~ 無調整豆乳の生産量156,927㎘(114.5%)をはじめ、豆乳類すべてのカテゴリーにおいて生産量が増加、全体では、前年比108.2%と、市場は大きく拡大 ~
日本豆乳協会のプレスリリース
日本豆乳協会(事務局:千代田区神保町 会長:山﨑 孝一 キッコーマンソイフーズ株式会社 代表取締役社長、事務局長:安部 徹、以下豆乳協会)では、2025年1-12月期における豆乳市場の動向について検証したところ、豆乳類全体の生産量は444,552㎘(前年比:108.2%)となりました。
2025年(1年間)における豆乳生産量を豆乳類の分類ごとにみると、「豆乳(無調整)」の生産量は156,927㎘(114.5%)と最も高い成長率を示しており、過去最高を記録しています。「調製豆乳」は204,319㎘(106.9%)、「果汁入り豆乳飲料」は17,472㎘(104.1%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は50,378㎘(100.7%)と、いずれも前年を上回りました。主に業務用の豆乳である「その他」のカテゴリーにおいては15.456㎘(114.0%)と高い増加を示すなど、すべての豆乳類の各カテゴリーでの生産量が前年を上回る結果となり、豆乳が幅広い生活シーンに定着していることがうかがえます。なお、出荷量においても、生産量と同様の傾向を示しています。
一方、第4四半期(2025年10月‐12月期)の生産量は、118,432㎘(前年同期比:109.5%)に達しました。カテゴリー別では、「豆乳(無調整)」の生産量は43,666㎘(117.9%)、「調製豆乳」の53,471㎘(106.3%)、「果汁入り豆乳飲料」の4,214㎘(103.8%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」が13,130㎘(100.9%)、主に業務用を用途とする「その他」において、3,952㎘(104.7%)と、いずれも前年を上回っています。出荷量においても生産量と同様の傾向を示しています。
豆乳市場は、2020年に過去最高値となる43万㎘を達成しましたが、その後、値上げによる消費者の買い控え等が起因し、一時期、市場は低迷しました。しかし、2024年から、豆乳協会と業界一丸となって展開した様々な広報活動が奏功したため、短期間で急速に豆乳の生産量を巻き返し、拡大につながりました。特に本年は、日本豆乳協会が、6月12日の「ヘルシーソイラテの日」や、10月12日の「豆乳の日」を中心とする豆乳月間(10月)に、積極的に啓発・啓蒙活動を展開し、生活者に豆乳の特長や有効性を訴求しました。また、食育活動の継続的な展開、生活者に対して、たんぱく質摂取の重要性を訴求したり、大豆たんぱくやイソフラボンを手軽に摂取することができるといった豆乳の成分に関する情報を積極的に発信しました。その結果、豆乳の成分に対する理解が深まり、健康に気を配る生活者の中で、他の飲料や食品の代替としてだけではなく、「豆乳を好んで選ぶ」人が増え、需要の高さにつながったとみています。
加えて、加盟企業各社においても、豆乳市場のさらなる拡大を狙い、イベントやキャンペーン、プロモーションを積極的に展開しました。そして、健康志向を追い風に、「白物豆乳」と呼ばれている「無調整豆乳」や「調製豆乳」のニーズが年々高まっている中で、加盟企業各社が「国産大豆」を使用したより高品質な無調整豆乳や、砂糖不使用、カロリーオフ等の「調製豆乳」を開発・提供したことで、消費者に受容され、市場をより拡大させました。
豆乳協会では、引き続き、国民一人あたりの豆乳(類)年間飲用消費量を4ℓに増加させ(2022年3.4ℓ / 総人口12,500万人)、年間総生産量を50万㎘にすることを目標に、豆乳に対する人々の理解や関心を高めるため、年間を通じて様々な啓発・啓蒙活動を展開していきます。
(参考)
日本豆乳協会は、豆乳および豆乳製品の普及を第一の目的に様々な啓蒙活動を行っています。昭和54年(1979年)9月1日に設立して以来、豆乳メーカー各社が会員となり、メーカー同士の親睦や情報交換、さらには他の機関や団体との協調を図っています。豆乳類の製造、加工、品質、流通に関する研究はもちろん、業界の健全な育成、発展に寄与することをミッションに、日々、豆乳の普及や期待される効果・効能の啓蒙活動を展開しています。毎年10月12日を「豆乳の日」、6月12日を「ヘルシーソイラテの日」と制定し、業界全体が一丸となって豆乳の普及に向けて様々な活動を行っています。