、農業、加工、発信、体験といった要素を内包し、事業の広がりとともに南房総エリアとの世代を越えた継続的な関わりを生み出していきます。

こうした事業成長が生み出す人の動きを、ペナシュール房総を核としつつ、地域の観光、教育関係者とも連携しながら、鉄道・駅・地域拠点との接続可能性を見据え、地域に滞在し、関わり続ける人を増やす循環づくりを検討していきます。

また、両者は、サトウキビ栽培を起点とした取り組みを軸に、房総の風土や産業の価値を次世代へとつなぎ、地域発のクラフトラム酒を通じて、地域と関わり続ける人が育つ持続的な地域づくりを、段階的に実現していくことを目指します。

ワイナリートレインでBOSO Rhumを提供
海辺の自社農園サトウキビ畑

【JR東日本ローカルスタートアップファンドについて】

所在地:東京都港区高輪二丁目21-42 TokyoYard Building

有限責任組合員:東日本旅客鉄道株式会社

無限責任組合員:JR東日本スタートアップ株式会社

ファンド運用規模:10億円

ファンド運用期間:20年(延長有)

出資対象:地域活性に資する事業で、かつ持続的な成長と当社グループとの事業シナジーを見込める事業者

URL:https://jrestartup.co.jp/jre-lsup/

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